信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

信州から日々の情報・映画・草花・軽登山等‥気まぐれに情報発信していきます

人魚の眠る家

2018-11-30 07:26:37 | 映画

会社経営者の播磨和昌(西島秀俊)と妻の薫子(篠原涼子)は2人の子供を授かるが、現在は別居している。

ある日、娘の瑞穂がプールで溺れて意識不明になり、医師に脳死と診断される。臓器提供を希望するか

このまま死を待つかの選択を迫られる夫婦は、悩んだ末に臓器提供を決意するが、薫子が一瞬だけ瑞穂

の手が動いたのを見てそれを撤回する。和昌の会社が開発した最先端技術を駆使した延命治療が始まり

彼女は眠ったまま成長していくが

幼い娘がプールで水死した・・・医師に脳死状態でもう意識は戻らないと言われても、心臓は動いている

ので、死んだと認めたくない親の気持ちは良く解ります。父親の和昌が脳死状態の娘に横隔膜ペースメーカー

を取り付けて自力呼吸させ、母親は、娘が人工呼吸器なしで呼吸しているのを持て喜ぶ・・・

でも、脳死状態で自力呼吸していても、生きていると言えるのだろうか? さらに和昌は、自社で開発中の

電気信号で脊髄に人工的信号を流して、娘の足や手を動かせるようにする・・・

いくら科学技術が進歩しても、死者(脳死)を電気信号によって意のままに動かすことは許されるのだろうか?

人の死とは何か?脳死は人の死か?生と死の境目は何か?脳が死んでいるのに自力で呼吸しているのは

生きていることになるのか?死んだ人間を電気信号で動かすことは許されるのか?臓器移植は?

死について色々考えさせられる話でした。 私は臓器移植に関し関しては「自分が死んだら使える所は全部

使ってくれ」と家族にも話しているし免許の裏・保険証の裏にも提供意思をしているので問題は無いと思う

 日本の脳死に関する『死』に対して

の矛盾に対する監督がアプローチした作品だと思います。篠原涼子さんの鬼気迫る演技は秀逸でした ☆☆☆☆



日日是好日

2018-11-29 07:30:30 | 映画

大学生の典子(黒木華)は、突然母親から茶道を勧められる。戸惑いながらも従姉・美智子(多部未華子)と共に

タダモノではないとうわさの茶道教室の先生・武田のおばさん(樹木希林)の指導を受けることになる

遅くなりましたが地元の館での上映が始まって居たので此れは見逃せないと・・・

惜しい方を亡くしました。観ずにはいられない、樹木希林さんの遺作でもあります。亡くなってから、樹木希林

さんに代わる女優は誰だろう?と、考えてもみましたが、居ませんね~唯一無二。。。揺るぎない存在感でした

さて、話は?40年前に習っていた茶道(裏千家)・(実は御免除も持っています)ですが、映画を見ているうち

に思い出しました。高校時代に授業の一環として茶道は、覚えることがいっぱいで、主人公たちのように何て

形式的なんだろう?と、思ったこともありました。樹木希林さん、演じる武田先生の「頭で考えないのよ・・・」

の台詞に先生の言葉を思い出しました。同じことの繰り返しの大切さと、同じ人、同じ季節、同じ事の繰り返し

のようでも全く同じ事は二度とない、だからこそ、今この瞬間を大切に、慈しむ・・・

「日日是好日」の意味って・・・と主人公たちで話す場面がありましたが、意味を語らずとも、映画自体がその

お題そのものでした。24節季の表示とともに、庭の自然と茶花と軸、それに武田先生の着物・・・観て楽しむ

ものも満載でした。限られた時間の中でありのままに生きる、まさに日日是好日を生きた人の発する言葉だから

こそ、人の心を揺さぶるのだと感じました。

樹木希林さん 万引き家族の老婆と180°違った凛とした演技に、流石唯一無二の女優だと改めて感心しました。

黒木華さんも相変わらず10代の少女から40代まで見事な演技で素晴らしい女優さんだな~と改めて思う

辛く迷えることもありますが、人生、好し!でいきたいと思えました。

  日本の美・慎ましさを

同じことができる幸せを  

 自分はどれ程感じているだろう?

二十四の季節を何度繰り返しても同じことができる事がどれほど贅沢なことなのか・・・ご冥福をお祈りいたします

                                        三回は泣けます ☆☆☆☆☆


富士見町『中学林(なかがくりん)』より富士望む

2018-11-28 08:30:56 | 富士観100景

AM4時20分、高ボッチ高原の何時もの場所に三脚を立てカメラをスタンバイ・・・

     富士の姿も肉眼で確認出来る・・・良し!!雲海は期待できそうに無いがまっ良いか・・・

カメラの電源を入れる・・・・・????ん????? あ~昨晩、充電していて忘れて来た・・・駄目だ・・・

考えてもしょうがないので一路、自宅へ向かう。。。只では転びません!! AM5時35分 新たな場所に居ます

微妙にずれていますがご容赦を・・ 甲斐駒ケ岳から富士山・八ヶ岳(編み笠)まで望める場所に来ました

高ボッチから急いで帰宅!電池を入れて向かったのは『中学林(なかがくりん)』

 

富士山頂に傘雲が掛かって居ます あ~高ボッチからはどうだっただろう・・・・ あっ!!この場所ですが実は・・

 以前、私の

ブログで富士見町の残念なお知らせと書いたのですが、それがこの場所の事です。。。

この「中学林」時代劇ロケ地の聖地とされている場所で最近では『関ケ原』『忍びの国』ドラマ『真田丸』等の撮影が

年に10~15回位は映画やCMの撮影に使われている場所なんですよ~ 私は大分前よりこの場所は知っていたのですが

某・大手新聞社の電子版のニュースでこの場所が「メガソーラー用地」になると言うのを知りました・・・😞

 傘雲掛かる

5分後には?

あれ??少しばかり周りをうろついておりカメラを離れた隙にいつの間にか雲が無くなっている‥早いな

さて、話は変わりこの場所ですが富士見町境にあり12.6haと広大な土地で地元財産区の持ち物らしいですが

今年度中にも造成工事が始まるそうです・・・映画のロケ地として人工物が映らないことに加え、ロケ地としての魅力

は広い・東京から近い・国定公園外なので自由にセットを組める・撮影用の馬も近くにいる(小淵沢馬術競技場)・

駐車スペースがあるなど。絶好の場所なのですが・・・諏訪圏にとっても経済効果も大きと思うのですが・・・

何より個人的に気になるのが何故に町の広報とかで何も説明が無いのか?境の財産区の物だから?納得出来ない

  

と、個人がブツブツ言っても始まらない無いでしょうし・・諏訪圏フィルムコミッションの方々立ち上がりませんか?

6時37分 中学林にも日が差し始めました・・幸先の良い日なのか悪い日なのか? 少しつまづいた一日の始まりです


ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

2018-11-27 07:39:24 | 映画

ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、学者として魔法動物を守るため、不思議な

空間が広がるトランクを手に世界中を旅している。ある日、捕まっていた“黒い魔法使い”グリンデル

バルド(ジョニー・デップ)が逃亡する。ニュートは、人間界を転覆させようと画策するグリンデルバルド

を追い、魔法動物たちと一緒にパリの魔法界へ向かう。

先ず、クリーデンス・・・生きてたの?から始まりました。どうやって生き延びたのか?なんて考える

暇もなくストーリーが進んでいき、そのうち、クリーデンスがどうして生きられたのか?なんてどうでも

よくなってしまいました。女房に前作を見ていなくても大丈夫!と言ったのが間違いで、ファンタビ1を

観ていないと、話についていくのは本当に大変です。チラリと出てくる名前が何のことなのか?解ると話

の整理はしやすいのですが、全5部作と聞いているので、2作目のストーリーが中途半端(良くある事)な

事に・・・モヤモヤ感はこんなものでしょう。

今回に限っては、魔法動物やニュートたちよりも、ダンブルドア先生の過去を掘り下げるための伏線という

感じでした。ダンブルドア家の過去がこれから明らかになるのでしょうか?

後半に出てくるジョニーデップもいまいろいろ大変そうですが、グリンデルバルド、はまり役なのでは?

ジュードロウのダンブルドア先生も中々良いのでは無いでしょうか?ニコラスフラメルこそ、死を制した人

じゃないの??と言いたくなる戦いっぷりでしたがね(笑)

 前作では、沢山出てきた魔法動物

               があまり出てこなくて残念でした。 最後は、そっちに繋がるの? ☆☆☆   


池田町「福源酒造」さんを訪ねる

2018-11-26 07:30:30 | 酒蔵探訪

    池田町に立ち寄る際には何故か?毎回同じ酒蔵に寄っているので「たまには福源酒造によろうぜ!」と

   

    国道51号線から池田二丁目の交差点を一本路地に入ると「福源酒造さん」がある 

                                    あれ?何時の間にこんなに綺麗に?

        

                 一寸ビックリ      おお~~??

       

       

    素晴らしい建物になって居るでは無いですか~ こちら「福源酒造」さんは1758年よりの古い酒蔵です

    安曇野の地で酒を作り続けて来られていますし、大量に作って居る訳では無いので小売店に出ているお酒は

    数種類だけです。こうして蔵に来るか今はオンラインショップもありますが此処でしか買えないお酒があります

        

                      陶器の浮き球

    厳寒期の安曇野で酒造りは昼夜をかけておこなわれ、仕込水は北アルプス連峰より湧き出る冷たく清らかな

    井戸水 蔵人たちの手により減農薬農法にて自社栽培される酒米。そして江戸時代より代々受け継がれる

    福源杜氏の秘技。小さな蔵だからこそ出来うる『酒』がこちらにはあるとお思います。話をしていると「蔵」

    の熱さが伝わってきました

   

    今回はオンラインショップでも販売していない「ねくたる」ネクターをイメージした醪を布でザクっとこした

    トロミのあるお酒とアイガモ農法の酒米と安曇野の湧水使用の「安曇野」秘蔵酵母の「ふ」のお酒を

       頂きました。後・・・少し気になる酒蔵があるので安曇野に立ち寄った際には寄りたいと思います


旧国鉄篠ノ井線廃線敷コースを歩く?(下見)

2018-11-25 07:30:30 | 中信地方

    一寸した用事があり、女房の実家に行くことがありならばと紅葉も終わって居るし来春の下見にと

  

    旧国鉄篠ノ井線廃線敷ウォークの下見に行きますか?と・・・ 安曇野の北東部にある明科町にある廃線敷

       

   今回は本当に下見の為、漆久保トンネルの駐車場に車を止め此処を中心に下見です

   西条駅と明科駅の間に開削された大小5個のトンネルの一つで、明科で焼かれたレンガが使われています。

   明治時代の面影が今でも色濃く残る、総レンガ造りのトンネルで、このトンネルの上を通る細い道は大昔、善光寺

   へ通じる道だったそうです。そこで、木曽御嶽山の表参道を開いた普寛と、裏参道を開いた覚明、2人の像を

   立て祀ることで、この道を通る旅人の安全を願ったと言われています。ちなみに「普寛」の鼻の頭が無いのは

   測量の為、測量士邪魔だったので欠いてしまったのだそうです。。(やっちゃいましたね~~)

      

    普寛・覚明の象の建つ上にある祠は何を祀っているのか? 祭壇がありましたね では下って見ようかと

     トンネルの反対側

   

    煉瓦のトンネルの中は機関車が走った名残でしょうか? すすけています 

                                 トンネルの中は暗いですが通り抜けます

       

           トンネル下には小沢遂道があり当時の面影を残したままである

   

   もう一つ上の旧第二白坂トンネル迄行って見たが駐車場からトンネルが解らず延々と歩くも時間切れ・・・

       

    何方か廃線ウォークの再、落とされたようでメガネが落ちていました(老眼鏡の様です)間違ってこの

    ブログを覗いたら此処に落ちてますよ~ 来春はきっと歩きに来たいと思います。

                               義理の妹も「良いよ~」と、言っていたので

    昭和63年まで使って居たと言う事は、私が学生の頃はまだ使って居たんですね。聖高原から来ていた

                        同級生も・・・昔を又、懐かしんで歩いてみたいと思います


甘利山より富士を望む 2018

2018-11-24 07:30:30 | 富士観100景

もう一度高ボッチへ行くチャンスだったのだが、ふと気が付き「甘利山」の冬季閉鎖は今年は何時?

      気が付いて良かった!!26日午後5時で閉鎖になるではないか!! 今日しかチャンスが無い!?

自宅からは高ボッチよりも遠い・・・・1時間半程掛かるのでAM3時・自宅を出発‥既に遅し・・ベストポイントは。。。

  

既にカメラマンが一杯、端の方でスタンバイ 4時32分山梨の夜景の上に富士の姿はバッチリ ISO400 F8 30秒露光

 

5時17分 東の空が大分赤く染まってきました   まだまだ地上の星は輝ています頭の中で中島みゆきが・・・・

 東雲の空

 

地上の星が消えゆく頃、「かわたれ時(彼は誰時)」と呼ばれる景色へとうつりかわってゆく一番冷え込む時間でもある

 

6時13分 もう少しで日の出だろう・・・ 日の出までは居ない方たちが帰路に着き始める 私はもう少し

 

6時27分 日が昇り始めた。 此処でWBをオートからチェンジしてと、あるWBに変える 空を青く魅せたい為に

6時30分 御来光です。さて・・・私も帰路に着くとします 高ボッチは・・・もう一度は!!雪が降らない事を願う


原村 星空のイルミネーション2018~星降る村の灯りと光~

2018-11-23 07:30:30 | 原村

     今年も始まって居ます。「星空のイルミネーション2018~星降る村の灯りと光」ではと向かいます

    

標高1300mに位置する長野県原村 毎年恒例の冬のイベント「星空のイルミネーション」が始まって居ます

澄んだ空気の中、原村の満天の星空と共に、地上に広がるイルミネーションと心温まる冬のイベントが楽しめますよ

ひょっこり鹿が

          今年は『青い鳥を探せ』がテーマらしいので探して見ました・・・

  

巣の中の小鳥は撫でてあげると・・・探しに行って撫でてあげてくださいね! 良い事あるかもしれませんよ?

明日11月24日と12月15日にはイベントも行われるそうです詳細は 原村観光連盟 こちらをクリックしてね


茅野市 大衆割烹「伊織」

2018-11-22 07:30:30 | 美味しいもの

      茅野市上原 広い通りから少し奥まっている為分かり辛い立地条件ではありますが

                 地元の評判が良いので一度は伺って見たいと思っていた一軒です

 

      大衆割烹「伊織」店内には昭和歌謡が流れています。我々世代には懐かしくも有り妙に落ち着きます

        

                        ブリカマ・・・

    

      女房は「鮪とろろ丼」鮪祭りと銘打った時期でしたのでそれではと、私は「鮪叩き丼」をと

 

       合わせ・・・どうしてもメニューを見たら止められなかった

                   「ブリカマ」も頼んでしまいました飲める訳でも無いのに・・

 

      で?どうなの?鮪の叩き丼? 鮪も良い物を使って居事もあり鮪を炙った事により鮪に香ばしさと脂の

      甘みが出て美味 鮪の下にはバターで炒め醤油等で味付けされた玉葱が少し甘めで上手く調和しており

      口中でバターが意外な美味しさ このお値段で良い鮪を使って居るな~と感心させら私の周りの方もれ

      あそこは美味しいよと言われた訳が解りました。。        

                   メニューは豊富なので飲まれる方飲まれない方にも良いお店だと思います


恵那市 「ひかり食堂」

2018-11-21 07:30:30 | 美味しいもの

      恵那に伺った際、お昼を何処で食べようか?と、なり・・・色々調べた結果

                                 中々面白そうな店が見つかった

   

      恵那市駅前なのですがナビにより案内された場所は・・・お~っと!!通り過ぎた? 脇道の見える看板

      この露地か~仕方なく近くの道を一周し、入り直す。駐車場はお店の横にあり3台くらいは止まれそう

       

      ん~残念 何がって?食品サンプルじゃない事にです。

                        以前はそうだったんだろうが今は写真になってました

     店内は? 

      お~レトロ 実はこのお店既に終わってしまいましたが国営放送の「半分、青い」の楡野家『

      つくし食堂』のメニュー・値段のモデルと、なったお店と言われています。フェースブックでによれば

      国営放送から昭和当時の値段や人気商品などを取材されたとの事。そして放送時の店内の風景がこちら

      『ひかり食堂』さんの店内とよく似ている事からドラマの聖地化しているそうです

  

      と、言う訳で頼んだのは・・・女房が一日限定5食の「ポテトコロッケ」少し分けてもらったのですが

      此れがしっとりしていて旨い!ポテトコロッケこんなに旨かった?と思えるほどお会計の再、馬鈴薯は

      何を使って居るのか聞くと『男爵』やっぱりな~『男爵』は旨いよな~最近は置いておいても『芽』の

      深くならない「メークイン」が主になってるからな~

       

      私はというと「カツ丼」を頂いてみました。こちらも又「ザ!昭和」しかし旨い~~ 少し濃い目の

      味付けに卵多めのトロトロの煮具合 香の物とお味噌汁(赤だし)とシンプルながらも卵の柔らかさ

      とカツの掛け合いがベスト!!

 

      久しぶりに「カツ丼」旨いな~と思いましたね。昭和の香り満載の「ひかり食堂」

       スパゲティー~オムライス・ハンバーグ・刺身・うどん・ラーメンと昔懐かしい昭和の食堂なのですが

      (母はオムライス)どれを頂いても美味しかった!! 又の期会があれば寄りますね