信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

信州から日々の情報・映画・草花・軽登山等‥気まぐれに情報発信していきます

PK

2017-03-31 14:49:25 | 映画

留学先のベルギーで恋に破れ、祖国インドのテレビ局に勤務するジャグー(アヌシュカ・シャルマ)は、ある日黄色いヘルメットをかぶって

大きなラジカセを持ち、さまざまな宗教の飾りを身に着け、チラシを配布する男(アーミル・カーン)と出会う。PKというその男は神様を

探しているらしく、興味を持ったジャグーは彼を取材する。しかし、PKが語る話は途方もない内容でした。

あらすじを見た時に「宗教」と書かれていたので・・・もしかして重いのかな~?と、思っていたのですが・・・え?主人公『宇宙人』?

惑星調査のため地球にやってきた宇宙人後にPK(あくまであだ名「酔っ払いと言う意味」)。彼は裸で、地球語を知らないから言葉を喋れ

ない。その大きな目と、耳がイメージとした「E.T」PKは生まれたば特徴的そして、とても純粋無垢な存在。遊女との出会いで言葉を覚えた

彼は新しい解釈でもって、地球における宗教に疑問を投じる。今作の悪は「ニセ宗教の教祖」。とても合理的な意見で、教祖の言う神の

お告げの矛盾を鋭くつく!このあたりの「先生、ナンデー」と、賢い小学生さながらの論破会話劇は思わず納得!しかし、PKは「人生に

ムダなもの」合理的とは言えない「愛」を知ってしまう。ここからは怒涛の展開。切ないラブロマンスであり、不条理な事故・事件から

「神はいないのか」と人間を、PKを見捨てた神を恨む。神を信じても意味がないのか。それでも、この映画は「信仰にも意味がある」と

言う。「間違い電話」という言葉遊びが二転三転し、1人の女性にとって大事な男性は、まるで神を信じるように、その電話を待ち続けて

報われる・・・・まばたきを覚え、地球人になったかのようなPK。彼の唯一ついた嘘が「愛」の為だと気付き、又も涙腺が緩んでしまう

ここでしんみりなり過ぎずに、楽しく劇場から返してくれるのも最高。映画の優しさに包まれた。

                                        久しぶりに本当に感動する映画に出会えました

  愛&宗教&スペース宇宙&インド特有

のミュージカル 全てがぎっしり詰め込んで2時間33分 アッと言うまでした DVDでたら買ってしまうでしょうね~

                                           映画って本当に良い物ですね ☆☆☆☆☆


パッセンジャー

2017-03-30 13:12:43 | 映画

近未来、5,000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、人々の移住地に向かうべく地球を出発。到着までの120年、冬眠装置で眠る乗客

のうちエンジニアのジム(クリス・プラット)と作家のオーロラ(ジェニファー・ローレンス)だけが、予定より90年も早く目覚めてしまう。

絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索するうちに、2人は惹かれ合っていくのだが予期せぬ困難が立ちはだかる

一年間以上にも及ぶ孤独と絶望。唯一の話し相手であるアンドロイドは善悪の区別がつかず、ジムの孤独感は増していく・・・

前半一人で生きて行く所は何処か少し前のあの作品を思い出します。

ジムの目覚めた理由に関しては、もう少し必然性を感じさせる内容があっても良かったのではないかな~と思う。宇宙船のシステムが

復旧の為のエンジニアを選び意図的に起こしたのかと思えば、ただの不具合による偶発的な事故だったし、もしくは偶発的な事故を通して

システムの不具合の核心に迫るのかと思えば、そういう訳でも無かった。。。つまり、ジムの目覚めは単なる事故?の延長線に過ぎない。

予告を見ても「理由があるはず」と言って居た様な・・まっともあれ映像は文句なしに良かったです。ストーリーは、ラストにもう一捻り

あると、さらに良かったかも?とあるモノの格差には笑いましたし、ジェニファー・ローレンスだけでも見る価値ありです。(笑)

最後のシーンは、宇宙船が「ノアの箱舟」のように感じたのは私だけではないと思う。

  宇宙空間の映像はやはり映画館の大きなスクリーンで ☆☆☆

 

 


お蕎麦とおざらの美味しいお店 小淵沢 『食彩工房 雅』

2017-03-29 14:13:53 | 美味しいもの

      小淵沢の駅前より少し北西の方角に行くと古民家の「お蕎麦屋さん」があります。

   

      タイミングが中々合わず・・・数回来ていたのですが、お休みの日(木曜日)ばかりでした。

     (学習しろよ!!) 大正時代に建てられた蔵のある古民家を利用しているそうです。ご主人はこちら

      の家で生まれ育ったそうです。入り口にお品書きが

        

      ん??!『おざら』?嫌、今日はお蕎麦を食べに来たのだから・・・と、「おざらはまぁ~大概の

             物だろうから・・・」と、店内?に入って見る 普通に民家

     

      障子越しの明かりが春の日差しの柔らかさを一段と感じさせます。おかみさんに「おざらも、もしか

      してこちらの手打ちですか?」と、訪ねて見る・・・「そうですよ」  えっ!捨てがたい・・・

      蕎麦も食べたいし…迷っていると・・・「もりとおざら両方食べれば?」「嫌~蕎麦なら鴨せいろが

      食べたいので・・・」「天おざらで!」   来ました来ました・・おっ!良いね~

        

      「おざら」は山梨の郷土料理の一つで「ほうとう」と「冷や麦」の中間位の太さの麺で冷やした麺

      を温かい汁に付けて頂く物です。「ほうとう」の麺を冷やして食べる物と勘違いしている方もいる

      ようですが、違います。 ツルツルとしたのど越し!饂飩やほうとうとは違います讃岐うどんほどの

      『こし』では無いですが心地よい歯ごたえ・・・久しぶりに美味しい「おざら」を食べたな~ 

      嫌~穴場でした。 フキノトウの天婦羅も美味しかったですが「蕗味噌」も、そして「海老天」が

      えっ?と思う程良い海老を使っておりΣ(゚Д゚) 美味しかったです。 帰り際「おざらはどうでしたか?」

      と、聞かれ「美味しかったですよ~ 次回は鴨せいろを頂きに来ます」と・・・


キングコング:髑髏島の巨神

2017-03-28 13:10:27 | 映画

コンラッド(トム・ヒドルストン)率いる調査遠征隊が、未知の生物を探すべく、神話上の存在とされてきた謎の島に潜入する。

しかし、その島は人間が足を踏み入れるべきではない“髑髏島”だった。島には骸骨が散乱しており、さらに岩壁には巨大な手の形をした

血の跡を目撃する。そして彼らの前に、神なる存在であるキングコングが出現。人間は、凶暴なキングコングに立ち向かうすべがなく

更に巨大生物から逃げ惑うが・・・・・

時代設定が1973年、ベトナム戦争が終結した時点においたことがポイントでした。当時は既に偵察衛星も打ち上げられており現在ほどは

解像度は良くありませんが地球上の隅々の映像が入手出来るようになって居ました。現在だと解像度が良すぎてネタバレで終わってますな!

これまで存在すら知られていなかった南太平洋の“スカル・アイランド”が発見されます。早速島への学術調査を目的とした探検隊が組まれ

一行は島に向かうことになります。ですが、探検隊に表向きとは違う本当の目的が・・・そのため島に到着するなり、いきなり爆弾を大量

に投下して、巨大未確認生物を炙り出す挑発行動を展開したのでした。しかし、突如ヘリコプター部隊は、全滅。。。

予告編だけでは、意味なく凶暴と思われたかもしれません。でも現地民からコングは“神”と崇められていて、島の平和を乱す存在と戦って

いたのでした。だから探検隊の傍若無人な爆弾投下に怒ったのですね。極めつけは、島のラスボスといえそうなオオトカゲ怪獣の登場。

このキャラは、日本アニメの“カオナシ”からインスパイアされているそうですよ!そしてこの怪獣とゴジラの間には因縁があって

タイミング良く登場したコングとオオトカゲとド迫力なバトルが繰り広げられることが本作のハイライトとなりました。

本作でも美女には優しい一面は健在。美しい女性と視線を合わせるとき、コングは思わず涙ぐみます。本作で凶暴に見えたコングは、

やっぱり昔から知っているキングコングでした。

 2020年公開予定のキングコング対ゴジラ

エンドロール後の予告を見ると・・・・モスラ・キングギドラ・・・も出るのか?? 期待せずにいられないですね~

              クライマックスでキングコングの義理人情を感じることができ、ちょっとホロリと来ました。☆☆☆☆


甲州市 小倉山~上条山ハイキング

2017-03-27 13:27:47 | トレッキング

      さて、ザゼンソウも堪能した所でここからは少し「山歩き」です。 小倉山展望台を目指します。

   

         ザゼンソウ公園が標高810mで終わりと言う事は・・・小倉山山頂が955m

          高低差145m程なので気楽ですね~

    

       ほんの少し歩くと開けて場所に・・・・所々朝の冷え込みで『霜柱』立っています。

 15分程で分岐点に

                                   少し登ると、見えてきましたね~ 

        

         山頂には二階建ての展望台が・・・・ 後でと思った「三角点」の撮影を忘れました・・・

                    展望台の左手前位にあります。

   

   

      展望台からの眺望は「勝沼・笛吹市・市川・・・」と甲府盆地を一望 南アルプス・鳳凰三山も見渡せます

  甲斐駒ケ岳      

  富士山の姿も

       少しのんびりし、ピストンで帰るつもりでしたが余りにもあっけ無かったので

            「尾根道コース」を通って上条山を回りたいと思います

    

        分岐を過ぎるとしばらくは平坦な尾根道です  少し下ったり登ったりを繰り返し・・・ 

斜面を歩いたりと1.3K程歩くと

        『上条山』山頂に到着です。 ふ~ん 小倉山よりも標高は高いんだ~ もう少し先に「上条峠」

        があり、展望台と東屋が有るのですが少々予定もあるのでそのまま下ります。 

        上条峠から平沢集落に下る道が少々落ち葉で隠れ解りずらくなって居るのでお気を付け下さい


山梨甲州市塩山 竹森のザゼンソウ

2017-03-26 12:12:12 | 山梨県

      ザゼンソウ続きです。山梨県甲州市塩山玉宮地区に ザゼンソウ群落があると聞いたので

      1時間少しで着くところなので  ナビに従い

      (バイクにホルダー取り付けたら具合い良い事)   小倉山ハイキングは後程・・・

            駐車場から400m程の場所です。

      入り口には鹿除けの「電気柵」があり、自身で外して入る様になって居ます。 

                             小さな小川が流れておりもう雪もありません

   

        

                     杉の根元にチョコと・・・ 

   

     

       遊歩道も綺麗に整備されいますし、ザゼンソウも「こんなに咲いて居るんだ~」

                             とビックリする位に多いです。いや~有名な訳だ!

      竹森のザゼンソウは本州の南限地とされ、現在約3,000株が自生しているそうです。

      指定面積は1.11ヘクタール 指定エリアの標高は760メートルから810メートルになるそうです。では!!


雪割りザゼンソウ

2017-03-25 11:23:48 | 日記

諏訪市有賀峠のザゼンソウの里公園 

今年は「ザゼンソウ祭り」は行われませんでした。遊歩道の整備が出来ないため、安全が確保できない為だそうです。 

   

それでも咲いて居る事は咲いて居るので伺うと・・昨日の雪が良い感じに残っていました。ある意味『ラッキー』かな?

      

左のザゼンソウは一寸「シュッ」とした、スリムなザゼンソウですね~ 

 開花する際に肉穂花序(にくすいかじょ)で発熱が起こり約25℃まで上昇するので周囲の氷雪が解けてこの様な

                                           「雪割り」の姿に

   ですが、中々ここまでの『雪割りザゼンソウ』は見られないのが多いのですが・・・・静かな平日午後でした


山梨 「大窪いやしの杜公園」 藤垈の滝と水芭蕉を訪ねる

2017-03-24 15:31:31 | 山梨県

      今年は塩尻「みどり湖」の水芭蕉は湖の大規模改修工事を行っているためきたい出来ないので

      ならば山梨県笛吹市境川の「藤垈の滝」と「水芭蕉」を、とバイクを飛ばす。甲府南I・C 

      を降り4キロ程の場所にある「大窪いやしの杜公園」に到着。 水芭蕉群生地を探す・・・

    

    「ひとはな」                              「flower」

      先ずは公園内を散策してみる。あ~いろんな「彫刻」が展示されているんだな~と眺めながら歩いてみる。

                                春夏秋冬良いだろうな~ 又来てみるか!

                   あなたの声が私には聞こえない

      一回りしてみたが・・・水芭蕉は何処???? お散歩していた方に伺うと・・・

                     あれ?? バイクを止めた直ぐ脇を降りたところ? あ~~~ 

 

           少し早いようでしたが可憐な白い花が咲き始めていました。

     

      仏炎苞は白く開いていますが本来の花 円柱状の『花序』 は まだこれからのようですね。

      園内にはお天気のよさに釣られお弁当を持参で来られている方も見られます。 

      これからの時期良いでしょうね~ 

      さて、それはそうと「滝」って何処にあるの??と、案内板を見ると!!まさかの「滝」がありました

      芹沢不動尊の御堂の前の二・・まさか!!これ?どうやら、同地内の不動林の中でわき出した泉が

      八筋 高さ1mの滝?として流れ出ています。藤垈の滝の特色は、水温が年間を通して、常に12度を

      保つ霊水だそうです


アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男

2017-03-23 14:36:51 | 映画

1950年代後半のフランクフルト、検事長フリッツ・バウアー(ブルクハルト・クラウスナー)は、ナチスによる戦争犯罪の告発に奔走

していたが捜査は難航していた。ある日、ホロコーストに深く関わった親衛隊中佐アドルフ・アイヒマン潜伏に関する情報を入手。

バウアーは、ナチス残党がいるドイツの捜査機関ではなく、イスラエルの諜報(ちょうほう)機関モサドに情報提供しアイヒマンを追い

詰める。「ユダヤ人問題の最終的解決」に関与したアドルフ・アイヒマン(保安警察「ゲシュタポ」)を追う、西ドイツ・ヘッセン州の

検事総長フリッツ・バウアーを描いた作品です。最近多いですね

大勢のユダヤ人をガス室に送り込んだアイヒマン、彼はナチス崩壊後(当時のドイツ国民は、ナチスによるユダヤ人への蛮行を知らされて

いない)にアルゼンチンに潜伏しており、逮捕するには難しい状況だったが、国家反逆罪に問われるリスクも犯しながら一人のユダヤ人

検事があの手この手で網を張り、裁判にまで漕ぎ着ける。アイヒマンをドイツでは裁けなかったものの、イスラエルのエルサレム裁判でも

大きな意味、価値があり、ドイツ国民は事実を知ることができた。ただストーリーが少し解かりづらかったのがもったいないよな気がしま

した。 それはさてお起き・・・なんといっても主演のブルグハルト・クラウスなーさんの演技が良い。ナチスの大罪を憎み、責任を追及

することに、文字通り人生を掛けた検事の執念がリアルに伝わる。

まるで目の前で当時の捜査を追っているようだった。この映画の中でもう1つ印象に残った点が、彼と彼を慕う部下が同性愛者であった事

が物語で大きく取り上げられていること。部下が弱味を握られる場面二人が心を通わせる場面など、同性愛(当時のドイツでは禁止)

なくしてこの物語は構成し得なかったのでは無いでしょうか?ユダヤ人削減という、いま考えるとあり得ない考え方といまも尚偏りのある

同性愛への理解という2つが重なりあっているように感じられました。  終わり方に少し??の部分もありますが・・・・

  過去と向き合い歴史から学び、過ちを犯さないために奮闘する。

                                  ドイツの真剣さがひしひしと伝わる秀作です。    ☆☆☆☆

 


春待ち雪

2017-03-22 14:19:13 | 日記

朝、出勤時「あ~良い雪景色だな~ このままあの場所に撮影に行ければ良いだろうに・・・」等と思いながら出勤

一仕事終え、自宅に向かうと・・あれ?意外と木々に雪が残っているんだな~・・と、ならばとカメラを持ち出し近場で

   

もう少し残っているかな?少し期待して来たのが『ザゼンソウ』雪にうずくまった『ザゼンソウ』が見られるかな?と

        

今年は少なめなのでしょうか?苞の白い「アオザゼンソウ」はチラホラ見受けられたのですが。未だ早いのかな? 

もう少し青空が広がって居れば良かったのですが、多少雲が多く少し移動しようと思い、白樺林の美しい場所に

   

最後に  春待ちの題名に沿う様な『画』になりましたかどうか?? 

                  解け、朝の冷え込みで氷となり、マンサクの花 が春を待っています