信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

信州から日々の情報・映画・草花・軽登山等‥気まぐれに情報発信していきます

ブロブ 宇宙からの不明物体

2025-02-13 11:54:57 | 映画

    アメリカの田舎町、アーバーヴィル。ある夕方、火の玉が森に墜落するのを見た町の名物男、缶男

   (ビリー・ベック)は好奇心からその現場に向かうが、クレーターの底に動く粘液状の塊が腕に取り   

    ついてしまう。そこへデート中のメグ(ショウニー・スミス)とポール(ドノヴァン・リーチ)の

    車が通りあわせ、2人は彼を病院へ運ぶが、その物体はいつしか缶男を食べつくし、ポールに襲いかかる

    それを目撃したメグは一部始終を病院に駆けつけたハーブ保安官(ジェフリー・デマン)に話すが

    彼は町の不良少年ブライアン(ケヴィン・ディロン)の悪戯だと思っていた。その間にも町に出た

    物体は次々に人々を飲み込んでゆき、巨大化していった。ブライアンはメグから事の次第を聞かされる

    が相手にしないでいたところ、彼の親友で食堂のウェイトレス、フラン(キャンディ・クラーク)が

    仏体に物体に襲われるのを目の当たりにして、それと戦う決心を固める。やがてその物体の正体が

    政府の科学調査団と称する科学者メドウス博士(ジョー・セネカ)の行なった細菌実験の産物である

    ことを知ったブライアンとメグは、町をすっかり飲み込んでしまう勢いの物体を、人工雪製造機で

    凍らせようと一計を策し、そしてそれはタンクの爆発による氷の雲の結晶体の落下で成見るる

    戦いは勝ったのだ ところが町のミーカー牧師(デル・クローズ)はこの世の終わりを予言する

    1988年に公開されたアメリカ映画 58年に公開された、スティーブ・マックイーン主演のB級

    モンスター映画『マックイーンの絶対の危機(TV放映邦題:人喰いアメーバの恐怖)』のリメイク作品

    アメフト選手の爽やかイケメンが序盤をリードしており、彼が物語の主人公と見せかけているのですが

    彼をかなり早いタイミングで退場させ、以降は街の誰からも相手にされていない不良少年が主人公に

    なるという意外性のある展開を見せました 冒頭、ブライアンは切れた橋をバイクで飛び越えようと

    するのですが、手前でビビッてスリップしました。この橋は中盤で再登場し、対策班の正体に気付いて

    逃げるブライアンと、追う対策班のチェイスの際に、今度のブライアンはこの橋を飛び越え、橋が切れ

    ているとは知らない対策班の車両は崖に落ちてしまいます 更に序盤で映画館に向かう少年の上着の

    ファスナーの滑りが悪いという何気ない場面が出てくるのですが、後半にて映画館が襲われる場面で

    扉に挟まったこの上着をなかなか脱ぐ事が出来ずににハラハラさせられるという見せ場も

    こうした小技の利かせ方もう巧いな~と感心させられます

    そこいらのB級映画とは作りの丁寧さが違うなと (笑) そんな中で意外な人物が大活躍するという

    捻りの加え方。そして爆破による決着と、後半の出血大サービスぶりには大満足です

          

       結果、宇宙からの不明物体では無い訳で・・・邦題は間違って訳しているのだろうか? ☆☆★


室町無頼

2025-01-23 10:25:32 | 映画

    1461年、応仁の乱前夜の京(みやこ)。大飢饉と疫病が同時にこの国を襲った  加茂川ベリには

    たった二ヶ月で八万を超える死体が積まれ、人身売買、奴隷労働が横行する中世の暗黒時代

    (ダークエイジ) しかし、時の権力者は無能で享楽の日々を過ごすばかり 貨幣経済が進み

    富める者はより一層富み、かつてない格差社会となっていた  蓮田兵衛は、己の腕と才覚だけで

    混沌の世を泳ぐ自由人 しかし、ひそかに倒幕と世直し…

    腐りに腐った世の中を斬って、斬って、ブッタ斬れ! 歴史を変える一揆を起こした無名の

    ヒーロー達の勇姿をたった1行の史実に基づいて描く本格時代劇 

    弱者で権力をぶっ潰すという超わかりやすい勧善懲悪物に設定されているので歴史に疎い自分

    にとっては有り難い位、観やすかったですし、マッドマックスっぽさと西部劇っぽさ?が合わ

    さったような世界観は今までの歴史モノの作品には無い斬新さがあって非常に面白かった

    そして、本作の一番の見せ場であろう終盤の一揆のシーンは、本当に迫力ありますし

    何より世の中を変えようと、命を懸けて戦う男達の勇姿は胸熱です

    まだまだ知らなかった歴史と武士の存在を知れてこの映画のお陰で、またひとつ学を得る事

    が出来ました 付け加えると・・

    最もアクションシーンが良かったのは長尾謙杜さん演じる「かえる(才蔵)」最初と最後では

    同一人物か?と思うほど体つきも表情も違い、役作りへの努力とその演技力に感動しました

      

      日本の時代劇アクションも、まだまだ捨てたもんじゃない。面白い作品だった! ☆☆☆☆★


孤独のグルメ

2025-01-18 10:24:55 | 映画

    個人で輸入雑貨の貿易商を営む井之頭五郎(松重豊)は、かつての恋人・小雪の娘・千秋(杏)から

    連絡を受け、腹を減らしながらフランスのパリを訪れる。パリに到着してすぐさま、いつものように

    空腹を満たすと、千秋と共に依頼者である祖父・一郎(塩見三省)の元へ。そこで一郎から、“子ども

    の頃に飲んだスープがもう一度飲みたい。食材を集めて探して欲しい”と依頼を受けた五郎は、わずか

    な地名をヒントに、食材探しの旅へ。フランス、韓国、長崎、東京……。究極のスープを求め、世界へ

    漕ぎだす五郎。しかし、スープ探しのはずが、行く先々で様々な人や事件に遭遇。次第に大きな何かに

    巻き込まれていく……。旅路の中で五郎は気付く。“腹が……減った!”

    映画でやる必要あるのか?と思ってしまいましたが、原作から、ドラマシリーズもスペシャルも全て

    観てきた身としては、やはり観なければならないでしょうね(笑)

    ただ、出てくる店が実在するか、架空かの違いはあるでしょうね ラーメン屋さんは明らかに架空だし

    映画だからでしょうね パリはほんのちょっとです (笑)  あとは韓国がほとんど

    懸念されてた「恋愛要素」とか、「冒険要素」は、安心してください、ありません 冒険はして無い

    です、ただ流されただけ・・・ 「映画要素」はあります ラーメンのシーンは間違いなく「タンポポ」

    のオマージュでしょうけど いつものように、ただただ行った先で美味しいご飯を食べるだけです

    物語はありますが、食材探しのミステリーかと言われるとあっけなく見つかりますし、早々と解決します

    盛り上がりには欠けますが、『孤独のグルメ』は、「こーいうのでいいんだよ」

    孤独のグルメに派手な盛り上がりなんて求めちゃいけない。(笑)

    善福寺六郎が最高に面白かった (笑) ここがヤマ? 遠藤さんノリノリ 本当に二代目になる?

    1997年の漫画原作ではハードボイルドグルメだったのに、すっかりコメディ?になりましたね(笑)

    唯一残念かなと思うのは久住さん・・・でてきてほしかったなと思います

    いいキャラなのでちょいキャラでもいいのででてほしかったな~と 

      

    この作品を観ていたら 腹が・・・へった 店をさがさねば!      ☆☆☆☆


ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い

2025-01-15 10:06:32 | 映画

    誇り高き騎士の国ローハンは偉大なるヘルム王に護られてきたが、突然の攻撃を受け平和は崩れ

    去ってしまう。王国の運命を託された若き王女ヘラは国民の未来を守るべく、かつてともに育った

    幼なじみでもある最大の敵・ウルフとの戦いに身を投じていく

    本作は、実写映画化したファンタジー大作「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の前日譚を描く!

    という事でしたので凄い楽しみにしていました

    ストーリーは、ローハンを治めるヘルム王のもとに現れた、野心を抱く辺境の領主フレカが、息子

    ウルフの嫁に王の娘ヘラを欲しいと迫るが、これを拒むヘルム王がフレカとの一騎打ちを持ちかけ

    ウルフの眼前でフレカを殴り殺してしまい、復讐を誓うウルフは力を蓄えてローハンへの戦いを挑み

    ヘルム王を追い詰めていく中で、ローハンの平和を守るべくヘラは幼馴染として仲良く育ったウルフ

    と対峙していくというものでした 前日譚という事で、予想どおり予備情報なしでも、ストーリーは

    問題なく理解できますが、ファンタジー作品にありがちな、主要国と周辺諸国とのパワーバランス

    国内の王族まわりの人間関係、独特の設定などに混乱するかと思いきやこの辺りが意外にあっさり

    していて助かります と、言うより、父の敵討ちに執念を燃やす男から国を守るために奮闘する姫の

    物語という極めてシンプルなストーリーに、ちょっと拍子抜けでした 結果・・・

    3部作の200年前の話というからそこに繋がるストーリーを期待しましたが パンチ力のある王様と

    復習に燃える息子の戦争で終わってしまった様な気がします それなりには見応えがありましたが

    3部作のファンタジー要素やオークの気持ち悪い恐ろしさのようなものも無く普通の戦争でした

      

         指輪物語の壮大さや重厚感はなく物足りない        ☆☆★


グランメゾン・パリ

2025-01-14 10:30:03 | 映画

    グランメゾン東京」が日本で“三つ星”を獲得してから時が経ち—尾花夏樹(木村拓哉)は早見倫子

   (鈴木京香)と、フランス料理の本場・パリで、新店舗「グランメゾン・パリ」を立ち上げ、アジア

    人初となるミシュラン“三つ星”を獲得するために奮闘していた。 名だたる巨匠たちがしのぎを削る

    本場フランスで、フランス料理で “三つ星”を獲得することは、尾花にとっての悲願。だが異国の地

    のシェフにとっては、満足のいく食材を手に入れることにすら高い壁があり、“三つ星”に選ばれる

    など夢のまた夢。「グランメゾン・パリ」は結果を出せない日々が続いていた。

    そしてあるガラディナーでの失態が原因で、かつての師と「次のミシュランで三つ星を獲れなけれ

    ば、店を辞めフランスから出ていく」という約束を交わしてしまう…

    最終的な結果は解り切っているし、TVで良いかな~とは思っていたのですが・・・ 

    ドラマまでは尾花夏樹によって足りない部分を満たしてきたメンバーの話だったが、今回の映画は

    「尾花夏樹の足りない部分を全員で補う」話だったかな?

    借金取りの件と仕入れの問題が映画の底辺ポイントだったと思うけど、その経緯が言外に描かれない

    し解決の仕方も少々無難だった印象 暴力シーンが少し多すぎ、そのシーンの時間を調理シーンに

    して欲しかったぐらい勿体なかった。1回ならまだしも3回もやられるとくどく感じてしまう

    期待しすぎていた所はあるが課題の乗り越え方にドラマほどの感動はなかったかな?

    リンダ含む3人にフルコースを認められた時点で結果はわかっていたが三つ星の演出はドラマ最終回

    くらい派手に欲しかったかも!

    異国の食材や人材をうまく融合する事によって他にはない圧倒的なものを実現できるという今回の

    コンセプトは、汎化すれば料理だけでなく社会風刺に繋がるようでとても好きでした

      

    お客様に料理を食べて頂くと言うのは自分がこれまでやってきた事が全て出てしまいますね ☆☆☆★         


鹿の国

2025-01-07 10:47:38 | 映画

    長野県の諏訪湖を囲むように建てられた「上社前宮と本宮」「下社春宮と秋宮」の四社からなる諏訪大社

    その創建は古事記の国譲り神話にまでさかのぼり、自然そのものを御神体とする古来の信仰の姿を現在に

    伝えている 命の循環への原初の祈りが込められた四季の祭礼を追うとともに、畏怖と謎に包まれてきた

    中世の「御室神事(みむろしんじ)」を再現。冬の間に神域の穴倉に籠められた少年の生き神・大祝

   (おおほうり)の前で繰り広げられた芸能と、春に化粧を施されて出現する大祝に捧げられた75頭の鹿の生贄

    の謎に迫る。

    厳しい自然を生きる諏訪の人々は、殺生は罪悪として狩猟を忌み嫌う時代にも、お諏訪さまから神符

   「鹿食免」を授かり、生きるために鹿肉を食べることを許された

    長野県の諏訪大社の例祭にスポットをおいたドキュメンタリー作品です 地元民ながら知らない事は

    多く、見入ってしまいます 600年前に行われていたとされる謎に包まれた神事「御室神事」の再現企画も

    興味深かったですね 12月22日に御室入りし、翌年3月まで行われていたとされる神事

    狭い御室の中でこのような神事が行われていたんだという興味と、この状態でどうやって何ヶ月も過ご

    していたのだろうか?といった新たな疑問も浮かびます

        

      私も仕事柄「鹿食免」は頂いていた事がありますし、「神長官守矢資料館」も訪れた事がります

        

    歴史や寺社好きな方は勿論、諏訪にお住まいの方なら、尚の事観る価値有りではないでしょうか?


2024年鑑賞の洋画(アニメを含む)を振り返る

2024-12-30 10:24:12 | 映画

    洋画も年々鑑賞本数が減っている様な気がします・・・昨年度は25作品だけでした 

    自分の中での2023年度の鑑賞作品から月ごとに良かったな~と思われる物を思い出して

 1月  バベットの晩餐会 リマスター版  今の映画はアトラクションに似てる!と、言うけどこう

                      いった静謐な美しい映画を見たら余計にそう思います

                      柔らかな光の印象が絵画を鑑賞しているかのような気分に

                      浸らせてくれた バベットの調理、料理シーンの鮮やかさ

                      調理・料理シーンをこんなに丁寧に追っている映画を他に知らない

 2月 哀れなるものたち          ベラはアートで、アートは人間だなと・・"異質"ってなんだろう

                      何が、そうだろう?たくさん、考えさせられました

                      観た時に感じた違和感は今の自分の中だけでは計り知れない

                      難しい作品でした

 3月 コヴェナント 約束の救出      アフガン情勢を語るに文句なしの逸品では無かったでしょうか?

                      実話をもとにしたフィクションを通して、アメリカが撤退した

                      アフガンに一石を投じた秀作だと思います

 4月                   すみません該当作品無しです

 5月                   すみません該当作品無しです

 6月 マッドマックス フュリオサ     前作で登場した女戦士フュリオサの前日談 アニャ・テイラー・

                      ジョイは華奢過ぎるが、目力でカバー

                      砂漠の景色の迫力、改造車を使ったアクションシーンのもの凄さ

                      十分に楽しめました それにしてもこの撮影、スタッフ、キャスト

                      は大変だったろうな、と同情する・・・

 7月 8月 9月 10月         該当作品無しでした

 11月グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声  実在のローマ帝国の暴君カラカラをはじめとしたローマ帝国の腐敗

                      と政争の渦に巻き込まれていくルシアスを中心に描かれるストーリー

                      はなかなかに壮大 グラディエーターの戦闘シーンもかなり多彩で

                      飽きさせない、これぞ巨匠リドリー・スコット監督

 

 12月                  鑑賞無しでした

      と言う訳で2024年度鑑賞の作品の中で個人的にこの作品が洋画の中では一番かな?は

      私は「哀れなるものたち」が一番でした

       哀れなるものたち  エマ・ストーンが体当たりの演技で挑んだなかなかのカルト作品ですが

                 凄く面白かった。哀れなるものたちのタイトル通り登場人物が全員個性的

                 で全員イカれてるけどとにかく脚本も美術デザインなども秀逸なので最後

                  まで楽しめた作品でした

       2025年も感動を届けてくれる作品に出合う事を期待して今年度の締めとさせて頂きます

                 


2024年鑑賞の邦画(アニメ含む)を振り返る

2024-12-29 10:42:37 | 映画

    一年間を振り返る時となりました。今年は思った以上に少なく22作品でした 少な・・・

  1月  ゴールデンカムイ  一作品だけでしたが見事にこの作品は最高でした

                203高地の場面は今までで描かれた日露戦争の映画でも一番迫力があった

                そこで手を抜かなかった撮影陣に最大級の賛辞を送りたい そしてそこでの

                山崎賢人の主役としての存在感、映画を引っ張る力量が半端なかった!

                戦争でたくさん人を殺して暗い目をした杉元に対しアイヌの清らかな精神性

                を象徴するアシリパの純真さも素晴らしかった

                他の脇を固める人たちも個性を突き詰めており素晴らしい作品だったと思う

 2月             特にありませんでした

 3月  52ヘルツのたち   この社会で不条理に痛めつけられ否定されている人達は声を発すればそこ

                から抜け出せる・・・ただし、その声を聞こうとする人たちがいればだです

                あなたにはその声が聞こえていますか?と、この作品は問いかけます

 4月             鑑賞がありませんでした

 5月             ゴジラや帰ってきた等ですが・・・すみません特にありませんでした

 6月             すみません該当作品ありませんでした

 7月  ディアファミリー   失敗や裏切りにも負けずに、ただ娘の為に突き進んだ父親とそれを支えた

                家族の話 家族だとしても此処まで出来る人、そうそういないと思います

                涙ボロボロとは言わないが心に残る映画でした

 8月  ラストマイル     1人では生きていけないし、仕事をしなきゃ生きられない・・・

                その中でストレスを抱えた私たちは何かに縋るのは罪ではないと、それを

                まじまじと感じた作品でした 気をつけます

 9月             すみません該当作品無しです

 10月            すみません該当作品無しです

 11月 八犬伝        八犬伝のストーリーも面白いですが、馬琴と同時代の著名な芸術家達との

                交流、家族間の複雑な愛情、晩年の鬼気迫る執筆風景…

                馬琴の人生の断片が八犬伝のストーリーと絡まり一体となり観客の心に染み

                こんで来る作品でした

 12月            個人的には「ドクターX」と言いたいのですが・・・年間を通して良かった~

                と、言える作品は今一つ?でした

         2024年の作品を振り返り個人的に一番だったなと思うのは「52ヘルツのクジラたち」

         ですかね?今作は、母親、虐待されている少年、恩人、親友、恋人といった様々な登場人物

         と貴瑚との関係を通じて、『愛』というテーマがよく描けていたと思います

         今年は西田敏行さんの不幸が私には一番心痛めました・・・あちらの世界に行っても

         素晴らしい世界が待っておられると思います 謹んでお悔やみ申し上げます


聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団

2024-12-27 06:52:14 | 映画

    広い宇宙の数あるひとつ、燦然と輝く命の星、地球。世紀末を無事乗り越えた神の子イエスと

    仏の悟りを開いたブッダは、日本の四季折々を感じながら下界で密やかにバカンスを楽しんでいた

    東京・立川にある風呂なし6畳一間のアパートをシェアし、ふたり暮らし

    アイスを分け合ったり、近所の商店街で福引きを楽しんだり、お笑いコンビ「パンチとロン毛」を

    結成したり。ゆるーい日常を過ごす 2 人の元にある日、天界からの使者が現れ、禁断のオファーが

    伝えられる やがてそれは、神も仏も天使も悪魔が入り乱れる、まさかの地球滅亡の危機へと繋がっていく!?

    キャストに釣られて鑑賞・・・最初のキリストとブッダのダラダラ会話が、すべりっぱなしで結構

    入っている客席はシーン…としていました 少しの嘲笑はありましたが

    その後のギャグ連発のうち、なかには面白いものもあるのですが、最初に乗り切れなかったせいか

    客席の温度がどんどん下がっていくのが肌で感じられる程でした

    もっとコメディアンを使っていたら、面白くなったかもしれないですね

    物凄い俳優の無駄遣い作品と感じます(しかし・・俳優陣も良く受けたなと)

        

     今年最後の作品となったのですが・・・正直どうしようかと迷いました(ネタ切れなので書きましたが)

     救いは溜まったポイント(無駄遣い)で無料で観た事ですかね? 

     これ宗教家の方々から何も言われなかったのかな?と変な心配をしてしまった  ☆


はたらく細胞

2024-12-22 10:18:47 | 映画

    人間の体内には37兆個もの細胞が存在し、酸素を運ぶ赤血球や細菌と戦う白血球など無数の細胞

    たちが、人間の健康を守るため日夜はたらいている。高校生の漆崎日胡は、父の茂と2人暮らし

    健康的な生活習慣を送る日胡の体内の細胞たちはいつも楽しくはたらいているが、不規則・不摂生

    な茂の体内では、ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちが不満を訴えている。そんな中、彼ら

    の体内への侵入を狙う病原体が動き始め、細胞たちの戦いが幕を開ける

    年末忙しい毎日だが少し意味も無く笑えそうな作品をと・・・

    人間は37兆個もの細胞を持ち、酸素を運ぶ赤血球や細菌と戦う白血球など多くの細胞たちが体内で

    日夜働いていた 高校生の漆崎日胡は母を亡くし、父の茂と2人で暮らしていた

    不摂生な茂の体内では、疲れ果てた細胞たちが不満を訴えていた。そんな中、病原体が体内へ侵入

    を狙い、それら病原体と、白血球、キラーT細胞、NK細胞たちが戦い・・・という話

    赤血球、白血球、血小板、キラーT細胞、NK細胞、インフルエンザウイルス、白血球異常、など

    擬人化し、それぞれの働きをわかりやすく映像で見せてくれるのは改めて勉強になった

    う○ちが漏れそうな時の状況や、くしゃみで悪い菌を体外に出す過程など、ちっちゃな子供でも

    解りやすく教えてくれる構成は非常に良かったと思う  そして、赤血球役の永野芽郁や血小板役

    のマイカ・ピュは可愛かったし、白血球役の佐藤健は素晴らしいアクションを見せてくれます

    それと、NK細