信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

信州から日々の情報・映画・草花・軽登山等‥気まぐれに情報発信していきます

本陣岩波家彩る

2022-11-19 11:15:35 | 下諏訪町

    本陣とは江戸時代の宿場で、大名や旗本、役人、勅使など身分の高い人が泊まった公認

                の宿舎をいいます。現代でいうと高級旅館に当たるのですかね

    立派な門をくぐり、敷石を踏みしめて歩くと、ひっそりたたずむ、屋敷や土蔵が往時の

    面影をひっそり伝えています 秋の紅葉がピークだと言うので久しぶりに来て見ました 

    ドウダンツツジの古木の紅葉 歴史をしのばせる回遊式庭園は見る者を落ち着つかせます

     石の配置も見事で深山幽谷の景色と名石を集め10年かけて作られたそうです

     今季の一般開放は今日19日と20日が最後となるそうです

       画像は一週間前の物で申し訳ありません まだ紅葉は楽しめると思います


銀世界の八島湿原(影)

2022-02-09 10:25:55 | 下諏訪町

    今日も、もう一度「八島湿原」よりの光景をお届けしたいと思います メインは『影』で

 

 

       聞こえて来るのは歩いて居る時に聞こえて来る雪を踏みしめる「ギュッギュッ」と言う音のみ

    

    伸びる影      

    

   あくまでメインは・・

 

 

           又来ようかな~と思った・・・お弁当持って一日過ごせそうです


銀世界の八島湿原

2022-02-08 10:16:40 | 下諏訪町

    思い付きで久しぶりに「八島湿原」に出かけてみよう!! 多分、スノーシューは要らないだろうから・・

 

      霧ヶ峰から向かって居る内にどんどん「霧氷」の世界が広がって来たので期待は高まるばかり

 

 

 

     駐車場は車が5~6台止められるくらいのスペースしか開いて居ませんが他に車は無しでした

     やはり、冬にも訪れる方は多く木道の上もスノーシュー無しで普通に歩けます(踏んで硬くなって居る)

 

 

             今回、余り書く事は無いので画だけをお送りさせて頂きます

 

 

 

 

      八島湿原をぐるっと一周回らせて頂きました 時間に余裕があれば此処から「北の耳」位まで

      (ま~それにはスノーシューが必要ですが)歩きたいくらいでした。

            一日遊んでいても飽きないでしょうね 明日もう一日「八島湿原」からのブログです

 

                                         予告です(笑)


苔の美しい「慈雲寺」

2021-07-13 10:03:45 | 下諏訪町

    梅雨の時期「苔」も美しくなるので信州の苔寺と言われる佐久の「貞松寺」さんに行きたいのだが

                 都合が付かないので・・地元?「下諏訪」の『慈雲寺』さんに伺う事にした

 

    

       参道には綺麗な苔が広がり所々で咲く「ジャノヒゲ」や「ガクアジサイ」が彩る

 

    

    本堂前の日本庭園 いつ来ても綺麗にしておられる 御朱印をと思ったのだがどうやらご法事の様なので

 

                     枯山水の庭をモノクロームで

 

                  枯山水の庭に立つ「夏椿」がポトリ

 

     飛び石と苔 良く似合うのはトクサ トクサ涼しげで良いな~とは思うが我が家の庭では似合わない

 

      又も東京都に「緊急非常事態宣言」が出されています・・・正直、もう余り効果ないだろ?と

           兎にも角にも皆さん皆さんご自身の行動にお気を付け下さいね 狸も願っております  


ぶらり下諏訪宿

2020-12-21 11:12:04 | 下諏訪町

    下諏訪町の一角だけを今回、少しだけ歩いて来ました 目的地の他に少しはネタを作らないとね?

 

            秋宮の駐車場に車を止め、私の好きな鹿の子壁の路地を・・・

    

    手前の「歴史のこみち」以前より気にはしていたのですが入ったことが無くは行って見ようかな~と

 

    歴史資料館でした!! 珍しい事に当時の食事の再現をしていますね~ 

                 意外とちゃんとしたものを食べて居たんだな‥と言うのが正直な感想

 

    木曽街道六十九次の『広重』の版画には唯一、旅籠の食事風景が掛かれているのだとか

                          昔から諏訪湖越しの富士山は描かれているんですね

    

   資料館内は無料で入れ頼めば案内もして下さるのですが…今回は少しだけ見に来たので旧中山道へ抜けます

 

      旧中山道に出ると丁度目の前にある建物は「下諏訪今昔館おいでや」時計博物館を覗きます

    

      あったあった!こんな時計 懐かしいな~と 中では時計の歴史をしっかり勉強できますよ

     カメラの特別展示

 

           いったん外に出ると「水運 儀象台」があり中に入る事も出来ます

 

    

     儀象台は時刻を表示する「昼夜機輪」(ちゅうやきりん)、最上階の櫓の下で狙いを定めた星を追尾する

     レンズの無い望遠鏡である「渾儀」(こんぎ)の三つの表示部を持ち内部には精度を高めるために様々な

     仕掛けが内蔵されていて24時間で2分の誤差に抑えられるそうです(凄)天柱(枢輪軸から屋上の渾儀まで

     届く、長さ19尺半の駆動軸)を使って各部を駆動するようにした原型と渾儀の駆動には天梯(チェーン)

     を使って昼夜機輪と渾象の駆動は枢輪軸から直接行うようにした改造型の二種類があったとされる

   1464個の星の位置を表示する機能を持つ「渾象」(こんしょう)最上階の櫓の下で狙いを定めた星を

                     追尾するレンズの無い望遠鏡 初めて儀象堂は入って見ました

                               と言うのも同一敷地内にある所に伺うため 続く


下諏訪「本陣岩波家」2020秋

2020-11-16 11:11:40 | 下諏訪町

    四季折々の「本陣岩波家」を撮影させて頂き初め一年が経ちました。 徐々に懇意にさせて頂き

    今回も今年の秋でピークになったであろう時に時間を合わせて頂き拝見させて頂きました

 

     昨年よりはるかに色づいた「ドウダンツツジ」の紅葉が見事です 常緑低木のサツキとのコントラストも

 

                       池に映り込む紅葉

 

        沓脱石(くつぬぎいし)のくぼみにも紅葉が映り込みます

            (晴れの日でしたがお庭に水を打っている方が映えるので水を打って頂いています)

 

       「本陣」とは大名や役人などが主に宿泊する施設で、現代でいう所の高級旅館にあたります

 

         岩波家は江戸時代に下諏訪宿の本陣を務めた名家で、明治天皇もご宿泊

 

      「本陣庭園」と呼ばれる庭園は中山道随一の名園と称され、江戸中期に作庭されたと言われています   

 

       今回は素晴らしいお庭を中心に撮影させて頂きました (丸雪見灯篭)

 

   書院から回遊式庭園を拝見させて頂いていると何時もの事ながら、二枚の額縁のある「画」を見ている様

   今回は当主に一服のお茶(お抹茶)を点てて頂きました。やはりこの庭園を眺めながらの一服は格別です

   夕方の日が沈む直前PM4時過ぎの光線は撮影しやすかったですね。 次は冬景色の良い時を狙いたいですね


下諏訪「本陣」岩波家 夏

2020-08-19 11:22:57 | 下諏訪町

    いつまで続くのか…この残暑!!四季折々の「本陣」岩波家を今年は収めるぞ!と言いながら夏は未だ

   

 

    と言う訳で、前日に予約を入れ訪れた・・・ おや?ダッチコーヒー(水出しコーヒー)のドリッパーが

 

        予約札・・・ 昔のね! 此処に「気まぐれ親父様」って書いてあったらビックリだわ!

     参勤交代で大名がお泊りになられた本陣 予約札を見ると位の高い方々がお泊りになられたようですね

 

       やはりこの庭園とお部屋は素晴らしい・・今年はあまり聞かなかった『蝉時雨』が聞こえてきます

 

        以前に比べ少し調度品の並べ方が変わったのかスッキリし凛とした空間になった様な気がします

 

  一服点てられますか?

     裏千家の御免状を取ってから早何年? 袱紗使いすら既に忘れています(笑) 駄目だな・・・

 

      と、今回は特別に此れからお出しになるであろう(有料)ダッチコーヒーと水菓子を出して頂きました

      こちらの庭園を鑑賞しながら美味しいコーヒーを頂く・・・何と贅沢な時間でしょう

       ダッチコーヒーは時間が掛かりますが「雑味・苦み・えぐみ」が無くスッキリした味わいです

       多分、ダッチコーヒー用に極細かい挽にすれば(豆を)もう少し香り高くなるかと・・ 

      『岩波太佐衛門』ブランドの豆を使用すると言いますから他では味わえない一品だと思います 是非!!

        刀箪笥  

         

 

    名称 下諏訪宿 本陣 岩波家  住所 長野県諏訪郡下諏訪町3492

                    連絡先 0266-28-7055
                    
                    開館時間 10時~15時 (要予約)
                   
                    休館日  不定休    入館料 大人 500円 子供 300円
 
    アクセス  電車の場合:JR中央東線下諏訪駅より徒歩約15分
             
                お車の場合:長野自動車道岡谷ICから約20分
 
     参勤交代の大名らが泊まった本陣。その庭園は中山道随一と称されます。春のつつじ、新緑
     
     初夏のあやめ、さつき、秋の紅葉、雪景色と四季折々の装いが見事。歴史をしのばせる回遊式庭園に
  
     座るとタイムスリップした様に感じます。   又、紅葉の時期に伺います 

下社春宮 菖蒲奉納

2020-06-27 11:47:28 | 下諏訪町

    慈雲寺さんを後に・・と言っても参道を出、道を渡りそのまま階段を下ると僅か500m程で

   

       諏訪大社下社「春宮」さんに着くんです 手水舎の下には「雪の下」が満開でしたよ

 

      菖蒲奉納神事

       神楽殿の周りには先日行われた「菖蒲奉納奉告祭」の際に奉納されたアヤメが約80鉢

   

     地元の東山田あやめ会が丹精込めて育てたハナショウブ約80鉢展示され、神楽殿の周りを色鮮やかに

     彩っています 梅雨空の中、紫や白色の大きな花びらを広げたハナショウブをご覧になってみませんか?


下諏訪宿「本陣岩波家」春②

2020-05-15 13:00:13 | 下諏訪町

      とても一回では収まらなかったのでもう一度アップさせて頂きます

   

       丸雪見灯篭 と 礼拝石 礼拝石は最初に池を見渡す今でいう「ビューポイント」?

 

              苔とギボウシの新緑が眩しい もう少しすればドウダンツツジが見頃か

  

       御厚意で庭園の上にある滝の流れ口にある「三尊石組」まで見せて頂けた

        三尊石組は中央に象徴的な石を左右にその石が映えるように配します 決して仏を現して

        居る訳では無いのでお間違いなく・・・

   

        そして、何故か?この地に『春日神社』が・・・ん?そう言えば諏訪大社上社の側にも

        春日神社がありますね~ そして、「北杜神社」三角になぞれます この地は・・・?

        下社秋宮・春日神社・青塚社(青塚古墳)・・・ん~ 謎だ・・嫌々、考え無いでおこう

 

          さて、いけに戻り江戸時代のまま続いている庭園に 池に青空が広がります

 

        「こじんまり」とした敷地内は、植栽に囲まれている事もあり気持ちよい空間です

        また2方向のW額縁庭園が楽しめるので撮影も楽しい ついついシャッター回数が増えます

        今回、本当にお世話になりました又、梅雨時の庭園も収めたくなってしまいました

        何処か間違いが書いてありましたら直しますのでよろしくお願いいたします

                             〒393-0019  長野県諏訪郡下諏訪町横町木の下

                                    営業:9:00~15:00  休業:不定休 

                                    TEL 0266-28-7055  要予約


下諏訪宿「本陣 岩波家」春

2020-05-15 11:05:30 | 下諏訪町

      春の穏やかな陽気の中そろそろなのでは無いかと思い電話を入れてみた

       昨今の時世で断られるかとも思っていたのですが快く招き入れて頂きました

   

      諏訪大社秋宮から僅かな立地 立派な門をくぐり、敷石を踏みしめて歩くと、静かに佇むお屋敷

       中山道随一と言われる『名園』  水辺をゆっくりと散策できる池泉回遊式の庭園

           の京都「青蓮院」を思わせる造りは息をのみます 美しい・・・ 

   

        奥の間には「刀箪笥」や「関札(宿札)」 宿泊者の名等を書いた札は当時の物で

        蔵に入って居たため保存状態が良く当時のままだそうです 右の狛犬は詳しくは解りませんが

        多分「大隅流 立川一門」の作だろうと言う事です 何処にあったんでしょね~(興味津々)

 

             素晴らしい御着物です。時代考証は解りませんが金糸の刺繍も素晴らしく

 

        松・竹・梅・鶴・亀・箒と「総模様」から見ると花嫁衣裳の振袖でしょうね

          とても豪華で華やかな着物ですね こちらの奥様が着られる時が来るのでしょうか?

         

      明治天皇 ご宿泊の際はこちらから入られこの景色を観られたのでしょうか?

            今回、大分私等の為に時間を取って頂けたのでもう一度に別けてご紹介します