現場に不可解な数字の羅列が残される殺人事件が3件発生する。警視庁捜査一課の刑事・新田浩介(木村拓哉)は
数字が次の犯行場所を予告していることを突き止め、ホテル・コルテシア東京で4件目の殺人が起きると断定する。
だが、犯人の手掛かりが一向につかめないことから、新田が同ホテルの従業員を装って潜入捜査を行う。
優秀なフロントクラークの山岸尚美(長澤まさみ)の指導を受けながら、宿泊客の素性を暴こうとする新田。
利用客の安全を第一に考える山岸は、新田に不満を募らせ......。
原作未読です。正直、最近のミステリーは読まないので・・・昔は好きでしたがね~「黒のシリーズ」
「青のシリーズ」・・・「人間の証明」「霧の旗」・・・・等々 さて、無駄話は置いといて!! 序盤は
コミカルでワクワクしましたが・・中盤に差し掛かると、クレーマーの我がままを、主役2人が平謝りし
こなしていき、しかしそれぞれのクレーマーにも実はそれなりの事情があり、とまるでサスペンスでは無く
ホテルマンの成長物語のような話になってしまっていますね。(高島政信の「ホテル」を見ているのかと)
姉さん事件です!!を思い出してしまいました。。。(一応犯人を推理する為の伏線が散りばめられていますが)
ミステリーを見たかったのでこの中盤部分は中だるみを感じましたね。終盤はミステリーに戻り、意外な犯人
どんでん返し・伏線回収と変に恋愛しすぎないさっぱりとしたエンディングなどは良かったと思います。
最後に申し訳程度に仮面舞踏会のようなイメージ映像を入れていたのは???何だったのでしょうか?
私の期待していた「豪華で派手なミステリー」とは少し違っていたのが少し残念です。
姉さん事件です!!明石家さんまさん、等々見つけられませんでした ☆☆☆