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一日一書 516 ねそべって・尾崎放哉

2015-02-22 17:30:40 | 一日一書

 

尾崎放哉

 

ねそべって書いて居る手紙鶏に覗かれる

 

半切三分の一

 

 

このところ、友人で児童文学作家の松原秀行君が

フェイスブックで、放哉の句を紹介してくれます。

この句については

「なんだかすごい句だよね。もしかして鶏は、放哉の分身みたいなものだったのか。。。 」

とのコメントがついていました。

 

俳句は、短いだけに

いろいろと想像できて面白いですね。

鶏が、書いて居る手紙を覗きこんでいる、というイメージを想像すると

たしかに「なんだかすごい」。

鶏が放哉の「分身」なのかもしれないし

あるいは、静かに分かり合える友、なのかもしれない。

この前の「ほん気で鶏を叱って居る」(これが正しい表記でした)にも

似たようなことを感じます。

 

 

今回は、確かタヌキの毛の筆だと思います。

 

 

 

 


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