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一日一書 743 冬(コラ書)

2015-11-26 11:20:23 | 一日一書

 

冬(甲骨文字)

 

 

この字については、白川静が次のように詳しく解説しています。

 

象形。編糸の末端を結びとめた形。

甲骨文字・金文の字形は末端を結びとめた形であるが、

のちその下に「氷」(原文では「人」を縦に2つ重ねた文字)を加えて冬になった。

冬がその音を借りる仮借(かしゃ)の用法で四季の名の「ふゆ」の意味に用いられるようになって、

糸の末端を示す糸へんを加えた終の字が作られた。

冬は終のもとの字である。

 

なるほど~。

それに、冬は四季の「終わり」だし。

 

背景の写真は、去年の冬に撮った三渓園の池です。

 

 


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