水渚不常満
いつまでかかくても住まむ播磨潟みちひる潮(しほ)の定めなき世に
半紙
【題出典】『往生要集』大文一
【題意】 水は渚に常には満たず
水は渚に常に満ちていることはない。
【歌の通釈】
いつまでこのように住もうか。播磨潟の潮が満ちては干上がるような定めのないこの世の中に。
【考】
潮の満ち引きによって無常の世を表現した。
(以上、『寂然法門百首全釈』山本章博著 による。)
水渚不常満
いつまでかかくても住まむ播磨潟みちひる潮(しほ)の定めなき世に
半紙
【題出典】『往生要集』大文一
【題意】 水は渚に常には満たず
水は渚に常に満ちていることはない。
【歌の通釈】
いつまでこのように住もうか。播磨潟の潮が満ちては干上がるような定めのないこの世の中に。
【考】
潮の満ち引きによって無常の世を表現した。
(以上、『寂然法門百首全釈』山本章博著 による。)