きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

小山卓治「eyes」渋谷 O-crest

2005年06月04日 | 小山卓治
メモを取ったのに汚くて読めねーわ。印象に残ったことだけ書いときます。
(6/6 セットリスト発表を受け一部訂正)

 最初の数曲、「ハスラー」「夢の島」「逃げ出せ」「孤独のゲーム 」は、切り込まれるような鋭さがあった。最近は「穏やかだけど力強く」路線かと思っていたし、前奏がちょっとに似ているので、最初の数秒は「祭り」から始まって、今年のいつもの路線ね、と思っていたところが「ハスラー」で、意表をつかれた。1曲目から気合いが入っていた。「夢の島」「逃げ出せ」が良かった。
「談合坂」ではちょっと中弛み。似たような曲調が続いたと思った。短いMC(彫刻家のお友達が秋に小田原で個展をするのでまたそこで歌うかも)のあと「クリスタル・レインドロップ」。本人一押しと自分が好きな新曲が一致するのは嬉しい限り。アルバム収録時にはコーラスの歌詞を( )書きで入れて欲しい。次の曲は判読不能。「ユリエ」が来て、「夢の国へ」。最後のささやくような「おやすみ」が印象的。曲としていろいろ思うことはありつつも(「守りたい」と思っている者への愛情とか)、卓治の理想の家族構成って父・母・長男・長女なのかと思う。この辺でツアーの想い出が出たんだっけ?米子の酒「明るい農村」を飲んだ話とか。明るい笑いの後、気合いを入れた卓治。なにがはじまるかと思ったら「Aの調書」。これを初めて聴いたときは、えらく衝撃を受けたけど、いまは現実の方がヒドいことになっているんだよなあ。
 そして「祈り」。これほど切実で、それでいて前向きな「祈り」は初めて聴いたかも。いままでは、卓治の「祈り」も聞き手の「祈り」も全て等しい力でが集約されて、ってカンジだったけど、今日の「祈り」は卓治主導。卓治に引っ張られるような、そんなカンジ。 と今日一番の感動どころの後に、今後の予定発表。楽しみにしていた長野が非常に厳しい日に入って頭を抱えてしまった。高崎の鳥めしも戒壇巡りもダメかも。う~。大分は、基本は高校の文化祭。それに絡めて九州ライブがあるかも。8月のアコナイは行ける。あとライブテイクの音源をCD-Rでリリースなどの情報や都内某所からのネット中継の予定や、東京のライブは10月になるとか。
 あ~、長野ねえ、何時に某所を出れば行けるんだ~~、との考えに支配され、その後に「微熱夜」という好きな曲が来たのに、気が入らず。「エスケープ」「アスピリン」「紫の夜明け」とアップテンポの曲が来て、一度シメ。ここでノリノリになるのが正しいんだけどなあ。ちょっと「長野、長野・・・」が頭を回ってねえ・・・・・・・。
 アンコールは「いつか河をこえて」「ブラインド・ラブ」。「ブラインド・・・」の方は「歌う?」と卓治が問いかけてきて、みなで歌う。
 2度目のアンコールは、宮本さんと、たつのすけさんが登場し「汚れたバッシュ」。たつのすけさんは髪が短くなっていて、本人曰く「振られたんだよ」。それから長野でご一緒する鎌田さんも加わり「君が本当に欲しいもの」。2番は鎌田さん担当。鎌田節になる。

 全体的な構成、となると、賛否両論があるかもしれないけれど、1曲1曲は重みがあったので、好きな曲があったならピンポイントで撃沈するような。私の場合は「祈り」ね。

 会場は5階にあり、エレベータで上がった方もいらっしゃったようですが、私は階段で上がりました(私が行ったときはエレベータの前に柵が置かれ「スタッフオンリー」になっていました)。場内は寒く、防寒用ストールを持ち込んで大正解。でも音響は良かったかな。ささやくような歌声がクリアに聞こえました。「汚れたバッシュ」あたりは、ちょいとエコーが効き過ぎていたけど。小山さんはちょっと痩せた?右手の甲の筋が深くなっていたような。。。

 CD-Rは40枚しか作成していないとのことだったので、私達は人数分買うことは控えましたよ。貸し合えるからね。「海賊版」の「海賊版」って、なんて言うんだろうね?
コメント
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