きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

Rika Fan Meeting

2005年06月19日 | 紫吹淳(リカちゃん)
 ということで、「THE BOY FROM OZ」終演後はリカちゃんのトークショーへ。司会は「グッバイ・チャーリー」で共演した池澤春菜ちゃん。進行がとてもうまかったです。共演してリカちゃんのことがある程度わかりつつも適度に距離があるので、ルンパさんだとリカちゃんとツーカーなので目と目で通じ合っちゃうところを、池澤さんだとリカちゃんはちゃんと「言葉」にしなきゃ伝わらないので、聞いている方もすごくわかりやすかったです。ありがとうロコちゃん。
 流れは「チャーリー」について、握手会、「オズ」について、抽選会。「チャーリー」話で印象深かったのが池澤さん(達)から見たリカちゃんの話。リカちゃんは、本番になるとパワーアップするという話を聞いていたけど、あそこまでとは思わなかった。稽古で出している力が70%ぐらいなら本番は150%。「どんどん高みに駆け上って、高いところで見得を切っている」と思ったそうな。あと、ジェニファーとチャーリーが出会う場面。稽古では「向かい合う」ぐらいだったのに、本番・初日、いきなり見下ろされて怖かったとかとか。この芝居は毎朝ダメだしがあって、その度にジョージ役の大浦さんがいろいろ提案するんだけど、うまく演出家に伝わらないのでリカちゃんが通訳してたとか、出の机までは匍匐前進、する余裕もなかったのでオットセイのように進んだのでコートが黒くなったとかとか。
 握手会は「アン王女と新聞記者」のようでした。こういう時なにを言えばいいの。「お会いできて光栄です」ってのは違うよな~。
 「オズ」。最初が10代なのはキツイ。10代のライザは「垢抜けない娘」。それがピーターに出会うことによって、さなぎから蝶へ変身するのだそうだ。だから10代のアノ姿に「ぎょへー」と思うのは演出的にOKなのだな。へんしーん!では、つけ睫毛を装着を短時間でやらなくてはいけないので大変だそうだ。今回の「OZ」は日本的にアレンジ。NY版でライザは「金太郎」を着て踊らることはなく、赤い上着に黒いパンツで真ん中で手拍子を入れながら歌うだけらしい。10代も日本版追加場面。それと、いろいろリードしちゃうので、坂本君が間違えたとしても動くな!と演出家にきつく言われたとか。演出家はライザ・ミネリを知っているので、仕草などへの指示が凄く細かったが、それが自分の「ライザ」と違うのでとまどいがあった。
 と、そのほかにもいろいろ楽しいお話が聞けました。詳しくはファンクラブ販売のDVDを買ってね!
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「THE BOY FROM OZ」

2005年06月19日 | 紫吹淳(リカちゃん)
 前回より面白かったです。坂本君の台詞回しにも慣れたので、(説明)台詞はほぼ聞き取れました。ピーター&ライザ、ピーター&グレッグの関係もわかりやすくなっていました。
 10代のライザは前回よりずっと可愛くなっていました。ライザの「ここから出たい」という気持ちを強く感じるので、「自分にその力があるなら手を貸そう」と、ピーターは思ったのだと感じました。「愛」というより「人助け」。もしかしたら「大スター」ジュディ・ガーランドに「一発喰らわせたい」って気持ちもあったのかなあ、とか。なので、二人が結婚したのも納得というか。イザムも前回より台詞や動作に「役」が入っていました。ピーターの衣装を整えたりの辺りとか。ラブラブ度アップだよね。歌は相変わらずだけどね。
 まあ、個人的な好みとしては、やっぱりもうちょっとドロドロして欲しいけどね。グレッグがスープをぶちまけるっていうところに、「対等でありたいと思っていた相手に憐れまれる口惜しさ」がもうちょっと出ればなあ、と思いました。
 それでも、いい作品だったし、坂本君については賛否両論あるみたいだけど、あまりジャニっぽくないので、単純にミュージカルとして見るには彼が主役で良かったなあ、と思いました。

 ハリウッド版のCD。会場ではそれほど興味がわかなかったんだけど、リカちゃんのトークショーでかかったとき、もしかしなくても歌っているのはヒュー・ジャックマン???と思い、俄然興味が・・・。お金ができたら買うかも・・・・・・・。(それは、いつ?)

The Boy from Oz [A Decca Broadway Original Cast Musical]
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