ロパートキナが、こういう荒唐無稽冒険活劇のヒロインってのが、あんまり想像ができなかったんですが、案外似合っていました。白も似合うけれど、カラフルな世界も合いますね。大柄な身体を思いっきり伸ばして踊っていました。衣装替えもたくさんあったし、満足です。2幕より、3幕の方が迫力がありました。
ゼレンスキーはアリ役で登場。いやー、「幕が上がると私服のゼレンスキー」の不安は捨てきれなかったので、出てくれただけで安心。なんとなーく「八分の力」と思う部分もあったのですが(ニーナのガラの時を基準にしちゃイカンのか)、最後はマストに登るし、不安定な帆を支えるしで、どんどんテンションは上がっていったのかな。そこまで張り切らなくてもいいんだよーーーー、と思うくらいでした。
イワンチェンコは、海賊の頭領というには、ちょっと端正かな。ビデオで見たネフもこんなカンジだったから、キーロフはこれがデフォルトなのかな。イワンチェンコとゼレンスキーの並びは、2代目の若頭領&先代からの忠臣っぽい。奴隷なんかではなく、頭領にバンバン口出ししていそうだ。ゼレンスキーの「王子」の部分がそれほどでなかったのが良かったな。
ノーヴィコワはハキハキした踊り。チャイパドなんかより、ずっと良い。1幕では悲劇のヒロインなのに、3幕ではパシャにかしずかれ贅沢三昧。ちゃっかり屋さんなギュリナーラでしたが、適応力がある女性だと思えば不自然ではないね。
ロブーヒンは、ビジュアルは野性的だし、芝居もうまい。ちょっと間抜けな奴隷商人。踊るとその部分が薄まるかな。
そして注目はプハチョフ兄ですよ!コンラッドの手下・ビルバント。頭蓋骨の形と奥目は家系なのかな。脚のラインが綺麗でした。演技も上手かったわ。弟君ほど背は高くない・・・と思うのは、ゼレンスキー比だから?2幕パ・ド・トロワでも、舞台奥にいる彼が気になって仕方がありませんでした。雑念だらけだわ。兄がキーロフでコリフェ、弟がマールイでソリスト、ってのは、なんとなくわかる気がしました。うまく言えないけれど。
パシャは昔ながらの誇張演技。これも今となっては貴重かも。奴隷市場の男達の芝居も楽しかった!ギュリナーラのベールが出て早々に取れてしまったんだけど、それすらも「ベールを引っ剥がすぞ、でへでへ」みたいな演技でうまくフォローしてました。オダリスクのスホルーコワはやっぱり可愛い。見とれました。
エピローグの船は大揺れ!また沈むんじゃないかと思うぐらい揺れてましたねー。大丈夫かしら?
衣装はマイナー・チェンジなのかな。基本デザインは一緒なのに、色合いちょっとケバくなったような気が。遠目には華やかでした。
オケは、音の方は、こんなもんかなーーー、と。もう諦めたわ。それよりも、ダンサーに音を合わせて欲しい!5階からだと指揮者が見えなくて、指揮者がどれだけダンサーに注意を払っていたかはわからないんですが、せめて決めの音ぐらい合わせてあげようよっ!!
書き漏れがあると思うけど、とり急ぎ。
コンラッド:エフゲニー・イワンチェンコ
メドーラ:ウリヤーナ・ロパートキナ
ギュリナーラ:オレシア・ノーヴィコワ
ランケデム:ミハイル・ロブーヒン
ビルバント:ドミートリー・プィハチョーフ
アリ:イーゴリ・ゼレーンスキー
セイード・パシャ:ウラジーミル・ポノマリョーフ
フォルバン:
エレーナ・バジェーノワ、ポリーナ・ラッサーディナ、リーラ・フスラーモワ
イスロム・バイムラードフ、アンドレイ・ヤーコヴレフ、
オダリスク:イリーナ・ゴールプ、ダリア・スホルーコワ、エカテリーナ・オスモールキナ
アルジェリアの踊り :エレーナ・バジェーノワ
パレスチナの踊り:ガリーナ・ラフマーノワ
ゼレンスキーはアリ役で登場。いやー、「幕が上がると私服のゼレンスキー」の不安は捨てきれなかったので、出てくれただけで安心。なんとなーく「八分の力」と思う部分もあったのですが(ニーナのガラの時を基準にしちゃイカンのか)、最後はマストに登るし、不安定な帆を支えるしで、どんどんテンションは上がっていったのかな。そこまで張り切らなくてもいいんだよーーーー、と思うくらいでした。
イワンチェンコは、海賊の頭領というには、ちょっと端正かな。ビデオで見たネフもこんなカンジだったから、キーロフはこれがデフォルトなのかな。イワンチェンコとゼレンスキーの並びは、2代目の若頭領&先代からの忠臣っぽい。奴隷なんかではなく、頭領にバンバン口出ししていそうだ。ゼレンスキーの「王子」の部分がそれほどでなかったのが良かったな。
ノーヴィコワはハキハキした踊り。チャイパドなんかより、ずっと良い。1幕では悲劇のヒロインなのに、3幕ではパシャにかしずかれ贅沢三昧。ちゃっかり屋さんなギュリナーラでしたが、適応力がある女性だと思えば不自然ではないね。
ロブーヒンは、ビジュアルは野性的だし、芝居もうまい。ちょっと間抜けな奴隷商人。踊るとその部分が薄まるかな。
そして注目はプハチョフ兄ですよ!コンラッドの手下・ビルバント。頭蓋骨の形と奥目は家系なのかな。脚のラインが綺麗でした。演技も上手かったわ。弟君ほど背は高くない・・・と思うのは、ゼレンスキー比だから?2幕パ・ド・トロワでも、舞台奥にいる彼が気になって仕方がありませんでした。雑念だらけだわ。兄がキーロフでコリフェ、弟がマールイでソリスト、ってのは、なんとなくわかる気がしました。うまく言えないけれど。
パシャは昔ながらの誇張演技。これも今となっては貴重かも。奴隷市場の男達の芝居も楽しかった!ギュリナーラのベールが出て早々に取れてしまったんだけど、それすらも「ベールを引っ剥がすぞ、でへでへ」みたいな演技でうまくフォローしてました。オダリスクのスホルーコワはやっぱり可愛い。見とれました。
エピローグの船は大揺れ!また沈むんじゃないかと思うぐらい揺れてましたねー。大丈夫かしら?
衣装はマイナー・チェンジなのかな。基本デザインは一緒なのに、色合いちょっとケバくなったような気が。遠目には華やかでした。
オケは、音の方は、こんなもんかなーーー、と。もう諦めたわ。それよりも、ダンサーに音を合わせて欲しい!5階からだと指揮者が見えなくて、指揮者がどれだけダンサーに注意を払っていたかはわからないんですが、せめて決めの音ぐらい合わせてあげようよっ!!
書き漏れがあると思うけど、とり急ぎ。
コンラッド:エフゲニー・イワンチェンコ
メドーラ:ウリヤーナ・ロパートキナ
ギュリナーラ:オレシア・ノーヴィコワ
ランケデム:ミハイル・ロブーヒン
ビルバント:ドミートリー・プィハチョーフ
アリ:イーゴリ・ゼレーンスキー
セイード・パシャ:ウラジーミル・ポノマリョーフ
フォルバン:
エレーナ・バジェーノワ、ポリーナ・ラッサーディナ、リーラ・フスラーモワ
イスロム・バイムラードフ、アンドレイ・ヤーコヴレフ、
オダリスク:イリーナ・ゴールプ、ダリア・スホルーコワ、エカテリーナ・オスモールキナ
アルジェリアの踊り :エレーナ・バジェーノワ
パレスチナの踊り:ガリーナ・ラフマーノワ