きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「宝塚歌劇100周年夢の祭典 時を奏でるスミレの花たち」(中継)

2014年04月06日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
リカちゃん目当てで本日18時の回を
東京宝塚劇場の中継で見てきました。

構成は、OGがのうち元男役トップが学年降順に登場しソロを歌い、
数人出たところで当時の娘役トップも出て軽くトークを数回。
第一部の後半には現役トップ5組10人によるデュエットダンスと
専科中心の現役生による宝塚歌劇第一回公演演目「ドンブラコ」の抜粋公演。
 桃太郎:トドさん
 犬:みりお
 雉:ちぎ
 猿:ベニ
 おじいさん:汝鳥さん
 おばあさん:京さん
 街の人たち:HIROさん、チャルさん、プリマ、ハッチさん、じゅんこさん、
       まゆみ姐さん、美穂さん
 鬼S:みっちゃん
 鬼A:まなと
 鬼達:だいもん、カチャ、みやるり、まっつ、真風、キタロウ
かな。
チギのつま先立ち移動が可愛かった。
鬼達がイケメン過ぎて、
宝物はメロメロになった女たちからの貢ぎ物じゃないかと。
最後は鬼を駆逐ではなく、みんな仲良しハッピーエンド。
第二部もOG降順登場ソロ歌唱+トーク数回に
トドさんと2番手の歌のコーナーなど。
ゲストの大トリはスータンさんに見えて、
実はツレさんの「セ・マニフィーク」でした。
最後は全員で「すみれの花咲く頃」。

司会は真矢みきちゃん。
初日が1時間20分押しだったとか。
最終日も煌めく大御所達が多数出演し
プレッシャーもあったと思います。
途中呂律が危ないところもありましたが
最後まで大役を務めたこと、
ほんとうにお疲れ様でした!

OGの皆さんは全員素敵でしたが
中でもリカちゃんが素敵すぎて固まった私。
ディナーショー等でも男役っぽい姿で歌っているけど
宝塚大劇場で歌う姿には涙が出てきました。
リカちゃんはトークは黒の半袖ワンピース。
歌のバンパイアの時は白ブラウスに黒サッシュ黒パンツ黒ロングブーツ。
トークでは先輩にいじられていました。

他の回は司会だけだったようですが
今回はみきちゃんも歌いました!
「Paradiso」(南佳孝の曲)です。
階段で気障った瞬間は、中継劇場でも歓声がおこりました!

たかこさんは皆からお祝いされ。
みきちゃんと純名さんのトークが弾み、
スモークの中で純名さんが転び、
みきちゃんの視界から消えた話なども披露。
純名さんはみきちゃんと組んですぐ辞めたので
「突然離婚をつきつけられた。
 私のどこがいけなかったの?」
と迫る場面も。

黒地の衣装に胸にでっかく黄色の「100」を付けたみきちゃんは
袖にいるとき現役時代が蘇り、
あやうくモミアゲを描きそうになったとか。
今日の男役姿を見て旦那さん両親がびっくりしないか心配とのこと。

グンちゃんが肉感的になっていました。

一路さんとまりこさんは袖で子育てについて語っていたとか。
歌ウマグループの中で恐縮しているまりこさんに
「あなたにはピアノがあるじゃない!」と
フォローのつもりがダメ押しになるみきちゃんでした。

マリポーサを歌ったミズはちょっと歌が上手くなった気がする。
まりこさんは安定していつものまりこさんだった。
皆さんが歌う曲は版権を除いての代表作という位置付けかな?
忠臣蔵を歌ったカリンチョさんの最後の決め台詞のとき
マイクがオフだった。残念。

第二部の曲が使用された作品の多くは見ていないはずなのに
タイトルや作品はわからなくても
聞き覚えのある曲が9割以上。
いろんなイベントで歌い継がれていますもんね。
むしろノルさんの曲がグレセンか夢はかわからないぐらい。

トークの中でなつめさんに触れてくれて嬉しかった。

ターコさんは女優でしか見たことなかったので
ねちっこくバトラーソングを歌う姿に見惚れました。
やっぱり元男役なんだなあ。

スータンさんの「ノバ」は絶品。
スターオーラがすごいよね。
トークは加茂さんの通訳付き。

ツレさんのセ・マニフィークは中継会場でも手拍子。

カチャも出ていたのに2番手並びには入らないんだな。
シビアな世界だな。
月だけ欠けててちょいと寂しかった。

終了は21時5分ぐらいでした。
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「ウォルト・ディズニーの約束」

2014年04月06日 | 映画
制作秘話だと思ったら、もっと深い話だった。
大好きなお父さんにはダメな面があって、
本当はそれを知っているけど認めたくなくて、
自分を置いて先に行ってしまったことをどこかで許せない、
そんな気持ちに救いがもたらされる話で、泣いた。
大好きなお父さんは良い人でいて欲しいよね。

しかし、ああいう男性が旦那なのはイヤだ。
奥さんの気持ちもよくわかる。
義弟でもイヤだ。

良い父であるには娘に嘘をついてはいけない、、
そして良い父でなくても好きでいてもいい、
というテーマは世界普遍だよね。

もちろん制作秘話もあり。
エンディングで流れる「生声」がすごかったな。
ウォルトさんたち、良く頑張った!

どこまでが本当で、どこまでが創作かは不明。
トラヴァース氏が映画には不満だった説も有り
ディズニーによる自画自賛部分はあると思う。
しかし、映画が今も愛されているのは事実だし、
ウォルトが世界中の子供に夢を与え続けているのも事実。
その理由が、ほんの少しわかるかもしれない作品でした。

エンディングの最後に出てきた名前は
ウォルトの娘さんかな。

役者陣がとても素晴らしかった。
トム・ハンクスはウォルト本人じゃ無いかと思うぐらい。
エマ・トンプソンも、非米国人なところが上手く活かされていた。
ポール・ジアマッティのラルフの暖かさには涙。
そしてコリン!あんなダメダメな男なのに
愛さずにはいられないお父さんを見事に表現していた。
ルース・ウィルソンの繊細な演技も良かった。

ポピンズさんは救世主であり、
父を撃退した敵でもあったのかなあ。

いい映画だけど、
ディズニー映画の「メリー・ポピンズ」を見ておくのは必須。
トラヴァース氏がプーさんのぬいぐるみを見て
「気の毒なA・ミルン」と言うのはディズニー社の自虐なのかな。
ここで笑える人でないと話についていけないかも。
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