きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」

2014年12月23日 | 映画
「さらヤマじゃないんだよね?」
ぐらいの情報で見に行ったので
突然のファンタジー展開にびっくりした。
「不思議の国のヤマト」だった。
閉じられた空間の不思議展開は
いまどきの厨二病より
「ビューティフルドリーマー」のノリを思い出した。
総監督が出淵さんだからかな。
メカ好き男子は予測外だっただろうな。
上映中にトイレに行く人が続出だった。
館内が寒いせいもあるんだろうけど。

戦闘部分とファンタジー部分を
無理矢理くっつけました感は否めないけど、
バーガー氏が生きていたし、
帰還してきたヤマトとコンタクトできた地球側の描写も良かった。
あんな寄道して大丈夫かと思うけど。
土方さん、斉藤さん、サーベラーは次作への布石なんだろうな。
この新版ではデスラー再登場はあるのかね。
元大帝国の総帥で落ちぶれた若者と
その彼を拾った蛮族の皇帝となると、
いろんなフラグが誕生しそうだ。
ただしもう「サムライ」じゃないだろうね。

サーベラーはさらヤマ系のビジュアルでした。
「大都督」ということはガトランティスは中華系のシステムで
今回の「蛮族」と呼ばれたメンバーは
弁髪のようなビジュアルからすると満州族的な?

ヤマトホテルは大連のホテルで
川島芳子が結婚式をあげたところだよね。
桐生さん、どんだけヤマトマニア。

作中の絵本のイラストは山田章博さん、
肖像画のイラストは未弥純さんと、
俺得すぎることもありました。
肖像画の女性がテレザートのテレサかと一瞬思っちゃいました。

新版の「心を読む魔女ジレル人」は、
松本版のデスラーの妻(と娘)の移行だと思っていたので
ここまで引っ張るのは意外でした。

次はさらヤマなのか、ヤマト2なのか。
楽しみでドキドキ。
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「宝塚歌劇 100周年記念 宝塚歌劇100年展 夢、かがやきつづけて」@国際フォーラム

2014年12月23日 | 宝塚(プチ・ミュージアム、衣装展示等)


駆け足で回るのが惜しいぐらいの大量展示だった。
資料そのものは知っているものばかりだけど
「年代に沿って一堂に」ってのが重要なのよね。
100年って凄いなあ。
OGが未だに劇団と繋がっているのがいいね。

OGの色紙をもっとゆっくり見たかったな。
図録はいずれキャトルで売ってくれるかなあ。

展示ホールだから仕方がないけど
撮影可スペースが暗かったのが残念。

ドンファンの衣装がとても懐かしかった。
意外に毛玉があった。

写真撮影可のスペースから。
ベルばら衣装


オスカルの部屋の再現


馬車


大階段


舞台セットミニチュア

牧さん作ではない方だね。

舞台セット資料



おまけ。
国際フォーラム地下には恒例の干支ツリー出現


来年の干支はひつじ!
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「劇団四季FESTIVALFESTIVAL! 扉の向こうへ|

2014年12月23日 | 劇団四季
キヨミチがJCSの曲を歌っているというので
逃げられないうちに行ってきました。

JCSの場面は「我らの・・・」から。
黒幕にライトで十字架を作り
その前で短縮版を歌う。
「夢見すぎたのだ-」はスンラさんバージョンのまま。
歌い終わってうずくまる姿には
先日までのユダがいた。

ただ、ビジュアルは、ロシアンマフィア。
後ろでまとめた長めの髪に
ファー襟の黒コートで
金のかまぼこ指輪と白いモフモフのペルシャ猫を添えたい。
ジェイソン・ステイサムかデンゼル・ワシントンに撃たれそうなビジュアルだった。
「スーパースター」はダンサーも加わっているため
純然たるポップスとして歌い上げ。
第一幕を盛り上げて〆ました。

「我らの・・・」はユダ曲なので
キヨミチ以外の人が歌ったらどう聞こえるか興味深いね。
新ユダへの布石になるんじゃ無いかな。

第一幕ではファントムも少々。
帽子を被るとそんなに怪しくないかな。
前回の主題歌では喉に来そうとハラハラしたので
今回の「墓場にて」は安心して聞けました。

第二幕では、ちょびっとタガー。
猫で見たいなー。

その他・・・
 ・緑の扉は「おしゃれ」
 ・味方さん大活躍
 ・飯田弟がアスペクツ。
  イケメン枠のようなので
  いずれアレックスにキャスティングされると期待。
  でも「眠らせないよ」って言われたときには、
  研1から見てる子の「今宵一夜」を見ちゃったときの
  気恥ずかしさと同じような気持ちを持つんだろうな。
 ・アースラの歌で親子二代に渡る依怙贔屓の不快感を思い出した。
  あれは親が悪いよね。
 ・瀧山さんのジーニーは、四季版としては似合いそうだけど
  山寺さんのイメージを頭から出してみるのは難しそう。

全体的には以前の印象と同じ。
加藤さんの振付はスターヴォーカルのバックの踊りなので
メインにするには華やかさに欠ける。
技術的なレベルが高いのはわかるけど
インパクトに欠けるんだよね。

普段、ヅカや古典バレエを見ているので、
出演者に序列が無く横並び状態なのが
(自分的に)盛り上がらない要因なのかな、と思います。
作品にも序列を作れないので「山場」にする場面も作りづらいよね。
強いて言うと「スーパースター」なんだろうな。

ヅカ脳なので若手がワラワラいてキヨミチがいない場面を見ると、
次の場面はキヨミチが総スパンの服を着てピンスポを浴びながらセリ上がり、
と思ってしまいます。


【出演者】
【ヴォーカルパート】
MC : 味方隆司
瀧山久志 上川一哉 飯田達郎 芝 清道
岡村美南 雅原 慶 山本紗衣 吉田絢香

【ダンスパート】
松出直也 斎藤洋一郎 西尾健治 松島勇気
水原 俊 大森瑞樹 朱 涛 厂原時也
加藤久美子 駅田郁美 相原 茜 相馬杏奈
井上佳奈 原田麦子 川井美奈子 村上今日子 小菅 舞
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「眠狂四郎 炎情剣」(雷蔵祭「初恋」アンコール上映)

2014年12月23日 | 映画
美しい未亡人に助太刀したことから
大藩家老達の陰謀に巻き込まれる狂四郎。
知らず知らず女を不幸にし、
気障な台詞を吐きまくり、
ニヤリ笑いに好色さが滲み出て、
無垢な少女には優しい。
河童の刺青ネタなど原作ネタも上手く活かし
「眠狂四郎」としては
シリーズ中いちばんよくまとまっていると思います。

年代的にも他のシリーズ作品がエログロになるところ、
この作品は下品にならないエロで止まっている。
三隅監督ならではの光と影のコントラストがとても美しい。

玉緒ちゃんは美しき悪女が似合う。

大画面で雷蔵を拝める幸福に酔った。
ありがたや。

70年代のエログロ映画も好きですし、
他の狂四郎シリーズが悪いわけではないですし、
映画のレベルでは「無頼剣」が断トツで良いのですが、
柴練の原作との融合という面では
この「炎情剣」が一番良いと思います。


「三隅」と打ったら予測変換に「研次」が出てきました。
iPhone、優秀だわ。
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