きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「フューリー」

2014年12月06日 | 映画
第二次世界大戦での米軍戦車隊の話。
淡々と話は進みながらも娯楽作品としても面白く
2時間強も引き込まれたまま。

前進のみの状況に従うしかない男たち。
あんな狭苦しい空間でいつも一緒なら絆も生まれるよね。

戦車の強み弱みも描かれていた。
後半に出てくる独軍戦車「ティーガー」は本物だとか。
鉄鋼の重量感が伝わってきた。
冒頭に「米軍戦車は独軍戦車に比べると性能は悪く」
みたいな説明が出てくるけど
一目でそれがわかる映像だった。

ドイツ人がちゃんとドイツ語を話しているのがいいね。

ブラピは苦手だけどこれは良い、とか、
潜水艦映画好きだけど戦車もいいね、
などの評判はまさにその通り。

戦車の内部構造も興味深かった。
ブラピ(の役)が多く語らないのがいい。
芝居部分は雰囲気映画で、
メカと、死ぬ場面はリアルだった。

空戦の始まりを地上から見る「絵」も良かったなあ。

本部?にいる若手将校が、
叩き上げとはあきらかに違う雰囲気なのも良かったな。
士官学校出身のエリートなんだろうな。
顔に傷がある実戦経験豊富な大尉より
階級が上なんだろうな。
下っ端は彼らの作戦に従うしかないんだよね。
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「ドン・キホーテ」アレクサンドロワ&ラントラートフ/ボリショイ・バレエ

2014年12月06日 | バレエ・ダンス
大爆音ハイスピードで始まり、超ハイテンションのまま終了。
満足感がハンパない。
すっごく楽しかった!
やはりこの格のダンサーによる主演公演は見応えがあるわ。

マーシャはまだ本調子ではないのかもしれないけど、
ちょっとした芝居など、細かいところまで表現している

ラントラートフが激烈に素晴らしい。
ウヴァーロフの系統のダンサーで、
ダイナミックでありつつ手足の先まで神経が行き届いた密度の高い踊り。
脚がとにかく美しい。
1幕リフトは片手持ちの上、2回目は片脚を離した。
すごいわよ~!
これぞボリショイ!ウハウハだよーっ!

エスパーダのルスランは長身イケメンだし、
街の踊り子のカルポワもキレの良い踊りだし、
ボレロのサーヴィチェフもすごくかっこいいし
もう、隙が無さすぎるよ!

二幕は狂言自殺の後、
ジプシー野営地経由の夢の場面。
キャラクターダンスてんこ盛り。
酒場のギターの踊りもあって、
カンパニーの底力を感じる。

狂言自殺はバジルとキトリの打ち合わせあり。

マーシャの回転は高速ピケターンで舞台二周、
さらにラントラートフが回っている間にその周りを一周。
大迫力でした。

今日のドン・キが楽しいのは、
グリゴロの自作改訂じゃないからかも。
ファジェーチェフが才能豊かだとは言わないけれど、
ストーリーを最低限にしてとにかく踊りを見せまくる最近のグリゴロ作品は味気ないよね。
古典全幕は様式美が大切で、ダンサーの見本市じゃないんだからね。


私はボリショイといえば
グラチョーワvsステパネンコの頃のイメージなので
マーシャは若手認識だったけど、
彼女ももう若手に追いつかれる年代になったんだなあ、
と、今日しみじみした。


【配役等】
キトリ/ドゥルシネア:マリーヤ・アレクサンドロワ
バジル (床屋):ウラディスラフ・ラントラートフ
ドン・キホーテ (さすらいの騎士):ニキータ・エリカロフ
サンチョ・パンサ (ドン・キホーテの剣持ち):アレクサンドル・ペトゥホフ
ガマーシュ (金持ちの貴族):ヴィタリー・ビクティミロフ
フアニータ、ピッキリア (キトリの友人):アンナ・レベツカヤ、ヤニーナ・パリエンコ
エスパーダ (闘牛士):ルスラン・スクヴォルツォフ
街の踊り子:アンジェリーナ・カルポワ
メルセデス :クリスティーナ・カラショーワ
ロレンソ (宿屋の主人/キトリの父):アンドレイ・シトニコフ
ロレンソの妻 (キトリの母):アレフティナ・ルーディナ
公爵:イリヤ・ヴォロンツォフ
公爵夫人:ヴェラ・ボリセンコワ
居酒屋の主人:ローマン・シマチョフ
森の精の女王:アンナ・ニクーリナ
3人の森の精:
 アンジェリーナ・カルポワ、オルガ・マルチェンコワ、アナ・トゥラザシヴィリ
4人の森の精:
 アンナ・ヴォロンコワ、スヴェトラーナ・パヴロワ、
 エリザヴェータ・クルテリョーワ、ダリア・グレーヴィチ
キューピッド:ユリア・ルンキナ
スペインの踊り:
 ニーノ・アサチアーニ、ヴェラ・ボリセンコワ、 マリーヤ・ジャルコワ
ジプシーの踊り:アンナ・バルコワ
ボレロ:オクサーナ・シャーロワ、アントン・サーヴィチェフ
グラン・パの第一ヴァリエーション:アンナ・チホミロワ
グラン・パの第二ヴァリエーション:アナ・トゥラザシヴィリ

指揮:パーヴェル・クリニチェフ
管弦楽:ボリショイ劇場管弦楽団
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デヴィッド・ボウイ写真展「TIME」@スパイラルホール

2014年12月06日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)
「鋤田正義によるデヴィッド・ボウイ写真展“TIME - David Bowie by Masayoshi Sukita”」に行ってきました。



点数はそれほど多くないけど
大きい作品が多かったです。

実に、実に、美しい人でした。
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秋季皇居乾通り一般公開

2014年12月06日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
せっかくの機会なので行ってきましたよ!
午前中なら空いているし。

平日でも9時半開門になったということで
しっかり防寒のうえ、8時半頃に大手町駅出発。
坂下門を目指したら待機列は桜田門の方とのこと。
二重橋前駅の日比谷寄りの出口から行く方が近かったな。
ぐるっと回って待機列には9時頃到着。


まだそんなに混んでない。
いずれここも人で埋まるのかなあ。


9時前には列移動。
手荷物検査とボディチェックがあります。
そのあとしばし待ち、(たぶん)9時半開門。
坂下門を内側からパチリ。


一方通行の道をゆっくり進む。
道が広いのでかなり余裕を持って歩けます。

(この後は大混雑だったみたいだけど)

宮殿。国賓が来るところらしいけど・・・

ショボイよなあ。
世界中の人が想像する「エンペラーがいるパレス」
ってこれじゃないと思うけど
日本はこんなもんなんだよね。

天守閣っぽいものが見えるよ!

江戸城なんだなあ。

宮内庁庁舎。


石垣!


紅葉はこんなかんじ。








道にところどころ色づいた紅葉があって
風情もあるけど、一面真っ赤というわけではありません。

お堀とか。


なんかの門とか。


乾門でゴール。



紅葉を見るだけなら物足りないかも?
内側から石垣を見ることができるのは嬉しいですね。
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