日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

傘寿を迎えて

2006年07月03日 | Weblog
遂にほぼ健康で爽やかな満80歳の誕生日を迎えた。感慨一入である。“身体髪膚これを父母に受く、敢えて毀傷せざるは孝の始めなり”とは、嘗って旧制中学で習った漢文である。これがやっと実感として受け取れる年齢になった。父母兄弟祖先の恩は、広大にして深遠である。たまたま素晴らしいお花を誕生祝に親しい友人から頂戴した。
 また、昨夜は家中で祝宴を開いてくれて、今日はまた娘よりブログのお祝いのメールを貰って嬉しい最中、昼下がり85歳の姉も来訪してくれた。午後3時、青天霹靂、梅雨空の鬱陶しさを一気に吹き飛ばして雷雨が去った後,清々しい夏空の太陽が輝き、森羅万象までが祝ってくれた陽気に感謝したい気持ちで一杯である。恵まれた傘寿の有り難い喜びの感謝の一日となった。

2年前の今日今夜京王プラザホテルで叙勲祝賀会が開催された。
78歳での感動の一夕であった。多くの出席者や来賓に囲まれて、生きている幸せをかみしめつつ、お祝いに参席された皆様に心からの感謝を捧げた。歴史的な生涯一番な老いの道行きの嬉しい出来事であった。瑞宝中綬章は勲記とともに応接間に飾られている。