久し振りの晴天の土曜日、早目に登学した。が,時間厳守はそれ程のことは無く、凡そ15分過ぎに学生の開催宣言が告げられた。学生の案内で学生の実験発表や催しなどを見て回って、50年振りの手作業での尿・血液の化学分析や基準値の設定などに目を見やった。たまたま今日は計量記念日、血圧測定の実際も見学、血圧計の整備不良が見つかり、その際の臨床で患者さんへの影響を指摘しておいた。今でもそうかも知れないが、意外に大病院でもこの6月10日頃の計量器具の一斉点検は余りやっていないらしい。うちでもそうだ。学生の一人が息堪え実験で脳貧血を起こし暫しの意識消失と痙攣を起こしたと、学科長から通報を受け、現場に急ぎ赴いたが、幸いに回復していた。脈も正常に戻り一応血圧を測るべく血圧計を持って来させ、実施したが水銀柱が登らず血圧計の不具合で測定不可能だった。矢張り内でもそうか?お粗末だった!修理を指示しておいた。正しい血圧計を一台教務課に寄付することを教員に告げておいた。多くの学生が熱心に講演会にも出席していたのには嬉しかった。元気を貰った。夕方閉会宣言後、来週の講義用にスライドに工夫をすべく、教員にPCの未知の方法を教えて貰い、夕頃帰宅した。少し疲れたかなという感じだった。