雀が桜を！花冷え、そして、ひこばえの桜の花

　一週間前に桜の開花宣言があり，今日で満開の筈がまだ２～３分咲きだ！花冷えで花びらも縮込んでいるのであろう。その咲いている２分咲きの花びらを、子房の部分から噛みちぎって５輪の花びらを地面一杯に撒まいているのは、他ならぬ可愛い雀たちである。確か２０余年前からの現象で、雀も餌に不自由しているのが大方の理由に他ならないと信じている。可愛そうな雀たちと思うが、飛び回る姿と、餌にありついて，桜の枝葉をわがもの顔に飛び交い、そのはしゃぎの鳴き声がとても可愛くいじらしい。
　さて、大きな桜の根本から盛んにひこばえが枝を伸ばし、その途中に２～３輪の花蕾みが付いている。タバコの吸い殻を拾い集め、捨てに行く途中に、地面に飛び出した大きな桜の根が凹凸に盤根状にあちこち突出している。そこに踏み捻られた枝を見付け、そっと散歩の帰りに持ち帰り、花瓶に飾った。部屋の温度と水やりで直ぐさますっかり元気を回復し、家の中で桜花爛漫と言うわけ！綺麗だ！写真はその桜である。メイとの散歩と、タバコの吸い殻拾いの功徳かしら！？かと思っている。