明後日が寒露であり季節の推移と共に、後期の授業も佳境というより山頂を目指し、歩一歩力強く昇りつつあるというのが、学生の現状であると言えよう。朝礼の訓話で、大学化の波が進みつつあり、吾々は今こそ本分を尽くし、学生教育そこに全力を傾注することこそが、大事であると思うと述べた。天王山、背水の陣などの言葉を駆使して、教職員の志を全学一体で進めて行こうと強調し、気分を新たにしたつもりである。入試が愈々火蓋が切って落とされ、この20日からその第一回が開始される日が目前に迫ってきた。
街角や登学の道すがら、何処とも無く木犀の清楚な芳しい香りが漂って来て、元気と生気を甦らせてくれる。爽やかで心地よく、これこそ秋の風物詩そのもであろう。先週辺りからメイとの散歩で、公園でも美麗で心地よい木犀の香りに包まれて、ボール投げや散歩を楽しむことが出来た。これで天候が安定して例年の秋の空や風情を体全体で受け取ることが出来れば。幸いなことこれに過ぎることは無い。さて今日も頑張ろうと思う。
安倍首相がインドネシアのAPECのGEOで日本の所信を闡明に表明する由とのことなので、心強い限りである。是非日本のステータスを昂めて、経済上また国際法上もグローバルな地位を飛躍させて欲しいと、心から願って止まない。