日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

合格電報70年前の今日

2014年09月08日 | Weblog

 戦時中の今から丁度70年前の今日は、陸士から合格ウナ電報を貰った感激の日である。その日の受電は午前9時20分頃であったと思う。天にも昇る気持ちで父に見せて大喜びして貰い、その足で直ぐさま中学校に向かい、教頭や担任、配属将校に見せて感動し褒めて頂いた事を、はっきり覚えている。特に山上教頭からは、陸士校の区隊長、文官教官名を電報の裏面に鉛筆で裏書きされて、会ったら宜しくと言われた事を鮮明に記憶している。憶えば多くの若者が陸士・海兵を目指し入試合格を目指した訳である。国のため一身の為志願したが、流石に陸士・海兵は難関だったようである。わが町は勿論県立の我が中学からは、この年たった一人、私だけの合格だったようであった。海兵は何人か合格したようであった。今も、その感激と意気込みが生き続け、それが根底に有って、人の2倍もの期間を学習し、医師・歯科医師の両免許を取得出来た理由であろう。更になお現役を3度繰り返し、現在医師として3度目の勤務が出来ている理由であろう。憶えば、兎に角頑張った青春であった。陸士の恩恵である。思い出すだに当時の心意気が彷彿として蘇ってくる。懐かしくもあり、有り難くもあり、嬉しい事である。