日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

早晨夢中散遊

2011年02月20日 | Weblog
 早く寝ると早晨に目覚めて、その後中々に寝付けない。高齢者は睡眠時間は少なくて良いらしいので、無理に寝ようとせずに、夢現の侭に郷愁漫歩を試みている。想い出はとても楽しいものである。それにしても、今更と言う訳であるが、亡父の偉大さを再認識している。在りし日のことどもを歴史絵巻のように、事柄・年代を想起しては、さすがと思うことのみが次々に目の前、記憶の淵から浮上してきて、尽きることが無い。これを、早晨夢現散歩漫遊と自認しながら、朝の一時を、追・回想して過ごす時間帯、すなわちこの起床迄の間が楽しいものなである。
 昨日の日溜まりでの暖かさに比べて、今日の曇り空で、その冷たさは、少し季節が逆戻りしたように思われる。矢張り早春で雨水を過ぎたばかりは、三寒四温は冬の季語であるが、その言葉に匹敵するような今日の天気である。
 この頃、独り梅の花のみが気高く咲き匂うようである。田舎、都会を問わずあちこちに、紅梅白梅が咲き匂って、人の心を癒し目覚めさせてくれている。突兀とした幹や枝に、葉に先駆けて咲く梅の花、寒さに強い凛とした花開く様は、何とも心身の健康溌剌さや、元気の原動力である。
 小鳥が庭木や芝生に何度も訪れて来ている。春動きが速い。四十雀、エナガ、メジロなど何とも可愛いい。そしてリスが夏みかんを矢鱈に食べている。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿