3~4日前にも来たが、今日もツバメがやってきた。窓越しに駐車場の水溜りに、仲の良い一番いがやって来て、水際の土を啄んでいる。巣作りの準備で大変だろうと思いつつ、一寸気にかかる。都会では、瓦屋根が無くなり、セメントと鉄作りの建物だらけで、人家の庇も目立たない今日この頃、はて、さて、巣はどんな処へ作るのであろうか。とても気がかりである。矢張り安全な庇へ巣を造るに違いない。遥々南の国からやって来て、よく探すものである。まさか小公園の木立とか、川辺の柳と言う訳にもいくまいと思う。
懐かしいツバメ、故郷の家には毎年必ずやってきて、家の中に巣を作ったものだ。緑の濃い季節の苗代田圃の、青い空を高く低く飛翔する姿は、こよなく美しくスピード感鮮やかで、爽やかな五月の先駆けである。“もう初夏だな”と言う感じこそする。「小鳥の来る日」と言う吉田絃二郎の作品が直ぐさま頭に浮かぶ。弥生の桜,五月の菖蒲と共に、ツバメが身近に校舎脇で見られるのは、こよなく有り難い嬉しく楽しい風物詩だ。
懐かしいツバメ、故郷の家には毎年必ずやってきて、家の中に巣を作ったものだ。緑の濃い季節の苗代田圃の、青い空を高く低く飛翔する姿は、こよなく美しくスピード感鮮やかで、爽やかな五月の先駆けである。“もう初夏だな”と言う感じこそする。「小鳥の来る日」と言う吉田絃二郎の作品が直ぐさま頭に浮かぶ。弥生の桜,五月の菖蒲と共に、ツバメが身近に校舎脇で見られるのは、こよなく有り難い嬉しく楽しい風物詩だ。