色々の季節の移り変わりが済んで愈々本当の夏になった。爽快な夏の気色が立ち始める。昔の小学唱歌ならずとも夏は来ぬの季節が真っ最中である。卯の花、ホトトギス、樗(栴檀)、水鶏、早苗、藤の花が大変あちこちで綺麗である。「藤垂れて立夏の急雨到けり」とは、臼田亜浪の立夏の句である。正に時季を得た名句である。今日は天王山の近くにある楠木正成の父子の別れの石像を見学し、付近は清水の湧き水で有名であるので、その辺りをも観察して来ようと思う。水無瀬駅で降りて楠公父子決別の所を見学写真を撮り近くの食堂で昼食を撮って帰宅した。昔20年前とは大変変わっており歴史観の変遷を余儀なくされた格好である。
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