日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

薮入り、豆腐,そして今日陸士入校の日

2009年02月11日 | Weblog
 昨日は豆腐、薮入りの日だったそうだ。今日は63年前、弱冠18歳の少年の自分が、誇りをもって勇躍へ晴れの陸士へ入校した日である。憶えば様々な感慨が次々に混迫し、よくぞ健康でまだ今なお現役の身であることを、有り難き幸せと思うものである。国のため挺身将校生徒として入学した意気や壮たりと言うべし!である。思い出は尽きない。自分史に小学生以来の生活の歴史を執筆中であり、製本して保存出来る事が何よりの楽しみである。これからも歴史を刻んで行きたい。<
写真は屋上より学校方向のオペラハウスを望んで、その先真っ直ぐ北方面は、丁度埼玉県朝霞の元陸軍予科士官学校の方向である。懐かしい想い出ばかりが63年の人生物語りを繙きつつある。

春風駘蕩

2009年02月10日 | Weblog
 昨今の陽気は矢張り早春だ!陽が少しく中天に掛かり暖かい風が身体を過る、これを春風駘蕩と言うのであろう。水仙はもとより、梅、木瓜、菜の花、ミモザなどの花が、色鮮やかに、ひっそりと静かに咲いている。
 暖かさにつられて、今日は朝晩2度の散歩にメイを連れ出した。もとよりメイは大喜びだが、コースが違うと匂い嗅きが一生懸命で、なかなか足が前に進まないで道草歩行である。それが楽しみであり本能であるから、已むを得ないのだと思う。木々の芽が少しずつ角ぐんできている、早くもつつじや皐月の花芽が目立ち始めて来ている。グミとびわの花芽も膨らんでいる。流石矢張り春はここまでやってきていると言うわけである。駘蕩とは、穏やかでのどかな様を言う。今日の天候陽気はその通りであり、明日から4℃ばかり気温が下がり、寒い曇り空だそうだ。しかしそのあと直ぐに晴て春の日差しが訪れるらしい。昨日は京都の長女が研修で上京し、3日間の缶詰研修を終えての帰途、急ぎの余暇を1時間ばかり割いてわが家に立ち寄った。元気で何よりで嬉しかった。久し振りの楽しい会話もそこそこに京都へ帰って行った。春は皆誰でも忙しい。

歴史に学ぶ、経験も

2009年02月09日 | Weblog
 科学も嘗っての昔の文献参照や、自己研鑽の結果からの新機軸を生み出して、発明発見に繋がるわけである。ドイツの名宰相ビスマルクは、「歴史に学ぶものは賢であり、経験に学ぶものは愚である」と言っている。が、政治は確かにその対象が広大で歴史こそは最大亊であるのに対し、経験は個の体験を通して長くて狭い内容で学術がこれに匹敵するであろうと思われる。科学の領域での学術研究は、どちらも言い得て妙であり両者に深く関っている。直近の研究には経験から由来するアイデアやヒントそして工夫が生かされるが、専門領域を超えた研鑽には歴史研鑽や懐古の史実が、どうしても必要となってくるであろう。
 教育の場では、研鑽研修による実績が、講義に大いに適切有効で、充分な効果を上げ得ることであるが、学校全体やその教育組織などを考える場合には、歴史.伝統などが、教員個々の「人格」と共に如何しても必要となることは自明の理である。「学生の為には」と言う言葉はその教育目的達成の為の金科玉条であるが、教育者としてそれらを円満に兼ね備えることは、至難の業である。その為、それに一歩でも近づく努力、それこそが、日頃の研鑽の謙虚な心掛けであろう。最近考えるところがあって、このような文章を綴った次第である。!

立春3日目、春寒

2009年02月07日 | Weblog
 春立つという言葉がまだ虚ろに感じられ、実感としては春寒である。今朝はメイを連れて遠い世田谷公園まで散歩した。陽当たりの梅は綻びていたが、日陰では蕾がまだ堅い。途中で綺麗な菜の花を見付けたが、春の香りが新鮮で、とても美しかった。1枚携電で撮影しこのブログに載せたというわけ。往復4,754歩であった。  
 昨夜はメイのシャンプも行ない、メイの体全体が引き締まって綺麗だ!そのせいか今朝は頭部耳周りなどを掻く動作が減り痒みも減少しているようだ。
 昨年も丁度今頃この菜の花をブログに載せた記憶が甦ってきた。梅と共に、季節の先駆けの美しさである。メジロ、ツグミ、ムクドリそしてお馴染みの雀などの小鳥達の動きが皆活発だ。メジロなどは啼きながら木々の枝葉を飛び回っていて、その鳴声がなんとも可愛く美しい。これも春告げ鳥だ!矢張り、もう其処此所が春なのだ!

家内の眼痛・刺激痛、矢張り点眼薬のせいであった!

2009年02月05日 | Weblog
 果たせるかな点眼薬を取り替えたら、痛みも刺激痛も消失して、順調な治癒過程をスムーズに辿る事が出来た。Dr.に遠慮しないで言った事が見事功を奏した。多少嫌みを言われたようだがそんな事は問題ではない。私の診断が正しかった事が証明され、何よりも家内の疼痛消失と視野狭窄や視力異常が無くなり順調な回復を歩み始めた事が嬉しい。厳密にはインフォームドコンセントが中々とれ難い事が、恐らくどこの診療施設でもまだ見られる事であろう。今日の学外集中講義は正にそれらを詳細に症例を提示しながら3時間程実施してきた次第だ。家内のケースも一緒にプレセンテーションしたと言うわけ。めでたし!めでたし!
 立春から2日目の今日は、曇りで予報が外れた。ただ寒さは、矢張り心無しか和らいできた様子である。講義の帰途に梅の花(紅梅)を撮ってきたので、このブログで記念の記事にしたい。

点眼薬による?症状か?

2009年02月03日 | Weblog
 家内のオペが済んで視力も出て快方に向かいつつあるのだが、今回の点眼薬、どうにも沁みて点眼後2時間程とても辛いらしい。回数、時間帯、他全てを指示通り行っているが、点眼の都度苦しいらしい。濃度か、発売会社の違いか、基剤の違いか、などなどを、あれこれ想像し悩んでいる。いっそ明日は予約してないが、早く電話してその侭病院へ行き、診てもらう事にした。そこで答えが出るであろうことを期待している。微妙な症状だけに患者に取っては辛い事だ!
 長椅子の皮張りを新調しアンコも良いものに取り替えて今日午後出来上がり、装着した。しっかりして硬く座り心地がとても良い。昨年秋から家中が改装し綺麗になって今年は,住み易く気持ちが良い日を過ごしている。家内の目が完璧に治癒すればこんなよい事は無い。もう一息だと思う。楽しみに期待している。

春が直ぐそこまで

2009年02月02日 | Weblog
 朝礼で季節感を披露、教職員春の息吹を全身で感じながら、明るく前向きに、学生の為に!をモットーに、最終学年の仕上げに努力をして欲しい旨を強調した。明日は節分、明後日は立春だから、活発に活動しようと締めくくった。
 教員に家庭的な難問を抱えていた人が居て、午前午後と事情と対応方法に就いて意見を述べ、説明を加え説得したが、通り一遍では解決は容易でない事を予想していた。それで、郷愁を掻き立てる写真と、郷里の鎮守様の絵札を持参して、この静かな村里の社前で、何れ解決の日には、二人でお詣りする事を奨めたところ、賛成してくれた。校務に尽瘁しながら、家族の問題は一家ぐるみで知恵を絞り、最大限の努力をする旨の返事をもらった。これでホッとした次第である。やれやれ!
 「春は名のみの風の寒さよ!」の小学唱歌が、朝晩の急ぎ足の登下校に連れ添う。今日はそれなりに少し疲れたので早目に下校した。帰宅すると、メイが喜び勇んで部屋や廊下を駆けずり回って、盛んにじゃれ付いてくる。可愛いものだ。夕餉のあと暖房の床に寝そべり、耳の周囲、額、頭、目の周囲を掻いてやると、心地良いメイの寝息が聴覚を過った。よい風景だ!家族団欒に似合う夕べとなっている。