引き続き、ロンボク島で活動中です。
昨日は、中部ロンボクのマスマス村というところへ行きました。
Desa Masmas Kecamatan Batukliang Utara Kabupaten Lombok Tengah.
ここは、村ツーリズムに取り組んでいる村で、ハビブさんというリーダーが2005年くらいから外国人のお客さんを受け入れています。
(写真下、右側の男性がハビブさん。中央はゆいツールのボランティアスタッフのパティです)
Ynag kanannya adalah Pak Habiburrahman, ketua Pokdarwis MasDeWis dan direktur KaPe VBT.
ゆいツールがこの村のことを知ったのは、昨年の12月にタナ・ベア村のトニーさんと北バトゥッリアン区役所を訪れたときでした。
ハビブさんは行政や外からの支援を上手に使っている様子で、行政側の人に聞くとわりとマスマス村は知られていました。
行政担当者と一緒にロンボクの外にプロモーションにでかけるチャンスがあったり、何かの支援で村に外国人用の公衆トイレが何か所が設置されていたり、私の目から見ると「進んでいる」感じです。
(↑ トイレ。中をのぞくのを忘れました)
それでも、外国人が毎日押し寄せている、というところまではいっていないようで、私が学生ツアーの話をすると「ぜひうちの村へ」と強く勧められました。
ロンボクで、普通の人に聞いてもマスマス村の名前は出てきません。まだまだ知られていないようです。
がちょうが散歩をしています。
ごく普通の村です。池で魚を取っているようです。
特徴は、ケタッという植物でかごなどを編む工芸品があること。
ゆいツールがよく行くリンサール地区の工芸品店に比べると、質は落ちますが、村の人と一緒に作れるというところが魅力です。
Foto tamu di desa Masmas..mencoba buat kerajinan dari Ketak.
(マスマス村を訪れた外国の方。ハビブさんから写真を提供してもらいました)
ハビブさんからは、現在作成中の「村ツーリズムを紹介するパンフレット(インドネシア語)」や、2月に予定しているゆいツール主催の「村ツーリズム発展のためのフォーラム」について、意見をもらいました。
ゆいツールの現地での活動は、半分ぐらいが目的に沿って関係者をあちこちたずねて意見交換をすることです。
行政担当者、NGO関係者、ごみ銀行、村ツーリズムに取り組んでいる村、などなど。
12月に実際にツアーを行う村以外でも、パンフレット作成やフォーラムの準備と実施を通して、多くの関係者とつながり成果を共有することで、ロンボク島での村ツーリズムやごみ銀行の活動が促進されていくことを目指しています。
インドネシア人(特にロンボク人)は、お互いに嫉妬したり羨ましがったり成功している人の足を引っ張ったりする傾向が強いですが、それでも少しづつ全体として前へ進んでいけたら、というささやかな思いをもって活動しています。
(山)
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