ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

もっと、もっと、もっと!ごみを商品に変えよう in Lombok

2015年06月22日 | ★2015年度(ロンボク)

今回は、1月よりサポートしているロンボク島のバトゥ・ジャンキ村の女性グループの活動の成果などを報告します。

(Kegiatan ibu-ibu di desa batu jangkih di Lombok)

(写真は、コーヒーの空き袋を編んで作ったミニカーペット。まだ練習中です)

バトゥ・ジャンキ村では、1月にクラフトづくりの研修を実施し、3月に追加研修も行いました。

まず5月末に様子を見に行くと、一部の女性たちが作ったクラフトを持ってきて、「もっと作り方を教えて欲しい」と言ってきました。

(Ibu-ibu sangat semangat dengan buat kerajinan dari sampah)

住民を支援しているエリックさんによると、村の学校の先生がいくつかクラフトを買っていったということです。どうやら学校で子供たちに見せるために購入した模様です。

6月上旬に再び、追加研修を実施するために、NTBマンディリごみ銀行のアイシャさんとともに村を訪れました。

村に着くと、住民支援をしているNGOのエリックさんが、コーヒーの空き袋を集めるためにごみ銀行を始める計画を話してくれました。

しばし3人で打ち合わせをしました。(Pak Erik mau buat bank sampah di desa batu jangkih untuk kumpul bungkus kopi.)

 

女性たちのところへでかけると、なにやら長いものを持った人が。なんと、プラスチックごみを編んで作ったものでした。

さっそく研修開始です。女性たちは、身を乗り出してアイシャさんの手元を見つめます。

「カーペットを作るんなら、縫うのは表側からよ」アイシャさんが細かなテクニックを伝えていきます。

「このかごも、自分たちで作れるようになったんだ」と、グループを取りまとめている男性が、ジュースの飲み物カップの口の部分を活用したかごを見せてくれました。3月の研修の成果です。

アイシャさんは、バトゥ・ジャンキ村は観光地のクタにも近いし、できるだけ自分たちで観光客向けに販売を試みたらどうか、とアドバイスしていました。

質がよければ、必ずお客さんは買ってくれるから、という言葉にうなずく女性たち。

みなさんとパシャリ。

 
ゆいツールは引き続き、バトゥ・ジャンキ村の女性グループのサポートをしていく予定です。
彼女たちの活動が徐々に注目されて、村からごみが消える日が来ますように。(山)

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