友人に付き合い名古屋の徳川美術館で立派なお雛様を見てきました。
尾張徳川家14代夫人貞徳院(1849年18歳で結婚)持参のお雛様。
マウスを絵の上に置いて変化をお楽しみ下さい。
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有職雛(束帯姿)と五人囃子(雅楽)と犬張子
「マウスオン」でお昼に頂いた「雛ご膳」が現れます。
お膳の中央の細い線は五色の水引(10本)を束ねた飾りです。
献立は高杯と曲げ物に載った15種のあしらいが盛り込まれた「八寸」と
「椀物」…菱餅真丈と菜の花・八角形の塗り物に入った「山菜飯蒸し」
・デザートの道明寺餅…いずれもミニ。お品書きを確かめながら食べる!
白酒はなし・これで2600円!でも予約も満杯。ホテル特製の故か(笑)
平成7年に亡くなられた秩父宮妃勢津子様(会津藩主松平容保の孫)の雛人形が
実妹の徳川正子さんに遺贈され、その後徳川美術館に寄贈されたのですが、
平成九年三月に特別展示されました。
その時に一人で新幹線に乗って見に行ったから、今回が二度目です。
津市の結城神社「枝垂れ梅」見物がセットのバスツアーを一月に申し込み
しつっこい咳だけなので今更断りも出来ず、マスク持参で行きました。
幸い暖かい日の上、花粉症でマスクの人も多くてあまり目立たずほっとしました。
館内のお茶室・宝善亭で一日100名限定の雛ご膳(お雛様のお相伴で皆一口づつ!)を
頂いて、大急ぎで展示室へ。食事時間を含めて3時間の見学なのです。
雛道具は絵葉書にもなかったのでお見せできませんが、
さすが天下の御三家!のお雛様。素晴らしい大名道具の雛道具でした。
嫁入り道具一式の全部がミニチュアで揃っています。
結城神社の枝垂れ梅も後で載せます。
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秩父宮勢津子妃遺愛の雛人形
宮家のお雛様なので男雛の装束は
天皇のみに許される黄櫨染のご袍。
前回は雛道具一式も披露されました。 |
徳川美術館の入場券
館内は撮影禁止の為、徳川美術館HPより
お雛様のお写真をお借りしました。
入場券の絵は国宝の「源氏物語絵巻」です。 |
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尾張徳川家19~21代の
三代当主夫人の雛飾り
所狭しと並べられた御所人形等の
数は数える気にもならない多さ! |