12月の水彩画は義妹の姑の告別式で欠席したので二月ぶりでした。
白い布の上に置かれた水差し、パン籠とフランスパン、オレンジ、
トマト、紅茶の缶を描きます。
横長に置かれた静物をどの角度で切り取るかは個人の自由、
でもパンは必ず入れるという決めで好みの場所に座ります。
yukarikoは経験が少ないから、パンに使う色を教えられても、薄く溶いて塗ると
単調なべた塗りで、立体感が出ないので手こずりました。
上手な方はデッサンがしっかりしているから、薄い色を塗るだけで充分立体的!
一度塗った色をティッシュで拭きとって少しだけ色を残し、乾いてから
他の色を足したり、何度も重ねたり。
先生にお聞きすると…
『最初は塗り絵っぽい塗り方でいい、だんだん違う方法を教えていくから』…
あれこれ考えて何度もふき取ったり、乾かしたり、あれは何だった(笑)
ポットの白は陰に薄いブルーを塗りましたが、先生のアドバイスは…
『白は他の色を反射しているのだから3原色を重ねて塗って表す』…とのこと。
さっそくピンク色をブルーの横に足してみました。
全体に平面的なのでテーブルの白布に影を付け、背景色もポットに使った
ピンクと紫を混ぜて塗りましたが、その塗り方も全部塗る、一部残すなどの
やり方があるとの解説に『へぇ~?』
先生の手直しの入った作品が下の絵ですが、濃い色で上からささっと
足して下さった筆がメリハリとなって、立体感が出ています。
相変わらず、自分では思いもよらない強調の仕方に感心し納得した事でした。
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