奈良二月堂の「お水取り」で汲まれる「若狭井」の水源が若狭だと
いう話は聞いて知っていましたが、実際に小浜市・鵜の瀬で
「お水送り」という神事が営まれているのを近年知りました。
地下水路で若狭・鵜の瀬から10日間で東大寺の若狭井に届くというのは
信じられませんが、東大寺のお水取り(修二会)は実に1260年もの間
中断されることなく続いているそうです。
ユーチューブからお借りしたさだまさしの「修二会」の
歌と映像(プロの作品)をまずはお楽しみ下さい。
yukarikoのデジカメは倍率も小さく、夜間遠くの撮影が出来ません。
シャッターを切ってもタイムラグがあってぶれた画像ばかりです。
2日の夜はみぞれ交じりの雪で、視界が悪い上に参加者が多く
おまけに傘が邪魔で後ろからはきれいな絵が撮れません。
3日の奈良二月堂の修二会も同じでピンボケの写真が多いですが、
とても印象的な神事だったのでなんとかして動画なども+して
ムービーにしたいと思っています。
思案が定まらないので、とりあえずTOP画像だけUPしました。
インターネットの更新ボタンを何度かclickしてみて下さい。
絵が変わります!
ユーチューブ「さだまさしの歌と修二会のムービー」
実忠和尚が二月堂を建て修二会という行法を始められる初日、
日本国中の神々をお招きになった時、若狭遠敷明神が漁猟で遅れ
お詫びとして本尊に供えるお香水を若狭から送りますと言われると
二月堂下の岩を破って白黒二羽の鵜が飛び立ち、二つの穴から
甘泉が湧き出したのが若狭井でその水源が若狭「鵜の瀬」だそうです。
神宮寺などでお水送り神事が2日に行われ、二月堂のお水取りは
毎年3月12日の深夜に行われます。(さだまさしの歌と映像は二月堂部分)
神宮寺 午後6時頃 修二会
午後6時半 神宮寺大護摩
神宮寺~鵜の瀬/午後7時半過 松明行列
鵜の瀬/午後8時過ぎ 鵜の瀬大護摩
午後8時半過 送水神事 達陀
午後9時過ぎ 立ち直会
遠敷川上流の瓜割の滝や神宮寺の修二会、鵜の瀬の送水神事を見て
翌日二月堂の修二会を見るツアーがあるのを今年発見して大喜び、
kazuさんを無理に誘って申し込みました(笑)
上の神事を拝観するのに夕方5時から神宮寺境内で待ち、その後
2KM上流の鵜の瀬まで暗い夜道を松明行列に付いて歩き、護摩と
送水神事が9時過ぎに終わるとバスで1時間の敦賀駅前ホテルに直行。
翌日の朝は敦賀の気比神社と付近を散策、長浜の盆梅を見て奈良へ。
二月堂を拝観してから竹矢来が組まれた舞台の下に陣取りました。
kazuさんのご主人が白洲正子の「私の古寺巡礼」を貸して下さり
その中の「若狭紀行」や「お水取りの不思議」を夢中で読みました。
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