長かったお江戸上りもいよいよ締めくくりとなりました。
『都見物日記』(八)‥‥ ⑤
五・二七 今日天気よし。六時過に起き 茶、七時過にめし、今日はゆるゆると薩摩屋より出立の賦り(←※くばり)。十二時前昼飯、美濃丸へ二時乗込、四時出帆、例のごろごろにて酒を飲み候て 夜の入る頃よりいね、海も平和故、先ず酔いもせず。船へのり着(ツク)と後(アト)より鈴木さん お暇乞にお出被下(クダサレ)候事。
※「賦り」が読めず。。「くばり」と読むんですね
今回は船酔いもせず、まずまず良かったですね
前後しますが、船に乗り込んだ後、前日にもお見えになった鈴木さん(=名越氏の知人)が挨拶においでくださったようです。