
うちに織りを習いに来ている方たち、天然素材でタペストリーを織っている。
からむしから始まり、今は葛糸を織り込みたいと張り切っている。
葛糸を作るのが結構大変。
雑草のように蔓延った葛の今年延びた蔓を収穫して、くるくる巻きにして煮る。
ススキなどと一緒にビニール袋に入れて腐らせる。
表皮がぬるぬるになってきたら茶色い表皮を爪でそぎ落として、芯と表皮の間の透明な膜を剥いでいく。
これが葛糸となるのだ。
この作業を川でするとやりやすい。
葛糸は光沢があり、織ると品がある。
アカソは比較的手に入りやすい素材だし、ある方は蕗の皮を剥いたものを取っておいて織り込んだりしている。
もうもうなんでもありです。
トウモロコシの皮をタマネギの皮で煮て、黄色くして織るという方もいる。
みんな、天然素材にはまっております。
自然な色がやさしくて、素材素材微妙に違い,面白いですよー。

レモングラスが大きくなって蔓延っていると知人が言うので、「ください」といったところ、大量に届いた。
去年干したものも赤みがあるいい色になっている。
縁側に広げて、乾燥させよう。
これも面白い素材となる。
素材には事欠かない。
雑草だっていい訳です。
いろいろ素材が集まってきたので、織らなくちゃー。
9月にある美展があるので、そこにからむしの帯を織って出すつもりだが、まだ何もしていない。
からむしはお引きをして準備したので、経糸を張り、9月4日までに完成させねば。