なんて身勝手な店主でしょう。
作品の服を見て「これいくらですか」と聞かれますが、似合わなかったり、この人に着てほしくないと思うと売り物ではないのですと答えてしまいます。
そしてまた、自分がかなり気に入っているものは自分が着たいものですから手放しがたい。
これじゃ、売れないですよね。
困ったもんです。
しかし、昨日来てくださったNさんはピッタシカンカン、お似合いでした。
またもや、しまった。
写真を撮るのを忘れた
。
やっぱり、人が着たところを撮るのが何よりです。
Nさん、今度いらっしゃるときにはこの服を着てきてください。
そして、写真を撮らせてくださいませ。
顔、撮りませんから。
この服はカラフルでいろんな色が入っているんです。
経糸が生きた服でございます。
経糸整型したそれこそカラフルな糸を部分部分縛って緑の染料で染めてあります。
縛ったところが緑に染まらないで鮮やかな色をとどめている結構自信作です。
でも、自分では着るには可愛すぎてちょっと・・・。
Nさんに来ていただければ本望というものです。