毎週皆でやっている直売所を一回お休みしてのタイ行きでした。
タイに行く前に直売所のメンバーの一人の70歳近いFさんが「何しに行くの?仕事?遊び?」と矢継ぎ早に質問してくるのです。
仕事? そうね~、う~ん。
遊び? ま、遊びでもある。
曖昧な返事をしていたら「どうしてそんな野蛮な国に行くの」ときた。
「野蛮な国!!」
久しく聞かない言葉ですね。
タイは野蛮な国じゃないよ~。
田舎だと子供達が裸足で駆け回ったりしているけど・・。
バンコクなんて、ここ白河より都会だから・・。
どうも想像できないみたいです。
帰ってくるなりまたもや「何してきたの~?」と聞いてくる。
一口には説明できませんが、「ゆっくりしてきたよ~」と応えました。
Fさんまじまじと私を見て「あら~、お肌艶々じゃない~。どうしてそんなに艶々なの?」ときた。
なんせ、お顔のマッサージもしましたからね。
全身薬草マッサージもしていただきました。
髪も切って、頭のマッサージも入念にしていただきました。
顔の産毛もバンコクの中華街で華僑のおばちゃんに糸を使ったやり方で抜いてもらいました。
マッサージはちゃんとしたところでやってもらったのですが、この産毛取りは道路で客引きし、路地にイスを置いて、そこでやってくれるのです。
外国人の観光客が興味津々で写真を撮っていましたから、私も自分を撮ってもらいました。
糸を綾取りのように巧みに扱って、産毛を糸にはさんで抜くのです。
痛かゆいような変な面持ちでした。
テレビで見たことがあったのですが、実際にやったことがなかったのでやってもらいました。
やってくれたおばちゃんは「綺麗になった」と連発していました。
「生まれ年は何」と聞くわけおばちゃんが。
そしてボロボロの運勢占いのような紙を出して「今年はすごくいい年だよ」と言う。
「いくら?」と聞いてもろくに返事をしてくれない。
100バーツ(300円)札を渡してもお釣りをくれない。
ちょっと高いなと思いましたが綺麗といってくれたし、運勢がいいとも言ってくれたのでいいか。
そうそう、薬草サウナにも1時間入りましたね。
総額マッサージ等美容に使ったのは3,000円ぐらいです。
日本でしたらウン?万円でしょうね。
「Fさん、タイにマッサージを受けに行きませんか??」
「行きたい、行きたい」と大乗り気です。
来年は同行者を募りましょう。
私だけいい思いするのは申し訳ない気がします。