副題に必読の教養書400冊とありますが、教養を身につけるため、読むべき本が400冊挙げられています。
もともと頭が良く、その上本が好きでさらに時間を惜しんで必死に読んでいるとこういうすごい人になるんだというお二方が書いた本で、リストを見ると自分がおおよそ教養と無縁で、いつもの読書がお役立ちのベストセラービジネス書ばかりということがわかります。
・・・リストにある本をほとんど読んだことがありません。
筆者お二人がいうように世界のエリートがこの本に上がっている分野を体系的に学んでいるとしたら、国家を挙げたエリート教育など存在しないように思われる日本は太刀打ちができないなあと危機感を感じます。
それはさておいて、初めから自分とは作りが違うと思っているお二人が推薦されている本を自分のレベルでボチボチ読んでもいいかなと考えています。
お二人にとっては、読んだ本の一部にすぎないリストでしょうが、このリストの本を読んでいくうちに見えなかった世界が見えるような気がしています。
しかし、あくまでも読書リストですから、この本からは「だから何?」は見つけられませんが・・。
またエグイ本も上がっていて、肯定的に読んでいたらバランスを失ってしまうんじゃないかと心配します。
まあそんな心配は少しでも読んでからでしょうが・・