今日はお仕事関連のお話です。本日は中央労働委員会九州地方事務所主催の「労使関係セミナー」に行ってきました。
4月から労働問題を扱う事務所に移って早や半年強。
この分野の奥の深さを感じています。・・・だいたいどの分野も奥が深いものですが・・
昨年まではサービス産業分野で経営者側の御支援をしていたものが、今年度は180°目線を換えて主に労働者側から見るようになり、ちょっと発想の転換が必要でした。(経営者の方の相談も受けますので、厳密には180°とはいえないところもありますが)
今日は労働紛争を解決する機関3つが一堂に会して、労使紛争に関する取り組みを紹介するパネルディスカッションがありまして、それぞれの機関の特徴が整理できました。
ところで、
労働問題に関しては労働法を根拠に問題を解決していくということで、担当者は専門家でなくとも法学的な発想で解決方法を探っていきます。
しかし、会社で起こることですので、経営学的な発想を取り入れた解決策もあるんじゃないかなと思うんです。
例えば、経営学的に労働者というのは会社にとって価値を生み出す大切なものという発想があれば、賃金を払わなかったり、オーバーワークをせねばならないように追い込んだりしないはず。問題が起こってから法律の基づき解決するのではなく、労使双方に経営学的な視点を取り入れてもらうという発想が労働問題に取り組む機関にあれば、労使紛争が起きないという形の解決策が生まれるように思うのですが・・
学問の世界で研究者が法学は法学、経営学は経営学とその分野だけに目を向けるのは当然なのですが、現実社会の中で問題解決をする際は、柔軟にいろいろな学問分野を取り入れていくという発想がなければ真に当事者のためになる解決策を提示できないのでは?と感じてます。
労働法の基本の基本、入口の労働基準法に苦しめられている労働法初心者ですので、偉そうなことを言っている場合ではないのですが・・
4月から労働問題を扱う事務所に移って早や半年強。
この分野の奥の深さを感じています。・・・だいたいどの分野も奥が深いものですが・・
昨年まではサービス産業分野で経営者側の御支援をしていたものが、今年度は180°目線を換えて主に労働者側から見るようになり、ちょっと発想の転換が必要でした。(経営者の方の相談も受けますので、厳密には180°とはいえないところもありますが)
今日は労働紛争を解決する機関3つが一堂に会して、労使紛争に関する取り組みを紹介するパネルディスカッションがありまして、それぞれの機関の特徴が整理できました。
ところで、
労働問題に関しては労働法を根拠に問題を解決していくということで、担当者は専門家でなくとも法学的な発想で解決方法を探っていきます。
しかし、会社で起こることですので、経営学的な発想を取り入れた解決策もあるんじゃないかなと思うんです。
例えば、経営学的に労働者というのは会社にとって価値を生み出す大切なものという発想があれば、賃金を払わなかったり、オーバーワークをせねばならないように追い込んだりしないはず。問題が起こってから法律の基づき解決するのではなく、労使双方に経営学的な視点を取り入れてもらうという発想が労働問題に取り組む機関にあれば、労使紛争が起きないという形の解決策が生まれるように思うのですが・・
学問の世界で研究者が法学は法学、経営学は経営学とその分野だけに目を向けるのは当然なのですが、現実社会の中で問題解決をする際は、柔軟にいろいろな学問分野を取り入れていくという発想がなければ真に当事者のためになる解決策を提示できないのでは?と感じてます。
労働法の基本の基本、入口の労働基準法に苦しめられている労働法初心者ですので、偉そうなことを言っている場合ではないのですが・・