福岡産業振興協議会の30周年記念イベントの「次世代リーダー円卓会議」の公開シンポジウムに参加しました。
次世代リーダーということで、対象年齢は超えておりますが、楽しんで参りました。
IBMでベンチャー支援をされており、現在は「プロフェッショナル・コネクター(勝屋氏のネーミング)」の勝屋久氏、国連ハビタット福岡本部の星野幸代氏、平戸で小さな世界学校を運営されている小関哲氏三人の講師及びモデレータという立場で立命館大学副学長のモンテ・カセム氏が参加されており、記念イベントだけあって大変豪華な講演会でした。
3人の講師はぜんぜんタイプが違っていて、勝屋氏、星野氏は40代後半でご自身もおっしゃられるように次世代リーダーよりちょっと上の世代(正に今リーダー)、小関氏は31歳ということでテーマ通りの次世代リーダー。
勝屋氏の熱血講義的語り口、星野氏の静かだけれど秘めた情熱、小関氏の溢れる気持ちを素直に表しつつ、たまにコントロールを失い迷走しそうになる話、どれもそれぞれ魅力があって三倍楽しめました。
途中で会場の隣近所の方とお話する時間があったり、講師との会場との話があったりの面白い企画も挟んで、新しい感覚を味わいました。
・・でもこのスタイルって最近はやり?先週参加した九大生の企画もちょっと似ているように感じました。
ところで、モデレーターという立場でしたが、カセム副学長の発言は、どれもドスンと重かったです。
外国人でありながら日本を深く理解されており、日本人である自分が不勉強で恥ずかしかったですね。
「技術だけでは大物になれない。それに志が伴わなければならない。」という話をされ、いまは亡きある柔術家の話を聞かせてくれました。「自分は『道(どう)』が好きである。柔道はオリンピック種目になり勝つためのスポーツになった時に駄目になった。柔道は勝たない。相手に勝たせてもらう。相手に勝たせてもらったことに敬意を払い、試合の最後に礼をするのだ。けっして勝った時にガッツポーズするものではない。」
この話を聞いて、こんな考え方ができる日本人、日本って国の国民であることに誇りを感じましたね。
こんな話をしてくれるカセム副学長は、素敵過ぎます。
講演を振り返ると書きたいことがいっぱいですが、長くなりそうですので・・また書ける機会があったらいいなと思います。
ところで自分はあっちこっち出かけて講演ばかり聞いてなにしてるんだろうって思っていました。
やりたいことがあって凄く焦っていましたが、ここ数カ月でギスギスした気持ちが和らいでいます。
労働相談を受けながら、人を使い捨てにしない会社、組織を作るためには・・と考え続けています。
その答えのヒントが「いちばん大切にしたい会社」など、関心のままに読んだ本から少しずつ得られています。
経済成長ってなんだろう、日本が他国に負けないように頑張るってなんだろうと思い続けている答えが、西水氏の講演で聞いた
ブータンという国など、成長を追わない国の在り方から見えるような気がします。
そして、自分の年で講演会に出席することは、新しいことを見つけることではなく、自分の中にある漫然としたものを形にする作業、自分が突拍子もないことを考えていると思うことを否定する作業=自分と同じように考える人がいる、自分が一人ぼっちではないことを確認する作業のような気がしています。
自分が信じたことは一人でも頑張ってやり遂げなければいけないけれど、同じように考える人がいると思うだけで、自分を信じて続けられるような気がします。
焦らず自分がいまできることをして、やりたいと思っていたことができるようになればいいなと思う毎日です。
逆に言えば、今しなければいけないことさえできていないのに、将来あれをやりたいこれをやりたいと言ってもできるはずない・・ってことがやっと納得できたってことかな~・・
次世代リーダーということで、対象年齢は超えておりますが、楽しんで参りました。
IBMでベンチャー支援をされており、現在は「プロフェッショナル・コネクター(勝屋氏のネーミング)」の勝屋久氏、国連ハビタット福岡本部の星野幸代氏、平戸で小さな世界学校を運営されている小関哲氏三人の講師及びモデレータという立場で立命館大学副学長のモンテ・カセム氏が参加されており、記念イベントだけあって大変豪華な講演会でした。
3人の講師はぜんぜんタイプが違っていて、勝屋氏、星野氏は40代後半でご自身もおっしゃられるように次世代リーダーよりちょっと上の世代(正に今リーダー)、小関氏は31歳ということでテーマ通りの次世代リーダー。
勝屋氏の熱血講義的語り口、星野氏の静かだけれど秘めた情熱、小関氏の溢れる気持ちを素直に表しつつ、たまにコントロールを失い迷走しそうになる話、どれもそれぞれ魅力があって三倍楽しめました。
途中で会場の隣近所の方とお話する時間があったり、講師との会場との話があったりの面白い企画も挟んで、新しい感覚を味わいました。
・・でもこのスタイルって最近はやり?先週参加した九大生の企画もちょっと似ているように感じました。
ところで、モデレーターという立場でしたが、カセム副学長の発言は、どれもドスンと重かったです。
外国人でありながら日本を深く理解されており、日本人である自分が不勉強で恥ずかしかったですね。
「技術だけでは大物になれない。それに志が伴わなければならない。」という話をされ、いまは亡きある柔術家の話を聞かせてくれました。「自分は『道(どう)』が好きである。柔道はオリンピック種目になり勝つためのスポーツになった時に駄目になった。柔道は勝たない。相手に勝たせてもらう。相手に勝たせてもらったことに敬意を払い、試合の最後に礼をするのだ。けっして勝った時にガッツポーズするものではない。」
この話を聞いて、こんな考え方ができる日本人、日本って国の国民であることに誇りを感じましたね。
こんな話をしてくれるカセム副学長は、素敵過ぎます。
講演を振り返ると書きたいことがいっぱいですが、長くなりそうですので・・また書ける機会があったらいいなと思います。
ところで自分はあっちこっち出かけて講演ばかり聞いてなにしてるんだろうって思っていました。
やりたいことがあって凄く焦っていましたが、ここ数カ月でギスギスした気持ちが和らいでいます。
労働相談を受けながら、人を使い捨てにしない会社、組織を作るためには・・と考え続けています。
その答えのヒントが「いちばん大切にしたい会社」など、関心のままに読んだ本から少しずつ得られています。
経済成長ってなんだろう、日本が他国に負けないように頑張るってなんだろうと思い続けている答えが、西水氏の講演で聞いた
ブータンという国など、成長を追わない国の在り方から見えるような気がします。
そして、自分の年で講演会に出席することは、新しいことを見つけることではなく、自分の中にある漫然としたものを形にする作業、自分が突拍子もないことを考えていると思うことを否定する作業=自分と同じように考える人がいる、自分が一人ぼっちではないことを確認する作業のような気がしています。
自分が信じたことは一人でも頑張ってやり遂げなければいけないけれど、同じように考える人がいると思うだけで、自分を信じて続けられるような気がします。
焦らず自分がいまできることをして、やりたいと思っていたことができるようになればいいなと思う毎日です。
逆に言えば、今しなければいけないことさえできていないのに、将来あれをやりたいこれをやりたいと言ってもできるはずない・・ってことがやっと納得できたってことかな~・・