久々にDVDを2本見ました。
夫の選択でしたが、なんで2本もこんな暗いものを・・という作品でした。
ワールド・オブ・ライズは中東で活動しているCIA工作員の話。
レオナルド・ディカプリオは光っていましたが、爆弾テロの映像が多くて、暴力的で、ラッセル・クロウが演じるベテランCIA局員の人の命を何とも思わない冷徹さは、自分以外はどうなってもいいっている今の風潮が極限までいけばこうなってしまうかもといや~な気分になりました。
フェイクシティ・・はアメリカの警察のお話。
警察が組織ぐるみで不正を行っていたというよくある結論になるのだけれど、こちらも銃撃や殴打のシーンが多く、暴力的。
主演はキアヌ・リーブスで事件を解決に導く刑事役なんだけれども、ほとんど司法無視の行動でそれでいいのって場面ばかり。
結局最後も何やら無罪放免でこれじゃいかんでしょうってものになっていました。
有名な俳優を使って、お金をかけて派手に何かを壊して、それで何が言いたかったんだろう?
・・何も言わなくても単に見た人がすっきりすればいいのかなあ。
映画好きから言わせると映像や音響がいいとか役者の演技が絶妙とかを鑑賞する作品だとかいうこともあるんでしょうけど、単純に感動したい者には、割り切れないDVDでした。
最近見るアメリカの映画ってこういうのが多い気がしますけれど、選択が悪いんでしょうね。