最近読んだ本の話を書いておりませんでした。
ちょっと読書ペースも落ちてます。
主に通勤の移動中に読んでいるのですが、読んでいるとなにやらストーリーがやたら飛躍して・・・眠って夢の中なのですね。
ちょっと疲れてます。
さて、鈴木崇弘著「日本に「民主主義」を起業する」、船橋洋一著「新世界国々の興亡」、藤井清孝「グローバル・イノベーション」の三冊を読みました。
日本が世界で存在感を示すためには、やはり政治家が優れてなくては・・と思うこのごろ、昔からダメだしをされている日本の政治家。
でも戦前までは骨のある政治家がいらしたような・・じゃどうしたら国をしっかり動かしてくれる政治家が誕生するか?
そのために庶民である自分にできることはあるのか・・な~んて思いながら選んで読んだ三冊でした。
ところで、今日の本題は「日本でいちばん大切にしたい会社」。
先日出席した講演会で講師の方が話題にされましたので、長い間本棚に積読状態だったものを取り出して読みました。
著名な経営者の中でもこの本を印象に残った本としてあげる方が多いのですが、自分は・・・違和感。
この本で紹介された「日本理化学工業」「伊那食品工業」「中村ブレイス」「杉山フルーツ」はこの本のせいなのか、はたまた他でも取り上げるくらい目立っているのか、既に普通の会社とは違う会社として知っていました。
これらの会社自体が他に真似ができない凄い会社だっていうことはわかってましたし、この本からも十分に伝わりました。
しかしやはり違和感・・
「どの会社も従業員全員が一生懸命、お客様のことを考えて働いている」
世の中いろんな人がいます。働くことを第一義を考える人、働くことも遊びも大事だと考える人、できれば要領よく働きたい人・・・多くの従業員がいるなら、全員にモチベーション高く働いてもらうためには、何らかの仕組み、工夫が必要だと思います。
それが、ここに取り上げられた会社は初めから働く意欲が高い方が集まってうまくいっている。
本の題名からいって、日本にそのような会社があって、日本としてそれを大切にしなきゃいけないよねっていうことであれば、「そうですよ、共感します」ですが、それだけ!
多くの経営者に読んでもらってそういう会社を日本のあちこちに作りたいという話であれば、そう思った経営者が従業員が働きたくなる会社を作って、それに賛同したモチベーションの高い人を集めて・・・そうするとモチベーションは低いけど働ける人たちは??
結局、会社というか組織は、やる気のある人、ほどほどやる気だけどやりようによってはやる気ある人に変わる人、どうしようもない人の集まりじゃないかと思うのです。
その組織をそれぞれの特性を見ながらうまく働かせるしくみをつくること、これが大事で、それがどうやったらできるのか、わからない。というのが普通の経営者(組織運営者)じゃないかなっと思うのです。
だからうまくやっている会社はそこをどうやっているか?
経営者が凄い、従業員もそれに応えている・・ではなくてそれがどういう仕組みでできたのか、何が彼らをそう仕向けているのか・・どんなにすごい会社でも問題をすべて解決しているところはないはずだし・・
そんな生々しいとことがないとなんとなく「きれいごと」だけの話になってしまうような気がして・・
あ~でも、この多くの人に支持されている本らしいです。「おまえ何ちゅう間違った読み方してんだ~」と言われそう。。
いい事書かなかった後に、すごく納得できたところを
「・・被害者意識に凝り固まった他力本願タイプの中小企業の”5つの言い訳”・・」
「”5つの言い訳”とは、「景気や政策が悪い」「業種・業態が悪い」「規模が小さい」「ロケーションが悪い」「大企業・大型店が悪い」です。そしてこの5つの言い訳をする経営者は必ず、「そこにわが社の業績が上がらない最大原因がある。変わるべき・変えるべきなのは外部環境である」と言います。」
外部環境はどうしようもないので愚痴を言ってもしょうがない。
外部環境を言い訳にせず、やれることをやってみたらって・・思います!
ところで、私は給料をもらう身であり、来月の給料は取りあえず約束されてます。売り上げがなければご飯が食べられなくなる可能性がある経営者を選んでおられる方々を凄いと思ってます。
経営に関する本の本質は、経営者の方じゃないとわからないだろうなと思います。ちょっと偉そうに書いたので言い訳でした!!
ちょっと読書ペースも落ちてます。
主に通勤の移動中に読んでいるのですが、読んでいるとなにやらストーリーがやたら飛躍して・・・眠って夢の中なのですね。
ちょっと疲れてます。
さて、鈴木崇弘著「日本に「民主主義」を起業する」、船橋洋一著「新世界国々の興亡」、藤井清孝「グローバル・イノベーション」の三冊を読みました。
日本が世界で存在感を示すためには、やはり政治家が優れてなくては・・と思うこのごろ、昔からダメだしをされている日本の政治家。
でも戦前までは骨のある政治家がいらしたような・・じゃどうしたら国をしっかり動かしてくれる政治家が誕生するか?
そのために庶民である自分にできることはあるのか・・な~んて思いながら選んで読んだ三冊でした。
ところで、今日の本題は「日本でいちばん大切にしたい会社」。
先日出席した講演会で講師の方が話題にされましたので、長い間本棚に積読状態だったものを取り出して読みました。
著名な経営者の中でもこの本を印象に残った本としてあげる方が多いのですが、自分は・・・違和感。
この本で紹介された「日本理化学工業」「伊那食品工業」「中村ブレイス」「杉山フルーツ」はこの本のせいなのか、はたまた他でも取り上げるくらい目立っているのか、既に普通の会社とは違う会社として知っていました。
これらの会社自体が他に真似ができない凄い会社だっていうことはわかってましたし、この本からも十分に伝わりました。
しかしやはり違和感・・
「どの会社も従業員全員が一生懸命、お客様のことを考えて働いている」
世の中いろんな人がいます。働くことを第一義を考える人、働くことも遊びも大事だと考える人、できれば要領よく働きたい人・・・多くの従業員がいるなら、全員にモチベーション高く働いてもらうためには、何らかの仕組み、工夫が必要だと思います。
それが、ここに取り上げられた会社は初めから働く意欲が高い方が集まってうまくいっている。
本の題名からいって、日本にそのような会社があって、日本としてそれを大切にしなきゃいけないよねっていうことであれば、「そうですよ、共感します」ですが、それだけ!
多くの経営者に読んでもらってそういう会社を日本のあちこちに作りたいという話であれば、そう思った経営者が従業員が働きたくなる会社を作って、それに賛同したモチベーションの高い人を集めて・・・そうするとモチベーションは低いけど働ける人たちは??
結局、会社というか組織は、やる気のある人、ほどほどやる気だけどやりようによってはやる気ある人に変わる人、どうしようもない人の集まりじゃないかと思うのです。
その組織をそれぞれの特性を見ながらうまく働かせるしくみをつくること、これが大事で、それがどうやったらできるのか、わからない。というのが普通の経営者(組織運営者)じゃないかなっと思うのです。
だからうまくやっている会社はそこをどうやっているか?
経営者が凄い、従業員もそれに応えている・・ではなくてそれがどういう仕組みでできたのか、何が彼らをそう仕向けているのか・・どんなにすごい会社でも問題をすべて解決しているところはないはずだし・・
そんな生々しいとことがないとなんとなく「きれいごと」だけの話になってしまうような気がして・・
あ~でも、この多くの人に支持されている本らしいです。「おまえ何ちゅう間違った読み方してんだ~」と言われそう。。
いい事書かなかった後に、すごく納得できたところを
「・・被害者意識に凝り固まった他力本願タイプの中小企業の”5つの言い訳”・・」
「”5つの言い訳”とは、「景気や政策が悪い」「業種・業態が悪い」「規模が小さい」「ロケーションが悪い」「大企業・大型店が悪い」です。そしてこの5つの言い訳をする経営者は必ず、「そこにわが社の業績が上がらない最大原因がある。変わるべき・変えるべきなのは外部環境である」と言います。」
外部環境はどうしようもないので愚痴を言ってもしょうがない。
外部環境を言い訳にせず、やれることをやってみたらって・・思います!
ところで、私は給料をもらう身であり、来月の給料は取りあえず約束されてます。売り上げがなければご飯が食べられなくなる可能性がある経営者を選んでおられる方々を凄いと思ってます。
経営に関する本の本質は、経営者の方じゃないとわからないだろうなと思います。ちょっと偉そうに書いたので言い訳でした!!