なんと大袈裟なタイトルでしょう!
笑ってください(苦笑)。私の宝物ともいえる「万歩計」に起こった出来事です。
退職後、夫は進んで洗濯機を回してくれるようになり、それはとても有難く助かるのです。
しかし時折洗ってほしくないものまで洗濯機に放り込み洗ってしまうことがあります。
今回もポケットに万歩計の入った私のズボンを洗濯機で入れて回してしまいました。
洗面所に脱ぎ捨てておいた私もいけないのですが・・・・。
防水のきいていないこの万歩計は水没でオジャンです。以前一度経験済み。
その時はまだスタートしたばかりでしたので、新しく買い直し、最初からやり直しました。
なぜそこまでこだわるかというと、何度もこのブログに登場していますので、ご存知の方も多いでしょう。
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「新・平成の伊能忠敬」というこの万歩計は東京日本橋をスタート、バーチャルに海岸沿いを歩き、
日本地図を作りながら再び日本橋にもどるというゲーム性のある万歩計です。
距離にして19044,18km、10000歩/日で7~8年で東京に戻ることができます。
2015年8月6日にスタートした私は今、ようやく50%、山口の海岸沿いを歩いています。
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とその時!万歩計水没!お父さんのバカ~!もう目の前、真っ暗!こんなにショッキングなことはありません。
私の6年間の思い出と努力を返して~!もう立ち直れない~!と叫び寝込んでしまいました。
ホント、大袈裟とお思いでしょうね~(汗)。たかが万歩計、されど万歩計!でも私にとっては宝物!
夫は慌てていました。彼も同じ万歩計を使い、日本橋目指してせっせと歩いています。
ですから私のショック、落ち込みはよ~く分かるのです。何とかしようと必死でした。
山佐(製造元)に電話をしたり、電池を取り出し乾燥させてみたり・・・・・・・・。
私はもうすっかり諦めムードで、夫への腹立ちとショックで何もする気になれませんでした。
が、ダメもとで、電池を外すだけでなく、本体の裏底もはずし、複雑な配線をむき出しにして窓際で乾燥。
(すごい複雑な配線でした。写真をとっておけばよかった。)
するとどうでしょう!半日置いて、元に戻すと、なんと復活!積算データーもそのまま残っていました。
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日付と時間のみ設定し直し、再び使用可能となったのです。
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大袈裟ですが、涙が出るほど嬉しかったです。私の6年間の歩いた軌跡が戻ってきた!
よ~し明日からまたせっせと歩くぞ~と俄然元気に。私以上にほっとし、喜んだのは責任を感じていた夫Aさん。
子供のように「元に戻して~」と泣きついた自分が少々恥ずかしくなった「万歩計騒動」でした。
今ではジップロックで二重にガードし、防水対策ばっちりです。
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この万歩計は既に生産中止だそうです。もう令和ですものね。が、アマゾンではまだ購入できます。
もしご興味があれば↓をクリックしてご覧ください。