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【国政政党はどこも子ども政策がイケてない】という投稿をしました。
各党政調担当などに子どもたちのこういう場面から学んでほしいんですよね。
今主張している子ども・子育て政策って、子どもの豊かな育ちを保障することに繋がってるかなぁって。
子どもに必要なのは、「安心・安全」なお預かりの場所や時間じゃないんですよね。
子どもに必要なのは、学校や園による教育じゃないんですよね。
大人を載せたリヤカーを引っ張る女の子と押す男の子。
断然、逆の方が楽なわけです。
大人に引っ張ってもらって、自分たちが乗った方が。
だけど、わざわざ疲れる側を選ぶわけです。
子どもは絶えず、最近接領域の発達課題に向けて努力する。
障碍のある赤ちゃんを除いて、赤ちゃんは教育や訓練を受けているわけではないのに、ハイハイしようとする、つかまり立ちしようとする、歩こうとする。
そうした努力や挑戦の歩みを止めなければ、どの子も自分に今、必要なことをやり続けるのです。
そして、自分の持ち味が最も発揮される方向へと発達していくわけです。
それを園や早期教育産業が、それはいいからこれをやりなさい、そのやり方ではなく、このやり方でやりなさい、それは無意味だからやめなさい、「あなたのためだから」という名のもとに介入し、子どもたちは発達の歩みをやめてしまうわけです。
頑張らせるのではなく、頑張れる環境を。
そんな環境を保障するのが遊び場です。
政府は、あるいは各国政政党は、子どもたちに自由な遊び場を提供することこそ、子ども政策の柱にしなければなりません。
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