冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

【通算1085回目 2022年7月31日(日) 『プレーリーダーを置かない冒険遊び場』】

2022年07月31日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和4年度

焚き火を囲んで子どもたちとおしゃべりをする緑シャツくんは、

たごっこパーク歴17年、黃シャツちゃんは歴15年。

全国に300箇所以上ある冒険遊び場(プレーパーク)には、

プレーリーダーと呼ばれるスタッフが配置されているところが割とあります。

継続年数の長い冒険遊び場は、とくに行政からの委託費や補助金でプレーリーダーと

呼ばれるスタッフを雇っていることが多いです。

たごっこパークは、立ち上げ当初こそプレーリーダーを置いていましたが、その後、置かなくなりました。

遊び場の雰囲気は、プレーリーダーが作っちゃダメだと考えるようになったことが大きかったです。

たごっこパーク立ち上げ当初に、この緑シャツくん、黄シャツちゃんらと一緒に、

関東圏の行政からの運営予算が付いている冒険遊び場をいくつも視察に行きました。

共通して感じたのが、雇用されているプレーリーダーが場の雰囲気を作ったり、

壊したりしているということでした。

一緒に行った子どもたちはいつも、そこの冒険遊び場のプレーリーダーが

(初めて来た子たちかな)という雰囲気で近づいてきて、遊びに誘ってくれたり、

焚き火のやり方を伝授してくれたり、ときに遊び方を注意したりと絡んでくると、

「たっちゃん、ここ、いつまでいるの?」と聞いてきたり、

「ねぇ、みっきぃ、帰ろう」と言ってきたりしました。

そんな子どもたちを見て、「たごっこパーク」は、この子たちが

長く来続けたくなる冒険遊び場にしようと強く思いました。

緑シャツくん17年、黄シャツちゃん15年、こうした今は若者さんたちが

ハチャメチャとまったりが見事に同居した居心地の良い今の

「冒険遊び場たごっこパーク」を作ってくれました。

そんな先輩たちに触れる子どもたちもきっと、自分たちが大事にしたい雰囲気を継承し、

育ててくれることと思います。

幼児6人 小学生7人 中学生3人 高校生2人 青年6人  子ども24人 大人11人 合計35人

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