この半年、毎回、朝一番で遊びに来るようになった子どもたちがいます。
夏は僕らが公園に行くと、もう川遊びの支度を終えて、待ち構えていました。
僕らが公園に着くと
「たっちゃ〜ん、ハシゴ、掛けて〜!」
と川遊び用のハシゴ掛けを頼んできました。
あとは一日、遊びまくって、帰路に着いていました。
今日は、朝から雨だったので、僕らの最初の準備は、シルバーシートで屋根を張ること。
初めはゆめまち号の後部ドアの下で雨を凌いでおしゃべりをしていましたが、作業途中で
「みっきぃ、手伝う〜っ♪」「たっちゃん、あと、何やる?」
と手伝ってくれました。
こういう場面にこの16年間、何度も何度も出会ってきました。
お手伝いを強いることはしない。
とにかく、自由に遊べる環境を提供し続ける。
いつか、そんな遊び場が居場所にもなる。
そのときに、子どもたちはいつも、こんな姿を見せてくれます。
ほら、小さな居酒屋って、そんな感じじゃないですか?
初めて来たお客さんにとっては、ただの酒場。
酒肴が旨かったり、女将さんや大将の雰囲気が良かったりすると、通い続けるようになる。
いつしかそこは、ただの酒場ではなく、居場所になる。
そうなると、お初のお客さんに対して、女将さんの代わりにビールを運んであげたり、大将の代わりに空いた皿を下げてきたり、旨い酒肴を紹介する営業活動(笑)までしたり。
「たごっこパーク」での子どもたちとの関わりは、「信じて待つ」とかそんな堅いものではなく、若い頃の行きつけの居酒屋をイメージしています。
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