夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2017年 2月 3日(金)2「開発協力大綱」

2017年02月03日 21時51分41秒 | 「政治・経済」
2015年に政府はODAの大綱を改定して「開発協力大綱」とした。(日経)
「国際的にODAは途上国援助のみを指し、力点は貧困削減などにある。新大綱は従来のODAに加え、日本の安全保障や経済成長に役立つ対外協力に積極的に取り組む姿勢を打ち出した。」(上記リンクサイトより引用)
日本のODAは昔から貧困解決のためというよりもインフラ事業への協力に力点があり、そのためにひも付き援助とも批判され、より日本の国益(間接的には企業利益)を重視した物でした。
2015年の改定ではさらにこの国益が重要視されたものと思います。
経済的先進国の日本ですから貧しい途上国の貧困解決や医療への援助等へのODAは必要なことですし、日本はこの分野における援助を強めるべきかと思います。しかし国益重視とセットとなったODAには慎重でなければなりません。また昔から貧困の多いアフリカ諸国よりアジアへの援助が大きいといわれていましたが、これもまた国益に沿ったものであり、最近では対中国を意識した援助に見えます。
それでも日本のODAの対GDP比は少ないといわれていますが、この「開発協力大綱」後の安倍総理の外遊時の援助の約束が大きくなっています。
ODAの額それ自体も考えるべきものですが、中身が貧困解決や平和目的であるかなどを見なければならないでしょう。
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しりとり俳句 2016・17年 冬

2017年02月03日 14時43分04秒 | 「しりとり俳句」
          2016・17年 冬

     秋茄子枯れて種抱く立冬かな 夕螺
     立冬の日差しに眠る野良猫や 碧
     野良猫も足音消せず枯れ葉散り 夕螺
     葉散りゆく 口明ける天 糧祈る 少彦名
     糧祈り神無月過ぎ冬来る 夕螺
     冬来たるバラの蕾も囲はれて 被衣
     囲はれて芽も出ぬ鉢に冬茜 夕螺
     冬あかね枯れ色の畑染めゆきぬ 被衣
     染ゆきし冬の色に足とまり 夕螺
     足を止め絵画展内マスクして 静香
     マスクして眉間にしわ寄す夕まぐれ 夕螺
     夕まぐれ家計節約着ぶくれて 静香
     着ぶくれて傘の滴のわずらわし 夕螺
     わずらわし助っ人来ない煤払い 静香
     煤払い残りし埃見上げ立つ 夕螺
     見あげ立つ飛行機雲や冬枯れて 静香
     冬枯れし原っぱの草に風はなし 夕螺
     風のなく雪まっすぐに落ちる夕 被衣
     落ちる夕冬至は近し暗き灯は 夕螺
     暗き灯はLEDにクリスマス 静香
     クリスマス特売卵声高に 夕螺
     声高に千両の競コンベヤー 静香
     コンベヤー乗せられ過ぎて年の暮れ 夕螺
     年の暮れ心急かされ花活ける 被衣
     花を活けて炬燵にごろ寝雲浮かぶ 夕螺
     雲浮かぶ小舟の帰る初日の出 静香
     初日の出コーヒー淹れて窓ひかる 夕螺
     窓ひかり墨の淡さや初稽古 かさね
     初稽古床の冷たさ師の笑顔 夕螺
     師の笑顔あたらしき年に琴の爪 被衣
     琴の爪硬き音色や寒の入り 夕螺
     寒の入り年明け挨拶済まぬ間に 碧
     済まぬ間に押し流されて七草に 夕螺
     七草や胸のつかえのいつの間に かさね
     いつの間に炬燵の昼寝影長し 夕螺
     影長しけんけんぱあや冬の旅 静香
     冬の旅思い描きて風呂温し 夕螺
     風呂温し月明々と中天に かさね
     中天にオリオンひかり煙草の火 夕螺
     煙草の火そこだけ明るき冬の部屋 被衣
     冬の部屋結露の筋に陽は登り 夕螺
     陽は登り色冴え冴えと干し大根 ルイコ
     干し大根皺もほど良し夕支度 夕螺
     夕支度昨日きょう明日白菜鍋 静香
     白菜や包丁入れて湯気昇る 夕螺
     湯気昇る頭鎮めよ修行中 静香
     修行中寒中見舞いに雪下ろし 夕螺
     雪おろしさくっさくっと音立てて 被衣 new!


    *2016年冬の句は46句でした。
                 たくさんの句、ありがとうございました。
明日は立春。2017年春のしりとり俳句は最後の句被衣さんお「音立てて」から次ぎたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
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「寝言」blogramから 2016年冬

2017年02月03日 13時44分11秒 | 「寝言」(更新無し)
        2016年 冬

blogramから

・竜田姫が去り穏やかに黒姫がお出ましになった・・・立冬。。。 zzz...【四季の寝言】(11月 7日)
・穏やかにお出ましになった黒姫だが、鼻息は荒かった。。。寒波。。。 ウハウハ【四季の寝言】(11月 8日)  
・あハハハァ〜・・・ヒューー、ヒュ〜〜・・・木枯らし1号だよう〜〜。。。 グッスリ【天候の寝言】(11月 9日)
・ボス猫の縄張り長閑小春日に 夕螺 グッスリ【天候の寝言】(11月12日)
・蟹がおいしい季節。蟹を使ったおいしい料理。「カニすき」とか「鍋」とか。そのうちに「カニカマ」と。。。これは違うだろう ウハウハ【かにの寝言】(11月16日)
・フリーマーケット。楽しいよね。掘り出し物か!損したか。値引き交渉の果てに。。。。でももう一つの目的は。。。 ウトウト【家計の寝言】(11月23日)
・フリマで買われた南部鉄の鉄瓶。あまりにもさびて汚いからといってテレビの横に置かれて花を活けられた。。。。少し得意。。。 ウハウハ【花瓶の寝言】(11月26日)
・夕螺家はなぜ黒いの?おふくろの味だって。でも、子供のころ弁当に入っていると恥ずかしかったって。。。。。 ウハウハ【だし巻きの寝言】(12月 1日)
・夕焼け空に影のよう。見上げれば三日月と木星が輝く。。。。 zzz...【富士山の寝言】(12月 3日)
・「なますにするかぁ」今夜はニンジンと一緒になますになる予定。しかし・・・ゆずがスーパーになかったらしく、仕方なく大根おろし。。。。 グッスリ【大根の寝言】(12月 7日)
・どうしてもナマスが食いたかったんだって♪柚子を見つけてきて。。。。 グーグー【大根の寝言】(12月 9日)
・ 残り物でご飯はうまくないが、箱に詰めるといろいろな味が詰まって、いろいろな香り詰まってる。そして、買ってきたものにはない味や香り。。。。 スースー【お弁当の寝言】(12月13日) 
・メリー・クリスマス♪ ムニャムニャ【クリスマスの寝言】(12月24日)
・謹賀新年。。。出窓から初日の出を拝んで、ベランダに出て花たちにあいさつ。目覚めたインコにも「おめでとう・・・今年は”鳥”年だよ」 グーグー【正月の寝言】(1月元旦)
・もう少し。あとはじっと寒さをこらえて春を待つばかり。。。。 ウハウハ【節分の寝言】
・大寒過ぎ。。。早くも梅が咲いていた。I have a「寒」♪I hava a「梅」。。。ウウーン〜I have a「寒梅」♪・・・なんだか熱燗を飲みたくなった ムハムハ【梅の寝言】(1月23日)
・晴れ♪最高気温13度から15度!!♪今日こそ床屋に行こうと張り切って行ってきた。でも、何?この曇天の寒さ。ヘックシュン・・・ウウウ スースー【理容室の寝言】(1月27日)
・太陽の日向に北風のほうが勝った。。。。ジャンパーが強い北風で背中まで落ちた。。。 ムハムハ【天候の寝言】 (2月2日)
・1月1日に正月やって、1月28日は旧正月。そして2月4日の立春は二十四節気の正月のようなもの。今日3日の節分は大みそかのようなもの。。。。 ムニャムニャ【節分の寝言】(2月3日) new!
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2017年 2月 3日(金)「日米成長雇用イニシアチブ」

2017年02月03日 11時06分04秒 | 「政治・経済」
2月10日に安倍総理他閣僚が渡米をして首脳会談を行う。
そのための経済協力原案日米成長雇用イニシアチブ(朝日新聞)を作成した。
アメリカに51兆円の市場を作り出し、70万人の雇用を創出するという。
これまでも外遊では多額のバラマキをしてきたが、対アメリカには桁の違うバラマキを行う。
その投資にはGPIF(年金積立金)を運用するのではないかという疑念もある。
日銀の国債買い取りによりだぶついた金が国内投資あるいは国民生活に直結しない金として存在する。年金積立金は危険性のある投資にまで使われ始めているが、さらにアメリカへの投資に使われる。
一方国内を見れば、年金積立金は高齢化社会に対処するために積み立てられた金であるにもかかわらず、年金支給は0.1%削減されたり、若い人の年金積立金の軽減にもならない。
社会保障は政府による公助から自助へという流れの中で削減されていく。
国内の老朽化したインフラの補修は緊急性を帯びている。特に水道管の破裂名は毎年報道されており、問題化されているが、このインフラ整備を水道の民営化により行うという方向性もささやかれている。公的資金ではなくて水道料金の値上げによるという、ここでも公助ではなくて自助で行う危険性がある。
今回の「日米成長雇用イニシアチブ」とは、国民生活を犠牲にしたアメリカへの投資と言わざるを得ない。
この投資は他の国への投資あるいは援助と同じくひも付きとするならば、国外の投資は日本企業の利益拡大に使われることとなる。企業救済のための金。。。。
しかし救済された企業は国内への還元は行わないと見たほうが良いでしょう。
これが日本側からの提案です。
しかしアメリカ側からの提案もある。最近では日本の金融政策を円安誘導だとして(これは的外れではない)是正を求めるとしている。またアメリカ国内での自動車生産を強要している。
このアメリカからの日本への恫喝をどうかわすかそして、今検討を急いでいる改憲をどうアメリカに認めさせるか、その上に立った日米安保(集団的自衛権)の再確認(当面する問題として政府は急ぐが、尖閣諸島有事)を得ることに日本側は国民生活を犠牲にしながらアメリカに貢ぐことになる。
日米安保は日本を守るための用心棒代だといったごまかしの論調が昔からあるが、この用心棒代を支払うために国民はやせ細っていく。国民生活が内部から崩壊してくことは国の衰退につながる。結果的には日米安保が日本を守るどころか衰退させるではシャレにならない。
軍事行動の範囲は広くなっていくでしょう。ツイッターでは、南スーダン派遣の自衛隊ンが死亡する事態が出たら首相は辞任するというものがあった。しかし首相が辞任しても死亡した自衛隊ンは帰ってこない。同じように衰弱する国民生活はいったん破滅されれば元に戻すには相当の力を必要とする。
今の日本は、これまで蓄えてきたすべてのものを浪費し、国民生活までも、平和までも犠牲にして成り立っている。
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