夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2018年 5月21日(月)「原油高と円安(2)」

2018年05月21日 22時01分35秒 | 「政治・経済」
以下5月10日に書いた原油高と円安の続きのようなものです。
ロイターにアジアでオイルショックも購入コスト1兆ドル超えにという記事があった。
「アジア諸国の石油購入コストが今年は1兆ドルを超えて2015、16年の2倍近くに達し、経済の重圧となりそうだ。」 (引用)
オイルショックと言えば中東の紛争があった1070年代を思い出す。トイレットペーペーの買いだめに走り回りましたなぁ。。。。。
ドル高になれば日本も含めて通貨安が発生する。当然ドル建ての原油は高騰し増します。もちろんこれだけでオイルショックは起きないでしょうが、アメリカのイスラエルの首都をエルサレムに置くとして中東の不安定さをアメリカは作り出そうとしている。紛争が拡大をして原油高になればオイルショックも再び起こらないとは限らない状況です。
中国は原油先物上場 人民元建て(日経)をはじめている。
日本は円安誘導(日銀緩和)からの出口が見えない中ドル高に移行。株価は高騰する条件となるだろうが、国内企業はデフレ圧力から抜け出せず苦しむだろう。値上げをすれば国民生活は悪性の物価高に苦しむ。
日銀緩和とアベノミクスで毒饅頭をたらふく食ってしまっている経済の状態で、すでにアベノミクスの失敗が言われているのですから急激なドル高はアベノミクスの副作用を増幅するでしょう。この中でオイルショックが起きれば大きな経済混乱に陥るでしょう。
アメリカの貿易赤字での中国・日本たたきが言われていますが、中国は上記したように原油先物にも手を打ち始めているし、アメリカとの関係は平等(妥協)の中で解決の道を見出すでしょう。しかし日本は同盟関係という聞こえは良い言葉の中で安心しているが、その同盟関係はアメリカへの追従であることがはっきりしている。
日本の経済・政治の脆弱性があらわになっていくのではないか。
「巨大な国内市場と豊富な資源に恵まれた中国は、いざとなれば自給自足経済を選択できるため、米国側の要求がモノの貿易不均衡是正にとどまらず、次世代IT分野などで「製造強国」を目指す中国国家戦略の根幹を揺るがす場合、米中協議の物別れは依然として起こり得るシナリオだとみる。 」 (ロイター米中対立の着地点と日本たたきの現実味より引用)
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池に浮かぶ月137【5月21日】

2018年05月21日 20時16分46秒 | 「池に浮かぶ月」
日本では昔から何かを議論するというものが苦手のような気がする。
若いころ、何か議論をすると「マジメだなぁ」とか「言いたいことはあるだろうが和が大切だよ」とか茶化したり、「お前は左か?俺は中立だ」とか色付けをしたり。今では「反日」なんていうレッテル張りが流行って相手にレッテルを張ることにより自己正当化することもある。
何も庶民の中の討議下手だけではなくて、今の国会というものは隠蔽あり改ざん有りの何でも有りで多数決。
自分の意見を言うことをはばかるような世の中ですなぁ。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「5月21日という日」

【2017年】ツイッターつぶやきブログ内「5月21日という日」を読み返していたら以下のようなことを書いていた。「いやなことを思い出した。ある会議の中で議論が白熱をしてきたとき......

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