夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2020年 9月28日(水)「医療崩壊」

2020年09月28日 22時24分07秒 | 「思うこと」
今回のコロナ禍により病院の経営が悪化しているようですが、東京女子医大で6年間の学費が1200万円値上げされるようです。名門・東京女子医大の窮状 ボーナス問題に続き大幅学費増
東京女子医大と言えば東京では名門の病院ですが、経営状態は厳しかったらしく、最近では医師や看護師のボーナスゼロが言われたりしています。当然不満も出てきますから400名の看護師などが集団退職するような動きも出ていました。
もともと医大の授業料は高くて低所得過程では無理という常識がありましたが、さらに1200万円も学費が値上げされればなおさら医者になるのは金持ちだけということになっていきます。しかも
「計算すると総額4000万円超なので、私立医大ではトップクラスです。偏差値が下がる可能性は高い。学費と偏差値は反比例する傾向があるからです」(引用)
経営という金の問題だけではなくて医師や看護師という人の問題にもつながっていくようです。
これも一つの医療崩壊ではないでしょうか。
コロナでは多くの要因が赤字になっているようですが、コロナ以前から病院の経営に対しては検査漬け薬漬け批判が出ていました。国民と病院とが密接に結びついて健康を維持し治療していくこと自体はよいことですが、あまりにもこの関係が病院の経営と結びついてしまうとやはり検査漬けや薬漬けという面も出てしまうのかもしれません。これで病院の経営をしていたのですから、コロナで患者が病院に近づかなくなればダメージも大きいでしょう。
また医師や看護師の労働条件の過酷さも言われていましたが、これも人件費を抑えて利益を上げていくという経営に慣れ切った病院の実態だったのかもしれません。それが女子医大のボーナスカットや集団退職といったもので表面化しています。
コロナ対策で医療の崩壊が心配されて感染者数をなるべく減らすために検査が少なくなっています。しかしその反面で病院の経営は厳しくなっていくという矛盾が生じています。それがさらにひどい医療崩壊を産むのかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池に浮かぶ月975【9月28日】

2020年09月28日 18時35分08秒 | 「池に浮かぶ月」
去年は世界的にプラスチックごみの海洋汚染が問題となりました。日本はこのゴミの輸出国らしいです。もちろんリサイクルも行われたり燃やしていますが。
海洋汚染が問題となりゴミの輸出ができなくなりレジ袋の有料化が検討されはじめ今年になって有料化されましたね。
日本はゴミを輸出すれば相手国の責任になるのですから涼しい顔をしていられますがそれができなくなりました。
レジ袋の有料化がゴミ問題解決でどのくらいの効果あるのかは疑問ですが、自己責任としてレジ袋を買うことでの責任とたかが5円程度とはいえゴミも積もれば山となるで出費増となりますね。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

2019年 9月28日(土)「レジ袋」

日本はこれまで年間150万トンのプラスチックごみをリサイクルとして海外に押し付けていたといわれる。マイクロプラスチックの海洋汚染などをきっかけにすでに中国が「輸入」の制限を始めてい......

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする