猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

ゴンザ太郎

2008年03月24日 13時59分01秒 | ゴンザも隣人!?

むかーしむかーし、
あるところに、三歳児とおばさんがおりました。

ある、よく晴れた春の日。

三歳児は夕方から結婚式に行く予定。

おばさんは昼間、畑へ雑草とりに行きました。

 

この日はよく晴れて結婚式にはぴったりのお日和!
畑への途上には、若く可愛い花嫁を連想させるような雪柳のじゅうたんが♪

 

と。

おばさんが畑で作業をしていると、どこからか何かいや~な予感がしてきて.....

おばさんは急ぎ、三歳児の待つ家へと帰ろうとしたのでした。

 

こういう日は、清清しい白が目につきますね♪
可愛いチューリップの白。

 

が、おばさんのいやな予感は当たらず、
意外にも三歳児はお利口にお留守番をしており、
おばさんは『これなら安心して結婚式へと送り出せるだろう』と、
ホッと胸をなでおろしたのでした。

 

こちら、畑のイチゴちゃん。
もうすぐイチゴを巡って、虫&鳥VSゴンザの戦いが始まります。

 

そして。

いよいよお出かけの時間がやってきて、三歳児もそろそろ
結婚式出席のためのお着替えをする時間になりました。

なにしろ、三歳児はこの日のために、おニューのスーツを買ったものですから、
いつもよりさらにテンション高め。

しかし、それでもわりと滞りなく、一人で着替えをすることが出来、
喜んだおばさんは、三歳児の晴れ姿を撮ろうと、しっかりカメラを構えたのでした。

 

さて....と。
....こ、こらっ!ちゃんとまっすぐ立ちなさい!

だ~か~ら~!もうっ、ちゃんと立ち....

なさいっ!
こら~~~~~!!いい加減殴るよっ。

 

が。
やはりこの三歳児が大人しくしているはずもなく、
おばさんは苦労の末、ようやくまともな写真を、たった一枚だけ、
かろうじて撮ることが出来たのでした。

 

その『まともな一枚』とは、照れながら戻ってくるところをパチリの一枚。
照れるぐらいならふざけなきゃいいのに。

 

そして、いよいよ出発のとき。

おばさんは三歳児が忘れ物などしていないか厳重にチェックをし、
『それではいってらしゃい』と、三歳児を送り出そうとして、愕然としたのでした。

 

なぜなら、三歳児の持ったご祝儀袋には、三歳児本人の名前は記されておらず、
かの大スターの名があったからです。

 

こっ...こらああああ~っ!ちゃんと自分の名前を書きなさい~~~!
よりによって『ブラピ』って(爆)
しかしゴンザ、ホントにこれを受付で出したらしい。
一応ウケたそうだが、ああ、皆さんご迷惑かけてすみません。
(一応もう一枚、本名を書いた札もつけました。当たり前だけど)

 

こうして、今日もまた三歳児はおばさんに叱り飛ばされ.....
叱られた三歳児はといえば、いつものように「きゃっきゃっ♪」と、
はしゃぎながら、出かけて行ったのでした。

                                    <おしまい>

 

Tさん、Kちゃん、結婚おめでとう♪


Dの聖地

2008年03月22日 21時46分20秒 | お出かけ

♪ なのは~なばたけ~に い~り~ひうすれ~ ♪
今夜は満月ですねぇ。

 

このほど。

ゴンザの先輩が結婚式を挙げることとなり。

披露宴出席のため、新しいスーツが欲しいというゴンザと共に、
買い物へ行ってきた。

しかし、なにしろ、ここに来てくださる皆様、もうおなじみ。

D-style(要はデブ)なゴンザだから。

袖丈胸囲胴回り。
色んなバランスを考えると、そうそうフツーの店には合うサイズのものがない。

 

そんなD-styleの維持に役立つのは(笑)
こんな美味しいものたち。
こちら『ずんだのモンブラン』

 

なんといっても、ワイシャツなどは、首周りにサイズを合わせると、袖は大余り。
お父さんのシャツをイタズラで着た子供のようになってしまうし(笑)

フツーのスーツを試着すれば、まるで中国の、
『子供服を着てみせるびっくり人間』のようになってしまうときている(爆)

っつーことで、行ってみたのがD-style(要はデブ)専門店『サカゼン』なのだ。

 

こちらは先日お友達になった、ややD-styleなにゃんこ。
お手手が太いねぇ(笑)

 

自分にぴったりな服を選びたいゴンザにとっても、
デブ専と言われる私にとっても(爆)
ここは聖地と呼べる素晴らしい場所。

なにしろコチラ。

試着室が広い、
売り場の通路もサイズがでかくなればでかくなるほど広くなっているという、
D-styleにとっては涙モノの配慮がそこかしこにみられる素敵なお店なのだ♪

 

おお!D-style用にもこんなに可愛いシャツがあるとは!
これは私がひと目惚れしてゴンザに薦めたものだけど、
いいのが見つかってよかったねぇ、ゴンザ♪

 

おまけに、どんなタイプのD-styleにも対応出来るほどの品揃え。

ふと壁なぞ見れば、首や胴周り、胸囲などからはじき出した、
クールかつ、優しい目線からの細かなサイズ表なども貼り出してあり、
ちょいと質問をすれば的確なアドバイスをくれる店員さんもいる。

と、いうことで、おかげでゴンザも自分にぴったりなスーツ、およびシャツ、ネクタイ、
ベルトを見つけることが出来て大満足。

重ねて、ホームページからプリント出来るクーポン券持参のおかげで、
すべて20%OFFにしてもらうことが出来てさらにご満悦♪

 

一年のうち、362日ほどは汗をかいているD-styleにとって、
タオルは必須アイテム。

 

そして、さらに言えば、その場でくじ引きして、1000円の商品券を貰い、
その上タオルも二枚貰った。
(このタオルは、やはり汗っかきなD-styleに配慮してのプレゼントだろうか?爆)

ああ、なんと素晴らしきD-styleの聖地!

だいいち、なによりすごいのは、通常、服を買いに行く際には、
「どうせサイズがないと思うよ」と、少々いじけ気味のゴンザが、
ここではのびのび振舞えるということだ(爆)

なんといっても、この店ではゴンザなど「まだまだ小さいほう」なのだから(笑)

.....と、いうわけで、おニューのスーツデビューを明日に控えた我が家の三歳児。

彼がそれに着替えた際には、
七五三を迎えた息子を撮るかのように、カメラを構えるつもりの私である。

 

「D-styleになど、なんの興味もない」というあなたにはコチラの画像を♪
そういえば関東地方では、いよいよ桜も開花した模様。


erima記者の潜入リポート、激震!列島危険地帯!!黄色い悪魔があなたを襲う!(←バカTV局風)

2008年03月21日 21時02分26秒 | ぶ~すか言ってやる!

この二日間。
荒れに荒れた日本列島。

 

この時期の強風は花たちにも苛酷な試練だったろうな。
このツバキも落ちちゃったかしら?

 

昨日は、お彼岸とあって、我が家でもゴンザ母の墓参のため、
朝から静岡まで出かけてきたが.....。

強風吹き荒れ、雨が叩きつける中。

仕事終わりのゴンザが運転する車は、途中幾度も横風にあおられ.....

車窓から見える山の斜面では、多くの樹木がその枝をしならせ、
中には折れてしまったものもチラホラ。

我々はあらためて自然の猛威に恐怖する。

そして、墓地が近くなれば近くなるほど、押し寄せる次の恐怖。

 

厚い雲に覆われた霊峰富士も、
なにやらこれから始まる私の恐怖を知っているかのように黙り込む。

 

嗚呼!
この時期足を踏み入れるにはあまりに恐ろしい、あの、列島危険地帯!

そう。
強風であればあるほど、破壊力を増す、あの悪魔。

あの悪魔が、そこには待ち受けていたのだ!

 

この道が恐怖への序章

 

.....私は震える。

これから踏みしめる大地の色を思って。

荒れ狂う風が運ぶのは、
自然を操ろうと驕った、あまりに無計画な人間への、神の怒りか!?

諦めのため息をひとつつき、私は車外へと足を踏み出す。

そして、無数の悪魔の視線に縛られ、その場にただ立ち尽くす。

 

「う、うぎゃああああ~~~っ!!これっ、これっ、全部花粉~~!?」

 

遠くでは、墓地の管理者と見られる男性が、まるでゴーストバスターズよろしく、
太いホースのついた機械を背負い.....

無限に降り積もる恐怖の大王を、気休め程度に吹き飛ばす、
虚しい作業を続けていた。

 

無力な人間をあざ笑うかのように聳える、悪魔たちの母。
ああ、あなたたちには罪はないけど。
正直、斧を持って暴れたい(泣)

 

.....が。

一時間後。

案の定、私の口の中や喉は、みるみるうちに赤く腫れあがり、
猛烈なその痒みは、正気を失わせるに充分な苦悶を与えたのであった。

思わず人生初の都々逸をうなるほどに(笑)

 

「erima泣かすに こぶしはいらぬ
         杉が一枝あればよい あ~こりゃこりゃ♪」

 

ええ、ええ。それでも食うものは食いますとも。
こちら東名高速海老名SA(のぼり)のたこ焼き。
いや~、相変わらず美味いっ。

こちら塩ねぎマヨたこ。
でもね、おにいちゃん。
注文したのはフツーのねぎマヨたこ焼きだったんだよ。
まあ、美味かったからいいけどね(笑)                 


心には残らない。

2008年03月19日 17時11分27秒 | ルーツ

.....ありゃ!?
もうソラマメの花が咲きました。

 

「心に残る別れはあるか?」と、ゴンザに尋ねられたので.....。

「心に残るというよりは、『とてもスッキリした~』という別れはある」と答える。

あれは私がまだ20代の頃だったが。

1年半、共に暮らした相手の元から黙って姿を消した『別れ』。

 

相変わらず本文と写真になんの関連もないblogですが(笑)
先日の河川敷火災の跡には、早くも緑の葉が萌え、
黒焦げの地面は虫が見つけやすいのか、
種々の鳥がしきりに表面をついばんでいます。

 

二人の終わりはもう、彼が調子に乗り出してから、決定的だったのだけど、
私は情とか、色んなものからぐずぐずと答えを出せずにおり。

彼もまた、同じような感情と未練。
『このまま適当にうまくいけば』という、欲張りな心で、
私を引き止めていた。

しかしあるとき。

私は突然心を決め。

その決心は心に秘めたままで、
仕事から帰った彼と何食わぬ顔で会話を交わし、
Tシャツのほころびさえつくろってあげ、
どこかへいそいそと出かけてゆく彼を「いってらっしゃい♪」と笑顔で送り出し。

すぐに荷造りを始めたのだった。

 

こちらは畑への途上で見つけたスモーキーなピンク。
曇り空によく映える色。

 

そして、直後。
私は弟へ電話をかけ、「荷物を運んでくれないか」と、
「なるべくすみやかに、ひそかにコトを済ませたいのだ」と伝え。

弟はほどなくしてやってきた。

私はといえば、昨日まであんなに苦しんでいたのがウソのように、
すっきりした心もちで、てきぱきと自分の荷物をまとめては運び。

結局、すべては1時間ほどで片が付いたのだった。

 

オホホ♪
こちら、またもや若いオトコからのホワイトデイのプレゼント。
いやあ、悪いねぇ、気を遣わせて。
おばちゃん、そんなに怖いかい?(爆)

 

その夜。

彼が何時に部屋へ戻ったのか。

私が残した短い手紙をどんな顔で読んだのか。

いきなりもぬけのからとなった部屋を見て、どんな風に驚いたのか。

それは知らないけれど.....

答えを出さない彼のずるさに、私は答えを出しだけだ。

感謝されこそすれ、恨まれる覚えはない。

 

こちら、連日UPしている『プロローグ』の『練乳フランス』。
モチモチした生地を噛むごとに、練乳が「じゅわ~」っとしみ出て美味しい!

 

.....と。

そんな話をしたら。

ゴンザさん。

「俺も昔、黙って彼女に消えられたコトがある」と。

....あ。
そうでしたか(笑)

女は一度決心すると早いからねぇ。

 

どうも。
ワタシもいちお、おんニャです♪
ふ~ん.....人間っていろいろめんどうなんだねぇ。

こちら、いただきものの杏仁豆腐は『目黒五十番』のもの。
K君、いつもありがとう♪


三歩すすんで二歩しゃがむ。

2008年03月18日 08時00分40秒 | 

この冬は冷え込みがきつく、『しっかりした冬』が存在したせいか、
春の訪れも劇的であるような気がする。

 

小さく可憐な花をつけたナズナ。

 

植物たちは例年以上にその力を爆発させ、芽や葉は急激に伸び、
みるみるうちに固い蕾が花ひらく。

 

葉も美しいヒメオドリコソウ。

 

2~3日前に通った道は、まるで違う道のように色彩にあふれ、
静かだったはずの空気が、生き生きと呼吸を弾ませる。

こぼれるように咲く色。

降るように咲く色。

 

いつの間にこんな、こぼれるように咲いたのか!?
『ミモザ』はフサアカシアなど、アカシア属花卉の俗称。

 

春は点々と道しるべを作り、やがて繋がってゆく。

おかげで、畑へ向かう私の足も、あちらへこちらへ止まりがち。

自転車のペダルを2~3回漕いでは、あれ?と目を留め。

また2~3度漕いでは、あら♪とカメラを取り出す。

 

サクラソウは江戸時代より育種が進み、
数百に及ぶ品種が作られた古典園芸植物。

 

春が近くなれば近くなるほど、畑への道は遠くなり.....(笑)

いつもなら30分の距離を、1時間もかけて進むありさま。

 

畑では、水菜に蕾がつきました。

 

『しかし、それがどーした。

 寄り道こそが人生ぞ。』

ああ、私って非生産的な女だわぁ。

 

こちらはまたまた『プロローグ』のパン。
ジャーマンポテト。
しっかりたっぷり具が入ってておいしい!

甘いものも欠かせません(笑)