6日の偕楽園さんの発表では3000本中33%の梅の木に花が咲いているそうです。開花の遅い西梅林でも酈懸梅などが咲き始めました。酈懸梅は花びらの退化した珍しい蕊咲きの花です。西梅林には6~7本あると思います。

完全に開花した酈懸梅は南崖の東端、東門から南崖の階段を1本降りたところで見られます。

このほか酈懸梅を見られるのは、見晴亭から藤棚へむかう小道で咲き始めて目の前で見られます。

酈懸梅の大木は橡門下の常磐線線路近くに傾いています。これも咲き始めていますが、遠くて気づきにくいです。

西梅林の古木 無類絞りも咲き始めました。


3月19日追記 この古木については、花に絞りがみられない。玉垣らしいとのご指摘をいただきました。
西梅林ではこのほか、筑紫紅、淋子梅、一重緋梅、水心鏡、藤牡丹枝垂、月宮殿、月影、虎の尾、巻立山、大盃など数々の名花が咲いています。間もなく江南所無、玉光枝垂、座論、黒田、雛の都なども咲こうとしています。
好文亭前の烈公梅が咲き始めました。

東梅林の紅難波です。

藤棚近く東門通りの春日野が咲き始めました。紅白咲き分けたりの変化を楽しめます。

南崖の月宮殿は紅花も咲きます。本来紅花が混じるものですが、本園ではほとんど白花ばかりです

南崖の鬼桂花は変わった雌しべです。3本くらいに分かれています。

南崖の関の守がとってもきれいです。東門トイレ前も数輪さいています。

7日に東京から85歳のお婆さんと孫をお連れしたご家族がおりました。手押し車で吐玉泉の下におりました。急坂を見て躊躇しておられたが、一応車椅子は二人で押せば行けると案内されていたので登り始めました。コンクリート舗装を上り切るとかなりお疲れかと思いきやまだまだ笑顔です。
しかし、杉森のなかで、ここからどちらへ行けばよいかわかりません。左表門へは段差があります。段差のない右へ行こうとすると砂利で手押し車がめり込んで歩きにくいです。それでもせっかくここまで来たのだからと竹林脇の段差のある道を表門トイレまでゆきました。さすがにお疲れの様子でしたが気丈にも笑顔でした。お詫びにと見晴亭から借りた車椅子で西梅林をご案内しましたが、御成門まで来ましたら、やはりお疲れが出た様子で、早々に引き返してお帰りになられました。
以前には二人なら車椅子を押し上げられると挑戦した女性が上り切れずに引き換えし南門へ向かいましたが、こちらからは行けないとわかり途方に暮れて、お帰りになったことがありました。
あるときは少しくらいの段差を越えられる車椅子のお客様が南門から南崖の洞窟まで行きました。その先の偕楽園駅方向へは施錠された扉にさえぎられて万事休すしたことがありました。
車椅子でお越しのお客様がもっと本園に入りやすい案内と園路整備の必要性を強く痛感した日となりました。
特に桜山駐車場からのお客様にも気軽にお楽しみいただけたらと。
現状で車椅子ご利用のお客様に比較的負担の少ない本園ご入場経路としては、
①常磐神社駐車場から、南崖橋上側のたもと経由、または東湖神社経由東門へ。この場合は途中砂利道なのと車椅子用通路の案内が必用です。
②千波湖畔黄門様近くの駐車場から偕楽橋を上り南崖橋経由東門へ。
③偕楽園駅の駐車場から南崖橋経由東門へ。②と③の場合は南崖橋付近の登りがきついです。
④御成門からと、⑤表門からご入場いただく。④と⑤の場合は、車椅子ご利用者には比較的負担が少ないが、運転手さんは最寄りの駐車場がないので、西の谷や偕楽園駅に駐車してから園内で落ち合うという不便さがあります。
斉昭公は好文亭にお年寄りをお招きしたということです。お年寄りにも喜んで来ていただけてこそ偕楽園ではないかと思いました。
車椅子でも気楽にお楽しみいただけるのは、むしろ桜山駐車場近くの田鶴鳴梅林や猩々梅林ではないかと思います。その田鶴鳴梅林で咲き始めた花を紹介します。
田鶴鳴梅林の内裏です。田鶴鳴橋下のトンネル近くです。

内裏の隣りの翁です。枝に斑があり、薄黄緑色です。また葉に斑があり新葉の時がきれいです。

近くに鈴鹿の関があります。底紅のかわいい花です。

田鶴鳴梅林のトイレの後ろ側の見驚です。ビックリする大きな花、雌しべが2本、3本のも見つかるかもしれません。

隣りの養老のやさしいピンクの花です。

さらに進むと紅冬至があります。咲くとほとんど白花のようです。

鹿児島紅の真っ赤な花です。

八重黄金もあります。

この他水心鏡、青龍枝垂れ、筑紫紅なども咲いています。
田鶴鳴梅林は雑踏もなく静かにゆっくりと観梅を楽しむことができます。

完全に開花した酈懸梅は南崖の東端、東門から南崖の階段を1本降りたところで見られます。

このほか酈懸梅を見られるのは、見晴亭から藤棚へむかう小道で咲き始めて目の前で見られます。

酈懸梅の大木は橡門下の常磐線線路近くに傾いています。これも咲き始めていますが、遠くて気づきにくいです。

西梅林の古木 無類絞りも咲き始めました。


3月19日追記 この古木については、花に絞りがみられない。玉垣らしいとのご指摘をいただきました。
西梅林ではこのほか、筑紫紅、淋子梅、一重緋梅、水心鏡、藤牡丹枝垂、月宮殿、月影、虎の尾、巻立山、大盃など数々の名花が咲いています。間もなく江南所無、玉光枝垂、座論、黒田、雛の都なども咲こうとしています。
好文亭前の烈公梅が咲き始めました。

東梅林の紅難波です。

藤棚近く東門通りの春日野が咲き始めました。紅白咲き分けたりの変化を楽しめます。

南崖の月宮殿は紅花も咲きます。本来紅花が混じるものですが、本園ではほとんど白花ばかりです

南崖の鬼桂花は変わった雌しべです。3本くらいに分かれています。

南崖の関の守がとってもきれいです。東門トイレ前も数輪さいています。

7日に東京から85歳のお婆さんと孫をお連れしたご家族がおりました。手押し車で吐玉泉の下におりました。急坂を見て躊躇しておられたが、一応車椅子は二人で押せば行けると案内されていたので登り始めました。コンクリート舗装を上り切るとかなりお疲れかと思いきやまだまだ笑顔です。
しかし、杉森のなかで、ここからどちらへ行けばよいかわかりません。左表門へは段差があります。段差のない右へ行こうとすると砂利で手押し車がめり込んで歩きにくいです。それでもせっかくここまで来たのだからと竹林脇の段差のある道を表門トイレまでゆきました。さすがにお疲れの様子でしたが気丈にも笑顔でした。お詫びにと見晴亭から借りた車椅子で西梅林をご案内しましたが、御成門まで来ましたら、やはりお疲れが出た様子で、早々に引き返してお帰りになられました。
以前には二人なら車椅子を押し上げられると挑戦した女性が上り切れずに引き換えし南門へ向かいましたが、こちらからは行けないとわかり途方に暮れて、お帰りになったことがありました。
あるときは少しくらいの段差を越えられる車椅子のお客様が南門から南崖の洞窟まで行きました。その先の偕楽園駅方向へは施錠された扉にさえぎられて万事休すしたことがありました。
車椅子でお越しのお客様がもっと本園に入りやすい案内と園路整備の必要性を強く痛感した日となりました。
特に桜山駐車場からのお客様にも気軽にお楽しみいただけたらと。
現状で車椅子ご利用のお客様に比較的負担の少ない本園ご入場経路としては、
①常磐神社駐車場から、南崖橋上側のたもと経由、または東湖神社経由東門へ。この場合は途中砂利道なのと車椅子用通路の案内が必用です。
②千波湖畔黄門様近くの駐車場から偕楽橋を上り南崖橋経由東門へ。
③偕楽園駅の駐車場から南崖橋経由東門へ。②と③の場合は南崖橋付近の登りがきついです。
④御成門からと、⑤表門からご入場いただく。④と⑤の場合は、車椅子ご利用者には比較的負担が少ないが、運転手さんは最寄りの駐車場がないので、西の谷や偕楽園駅に駐車してから園内で落ち合うという不便さがあります。
斉昭公は好文亭にお年寄りをお招きしたということです。お年寄りにも喜んで来ていただけてこそ偕楽園ではないかと思いました。
車椅子でも気楽にお楽しみいただけるのは、むしろ桜山駐車場近くの田鶴鳴梅林や猩々梅林ではないかと思います。その田鶴鳴梅林で咲き始めた花を紹介します。
田鶴鳴梅林の内裏です。田鶴鳴橋下のトンネル近くです。

内裏の隣りの翁です。枝に斑があり、薄黄緑色です。また葉に斑があり新葉の時がきれいです。

近くに鈴鹿の関があります。底紅のかわいい花です。

田鶴鳴梅林のトイレの後ろ側の見驚です。ビックリする大きな花、雌しべが2本、3本のも見つかるかもしれません。

隣りの養老のやさしいピンクの花です。

さらに進むと紅冬至があります。咲くとほとんど白花のようです。

鹿児島紅の真っ赤な花です。

八重黄金もあります。

この他水心鏡、青龍枝垂れ、筑紫紅なども咲いています。
田鶴鳴梅林は雑踏もなく静かにゆっくりと観梅を楽しむことができます。