庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

梅まっさかりの弘道館と偕楽園

2015年03月14日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
早咲きと中咲きの真っ盛りの弘道館と偕楽園。まずは弘道館の咲き始めた内裏です。

藤牡丹枝垂です。

水戸徳川家から寄贈された烈公梅と正庁です。

茶青と白壁です。

鹿児島紅と売店の黒い板壁。

臥竜梅。





座論です。弘道館の座論は雌しべが1本。2本は見たことがありません。
偕楽園の座論は2本や3本のものが多く、1個の花で立派な実が3個なるものがあります。
また品字梅も雌しべが3本のものがあり、花座論というと聞いたことがあります。
雌しべが1本の弘道館の座論は、神武天皇ゆかりの宮崎の天然記念物の「湯の宮座論梅」に花がにているように思います。
黄門様の誕生梅、座論梅はもしかしたら、弘道館の座論梅のほうかもしれません。

花の中心が真っ赤な鈴鹿の関。

弘道館の最後は山茱萸の古木です。


偕楽園東門では思いのままが咲き始めました。
白花の中に赤花を多く咲かせる枝があります。

南崖への階段のところに真っ白な名花。名前はわかりません。叡山白か?

3月19日追記 この梅の木については、月宮殿らしいとのご指摘をいただきました。赤花の混じる枝があります。




南崖の酈懸梅が満開です。手前の茶色っぽい花です。白く見えるのは冬至梅、紅いのは八重寒紅です。



南崖に塒出の鷹があります。塒出の鷹は一重のはずが八重咲きです。

以前アップした裏紅の南崖の名花が満開です。

南崖の古木。皮だけになってらせん状になっています。

南崖の月宮殿。月宮殿には赤花が混じるものですが、本園内の月宮殿はほとんどが白花のみです。この南崖(好文亭の下)の月宮殿は赤花が咲いています。

吐玉泉下の池塘の唐梅は池の水表に映る姿がきれいです。

偕楽園にしかない梅の木、八重黄金が咲いています。好文亭内の石灯籠の隣りです。
好文亭と石灯籠は、地方自治記念硬貨のデザインになっています。石灯籠の近くの梅はこの八重黄金のみなので、記念硬貨の梅はこの八重黄金の可能性があります。超望遠でぶれています。

偕楽園インフォーメーションセンター前の白滝枝垂が満開です。

学問に励めば梅が咲き、怠ると花が咲かない。という中国の故事があり、梅は好文木とも言われます。
黄門様は戒めとして書斎の窓際に梅を植えられた由。
窓越しに見る梅花はまたおもむきがあります。インフォーメーションセンター内部から見える白滝枝垂れです。


明日14日と明後日15日はお休みします。
コメント (4)
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