庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

まもなく50年になるローマンヒアシンス

2019年03月08日 | 庭の花たち

庭にはまもなく50年のお付き合いになる草木がふたつあります。ひとつはこのローマンヒアシンスと思われるヒアシンスです。もう一つは斑入りのマサキです。

その昔、日立市で最初に入居したアパートの軒下に芽を出してきたのがこのヒアシンスでした。先にここに住んでおられた方が植えられたものらしい。斑入りのマサキは菜園の垣になっていたものを挿し木したものです。

以来このふたつは引っ越しても必ず連れてきて、まもなく50年になろうというものです。
今ヒアシンスは庭の3か所にあります。

今年はいつもより元気に花を咲かせてくれたように思います。
このヒアシンスはこれまで寒さには敏感だったように思っていました。ということは今冬は寒さによるダメージが少なかったのでしょうか。今年は寒かったのに何故?
それは最低気温がマイナス5度以下になるような極端に寒い朝が少なかったことかと思います。このため地中の球根の傷みが少なかったようです。それでも人の体感では寒い冬と思いました。それは日中の気温が上がりにくい日が多かったためのようです。
ヒアシンスにとっては日中の気温が上がらないことよりも、朝方の気温が極端に下がらないことのほうが重要なことなのでしょう。


このヒアシンスは園芸店で売られているような花数の多い豪華なヒアシンスではないので、もしかして品種が違うのではと調べたところ、どうやらローマンヒアシンスらしいことがわかってきました。
 園芸店でよく見るダッチ系ヒアシンスは自然に分球して球根が増えることはほとんどないが、ローマン系ヒヤシンスは自然に増える。ダッチ系ヒヤシンスよりも耐寒性が弱いが、冬場は十分に寒さに当てないとヒヤシンスは花が咲かないので、寒冷地では敷き藁をするなどの寒さ対策が必要。などとネットで説明されているので、ローマン系ではないかと思った次第です。




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偕楽園で世田谷区の「土と農の交流園 樹木コース」の皆様との交流会 梅の見本園と秋篠宮殿下記念樹の紅冬至・紅千鳥 内裏など

2019年03月08日 | 水戸の梅

田鶴鳴梅林の内裏

3月7日は世田谷区の「土と農の交流園 樹木コース」の皆様が偕楽園に来てくださいました。
昨シーズンに樹木コースの皆様の中で羽根木公園の梅に深く興味を持たれた方たちと出会いまして、交流を重ねてきました。そして今日3月7日には、交流の一環として偕楽園に来ていただきました。なんと樹木コースの講師の樹木医新井孝次朗先生もきてくださり、偕楽園の梅以外の樹木についてお話を聞くこともできました。

 見学コースは表門から好文亭。本園の東西梅林と苗木畑を見ていただき、さらに吐玉泉から猩々梅林、窈窕梅林、さらには梅の見本園から四季の原、田鶴鳴梅林までと偕楽園公園のほぼ全域に足を運んでいただきました。

四季の原の秋篠宮殿下ご来臨記念の紅冬至と紅千鳥

秋篠宮妃殿下記念の紅千鳥

秋篠宮殿下記念の紅冬至


田鶴鳴梅林の内裏をご覧になる「土と農の交流園 樹木コース」の皆様


偕楽園で今最もきれいに咲いている田鶴鳴梅林の内裏に見入る「土と農の交流園 樹木コース」の皆様です。

田鶴鳴梅林の内裏はちょうど見頃です。

内裏は蕾が開き始めたときに、花弁の裏側・外側が見えますが、これが紅色をしています。裏紅といいます。
開花した時に表側・内側から見ると、花弁は白色かわずかにピンク色で、裏側の紅がほんのりと透けて見える様子が何ともいえぬ美しさです。





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