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庭の豊後が咲きました。この豊後は娘が地元の病院へ転勤になったので、市から転入記念に頂いたものです。
市は転入記念のほか、出生、古希にと記念樹を配布しています。
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庭の豊後
豊後はアンズ性の梅で、萼の色が赤く、花弁は薄いピンクがあるものの、純白と言ってもよいほどで、萼の赤と花弁の白の対比がとても美しい花です。
また開花すると萼が花弁から離れて、反り返ります。これはアンズに見られる特徴で、豊後はアンズの性質を強く持っているためです。
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偕楽園の泰平
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入日の海
偕楽園でも豊後によく似た泰平や入日の海が咲きました。
これら遅咲きの梅が咲き始めると、いよいよ梅祭も佳境に入り、終盤に差し掛かります。
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黒田
偕楽園で黒田の一番花は吐玉泉下です。今年も手の届くところで美しい花を咲かせました。
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黒田は花弁数が多い八重咲です。今まさに開かんとする蕾はバラの蕾のようです。黒田を楽しむのはやはりこの花弁の多さに着目して蕾が多くあるこの時期に鑑賞するのが最高です。
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南門近くでは江南所無が咲き始めています。
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江南所無の蕾は真っ赤です。どんなにか赤い花が咲くのかと思いきや、開花すると花の中は赤色がかなり白っぽくなって、この赤とピンクの混じった色合いが本当にきれいです。さすがは六名木に選ばれた梅です。
江南に比べるものがないほどきれいな梅の花ですと、北に住む人に贈ったのが名前になったようです。
江南所無は日本にはかなり古くからあったようです。
傳史跡難波の梅という碑が難波熊野神社にあるそうです。仁徳天皇が皇子のころ なにわ津に香り高い梅があって、江南所無は梅の名であるというような内容が書いてあるそうです。(ネットによる)
偕楽園ではこれから白牡丹、滄溟の月、海運など見ごたえのある花が咲きます。そしてまだ梅林にデビュウしていませんが超遅咲きの碑前紅の花が咲くのを楽しみにしています。
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碑前紅 2017年4月6日撮影
この碑前紅が来シーズンは梅の見本園で見られることを期待しています。