庭の椿イースターモーンが3月11日に開花しました。
1966年にカルフォルニア州サクラメント市のMr.carleton C.Wrightが作出し、1971年にmargarete Hertorichi賞を受賞した大輪で薄桃色の花弁と黄色の葯がある大変美しい花です。
イースターモーンとは復活祭の朝という意味のようです。
2014年から庭に植えたイースターモーンの開花日の記録見ると、イースターが遅い年にはそれなりに遅く開花し、イースターが早い年はそれなりに早く咲いていました。名前の通りこの椿は開花日をイースターに合わせようと努力しているのかと思うほどでした。ところが今年はイースターが4月21日と遅いのに、これまでで最も早い開花になってしまいました。どうしたの?と聞いても返事が返ってくることは有りません。
開花した花は葉っぱの陰に隠れるようにしていました。イースターの日にちを間違えて開花してしまったので恥ずかしくて物陰に隠れているようです。そのためにか、私が開花に気づいたのは翌日の12日になってしまいました。
イースターの日にちの決め方は、
「春分後の最初の満月の次の日曜日」です。年ごとにほぼ1カ月の間で変動します。
それで最も早いイースターは3月22日、最も遅いイースターは4月25日となるそうです。
今年の満月は3月21日で、春分と重なります。この時はそれぞれの時刻を比較するのでしょうか。どうするかはわかりませんが、とにかく3月21日より後の満月4月19日の次の日曜日4月21日がイースターです。
もし、満月が1日遅いか、春分が1日早かったとしたなら、今年のイースターは3月24日になるところだったのです。これは庭にイースターモーンが花を咲かせるようになってから最も早いイースターとなるところでした。もしかしてイースターモーンは春分か満月日を勘違いして最も早く開花してしまったので、顔を隠していたのでしょうか。
もしそうだったら、開花日をイースターに合わせるはずだと勝手な邪推をしたことを申し訳なく思います。
期待された時期に咲こうとして、まだ寒いうちに蕾から花弁を出したために、花弁が傷んだ蕾もあります。
これからはイースターモーン自身の咲きたい時に咲いて、最も美しい花を堂々と咲かせ続けてもらいたいと思います。